経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 · MD&A
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績およびキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要ならびに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営成績の状況当連結会計年度のわが国経済は、前半は緩やかな回復基調で推移しましたが、下期に入り弱さがみられ、年度末にかけては新型コロナウイルス感染症の感染拡大により厳しい状況となりました。このような環境の中、当社グループにおいては、倉庫入出庫の取扱いは堅調に推移しましたが、陸上運送の取扱いは減少し、輸出入貨物、プロジェクト貨物、輸出車両の海上輸送、港湾作業の取扱いも減少しました。以上の結果、当連結会計年度の売上高は、貨物取扱いの減少により、477億2百万円(前期比18億4千9百万円の減収、3.7%減)となりました。売上原価は、貨物取扱いの減少に伴い作業費が減少したことに加え業務の効率化を図ったことにより、438億7千2百万円(前期比21億5千8百万円の減少、4.7%減)となり、売上総利益は38億3千万円(前期比3億8百万円の増益、8.8%増)となりました。一般管理費は、19億2千9百万円と前期比6千2百万円増加し、営業利益は19億円(前期比2億4千6百万円の増益、14.9%増)となりました。経常利益は、19億5千1百万円(前期比2億9百万円の増益、12.0%増)となりました。売上高経常利益率は4.1%となり、前期と比較して0.6%向上しております。また、税金等調整前当期純利益は19億4千1百万円(前期比2億6百万円の増益、11.9%増)となりました。法人税、住民税及び事業税および法人税等調整額を控除した親会社株主に帰属する当期純利益は14億2千万円(前期比2億7百万円の増益、17.1%増)となり、1株当たり当期純利益は、217円57銭となりました。 当社グループのセグメント別概況は、次のとおりであります。 国内物流事業国内物流事業におきましては、倉庫業は、化学品等の保管が増加したことや、入出庫の取扱いが増加したことにより、売上高は67億6千4百万円(前期比5.4%増)、流通加工業の売上高は63億6千7百万円(前期比2.6%増)、陸上運送業は、一般貨物輸送の取扱いおよび配送取扱件数が減少し、売上高は160億2千6百万円(前期比6.6%減)となりました。以上の結果、国内物流事業の売上高は299億9千5百万円(前期比5億9千5百万円の減収、1.9%減)となりましたが、業務の効率化を図ったこと等により、営業利益は27億7千7百万円(前期比6億2千7百万円の増益、29.2%増)となりました。 国際物流事業国際物流事業におきましては、国際運送取扱業は、海運貨物、プロジェクト貨物、輸出車両の海上輸送の取扱いが減少し、売上高は156億7千万円(前期比5.0%減)、港湾作業は、船内・沿岸荷役とも取扱いが減少し、売上高は22億6百万円(前期比9.0%減)、航空運送取扱業は、輸出入貨物の取扱いが減少し、売上高は7億9千3百万円(前期比24.5%減)となりました。以上の結果、国際物流事業の売上高は186億7千万円(前期比12億9千7百万円の減収、6.5%減)、営業利益は6億4千9百万円(前期比3億2千万円の減益、33.0%減)となりました。 (2)生産、受注及び販売の状況① セグメント別売上高当連結会計年度におけるセグメント別売上高は次のとおりであります。セグメントの名称業務の種類売上高金額(百万円)前年同期比(%)国内物流事業倉庫業6,764105.4流通加工業6,367102.6陸上運送業16,02693.4その他836104.8計29,99598.1国際物流事業国際運送取扱業15,67095.0航空運送取扱業79375.5港湾作業2,20691.0計18,67093.5セグメント間の内部売上高△962-合計47,70296.3 (注) 1 主な相手先別の売上高および当該売上高の総売上高に対する割合相手先前連結会計年度当連結会計年度売上高(百万円)割合(%)売上高(百万円)割合(%)日本生活協同組合連合会8,60017.47,32415.4 2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 ② セグメント別取扱高当連結会計年度におけるセグメント別取扱高は次のとおりであります。セグメントの名称業務の種類取扱高等前年同期比(%)国内物流事業倉庫保管保管残高(数量・月平均)132千トン98.6貨物回転率(数量・月間平均)69.9%101.9倉庫荷役入庫高1,112千トン100.1出庫高1,121千トン101.6流通加工業流通加工取扱個数53,631千個99.9陸上運送業陸上運送高1,889千トン96.3配送取扱件数9,589千件78.4国際物流事業国際運送取扱業国際運送取扱高1,845千トン82.4航空運送取扱業航空運送取扱高2,962トン70.0港湾作業港湾作業取扱高3,196千トン85.7 (注) 貨物回転率は貨物荷動きの状況を示すものであり、下記の算式によって算定しております。貨物回転率(%)=(入庫高+出庫高)×1/2×100月末平均保管残高×12ヶ月 (3) 財政状態の状況当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末と比較して3億8千2百万円増加し415億3千8百万円となりました。これは固定資産が、有形固定資産の減価償却の進捗、及び株式相場の低下による投資有価証券の時価の下落等により9億4千6百万円減少