経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 · MD&A
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況当連結会計年度におけるわが国経済は、緩やかな回復基調で推移してきたものの、長期化する米中の貿易摩擦のリスクに加え、年度末には新型コロナウイルス感染症の世界的流行により国内外の経済活動に多大な影響を及ぼし、景気の先行きは厳しい状況となっております。物流業界におきましても、受注競争の激化や顧客ニーズの多様化、労働力確保の問題に加えて、米中の貿易摩擦からなる輸出貨物の減少、新型コロナウイルス感染症の影響による輸入貨物の停滞など、経営環境は一層厳しい状態となっております。このような状況下にあって当社グループは、国内におきまして新たに港湾運送事業会社の株式を取得したことや、鹿児島県志布志市に飼料用倉庫、岡山県倉敷市に定温倉庫の増設を行いました。また、海外におきましてもカンボジアの港湾公社の株式を追加取得するなど、国内外に積極的な投資を行ってまいりました。この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ43億49百万円増加し、4,000億57百万円となりました。当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ11億95百万円減少し、623億12百万円となりました。当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ55億44百万円増加し、3,377億44百万円となりました。 b.経営成績当連結会計年度の経営成績は、営業収益2,788億15百万円(前年同期比1.4%増)、営業利益246億79百万円(同5.8%増)、経常利益264億7百万円(同4.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益183億78百万円(同0.1%減)となりました。 セグメント別の経営成績は次のとおりであります。国内物流事業は、営業収益2,290億34百万円(同1.2%増)、セグメント利益218億43百万円(同5.0%増)となりました。国際物流事業は、営業収益354億85百万円(同3.8%増)、セグメント利益13億56百万円(同10.4%増)となりました。その他の事業は、営業収益284億90百万円(同1.7%減)、セグメント利益14億76百万円(同13.9%増)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況当連結会計年度における連結キャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが純収入となり、投資活動によるキャッシュ・フロー及び財務活動によるキャッシュ・フローがそれぞれ純支出となりました結果、現金及び現金同等物の期末残高は前連結会計年度末に比べて、201億55百万円減少の321億37百万円となりました。「営業活動によるキャッシュ・フロー」は税金等調整前当期純利益265億70百万円、減価償却費130億46百万円、法人税等の支払額78億44百万円などにより、337億1百万円の純収入となりました。なお、当連結会計年度における純収入額は、前連結会計年度(304億56百万円の純収入)に比べて、売上債権が減少したことなどにより、32億45百万円の増加となりました。「投資活動によるキャッシュ・フロー」は関係会社株式の取得による支出358億57百万円、固定資産の取得による支出148億47百万円、定期預金の純減額97億円などにより、444億90百万円の純支出となりました。なお、当連結会計年度における純支出額は、前連結会計年度(209億58百万円の純支出)に比べて、関係会社株式の取得による支出が増加したことなどにより、235億32百万円の増加となりました。「財務活動によるキャッシュ・フロー」は配当金の支払額54億64百万円、自己株式の取得による支出38億49百万円により、93億42百万円の純支出となりました。なお、当連結会計年度における純支出額は、前連結会計年度(92億3百万円の純支出)に比べて、配当金の支払額が増加したことなどにより、1億39百万円の増加となりました。 ③生産、受注及び販売の実績セグメント別営業収益は次のとおりであります。なお、当社グループは物流サービスの提供が主要な事業のため、生産及び受注の状況は記載を省略しております。 a.セグメント別営業収益セグメントの名称当連結会計年度(自 2019年4月1日至 2020年3月31日)前年同期比(%)国内物流事業(百万円)229,0341.2国際物流事業(百万円)35,4853.8報告セグメント計(百万円)264,5201.6その他(百万円)28,490△1.7合計(百万円)293,0101.2(注)1.金額はセグメント間の取引消去前の数値によっております。2.営業収益総額に対する割合が100分の10以上の相手先はありません。3.記載金額単位未満の端数は切り捨てて表示しております。4.上記金額には、消費税等は含まれておりません。 b.セグメント別取扱トン数セグメントの名称当連結会計年度(自 2019年4月1日至 2020年3月31日)前年同期比(%)国内物流事業(千トン)252,026△3.5国際物流事業(千トン)4,5238.8報告セグメント計(千トン)256,550△3.3その他 重量建設機工(千トン)8,0723.3合計(千トン)264,622△3.1(注)1.記載トン数単位未満の端数は切り捨てて表示しております。2.その他の重量建設機工事業の取扱トン数は、重量貨物運搬の取扱トン数であります。なお、その他の重