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経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 · MD&A
2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1) 経営成績及び財政状態の状況当第1四半期連結累計期間のわが国経済は、輸出を中心に弱さが続いているものの、雇用情勢が着実に改善し、個人消費が持ち直すなど、景気は緩やかに回復しました。こうした経済情勢にあって、当社グループを取り巻く事業環境は、倉庫及び港湾運送等物流業界においては、貨物量が緩やかに増加しているものの競争の激化や人手不足等を背景としたコストの増加により引き続き厳しい状況のうちに推移し、他方不動産業界においては、賃貸オフィスビルの需給改善により一部に賃料の上昇がみられるなど比較的堅調に推移しました。このような状況の下、当社グループは、積極的な営業活動を推進し、物流事業では、医薬品等の配送センター業務の拡大、海外拠点の拡充等に努め、不動産事業では、テナントの確保及び賃料水準の維持・向上に努めました。他方、コスト管理の徹底と業務の効率化を一層推し進め、業績の確保に努めました。この結果、営業収益は、物流事業で、港湾運送事業において貨物取扱量の減少に伴い収入が減少したものの、倉庫、陸上運送及び国際運送取扱の各事業において貨物取扱量の増加に伴い収入が増加したほか、不動産事業で、不動産賃貸事業においてテナントの異動等により収入が減少したものの、マンション販売事業における販売物件の増加等により収入が増加したため、全体として前年同期比29億5千1百万円(5.4%)増の578億8千3百万円となりました。他方営業原価は、物流事業で、貨物取扱量の増加や施設の増強に伴い作業運送委託費、人件費、減価償却費等が増加したほか、不動産事業で、マンション販売物件の増加に伴い不動産販売原価等が増加したため、全体として前年同期比33億1千万円(6.8%)増の519億8千2百万円となり、販売費及び一般管理費は、前年同期並みの26億3千4百万円となりました。このため、営業利益は、物流及び不動産の両事業で減益となり、全体として前年同期比3億4千7百万円(9.6%)減の32億6千6百万円となったものの、経常利益は、持分法による投資利益の増加や為替差損益の改善により、同4億4百万円(8.7%)増の50億4千6百万円となりました。また親会社株主に帰属する四半期純利益は、事業用地の再開発に伴う固定資産処分損の増加の一方、法人税等の負担減少もあり、前年同期比1億8千6百万円(6.6%)増の30億1千9百万円となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 ① 倉庫・港湾運送等の物流事業倉庫・陸上運送の両事業は、食品、医薬品、自動車部品等の取扱増加により、営業収益は倉庫事業で前年同期比2.8%増の137億5千6百万円、陸上運送事業で同1.0%増の128億8千7百万円となりました。他方港湾運送事業は、コンテナ貨物の取扱減少等により、営業収益は前年同期比1.5%減の61億5千9百万円となりましたが、国際運送取扱事業は、輸出入貨物の取扱増加等により、営業収益は同0.8%増の130億9千8百万円となりました。この結果、物流事業全体の営業収益は、前年同期比8億9千6百万円(1.9%)増の478億3千4百万円となりました。また営業費用は、貨物取扱量の増加や施設の増強に伴い作業運送委託費、人件費、減価償却費等が増加したため、前年同期比10億4千2百万円(2.3%)増の458億3千4百万円となりました。このためセグメント利益(営業利益)は、前年同期比1億4千6百万円(6.8%)減の19億9千9百万円となりました。 ② 不動産事業主力の不動産賃貸事業は、テナントの異動等により、営業収益は前年同期比2.9%減の71億6千2百万円となりました。その他の営業収益は、マンション販売事業における販売物件の増加等により、前年同期比205.5%増の33億5千7百万円となりました。この結果、不動産事業全体の営業収益は、前年同期比20億4千1百万円(24.1%)増の105億1千9百万円となりました。また営業費用は、マンション販売物件の増加に伴い不動産販売原価等が増加したほか、賃貸施設に係る修繕費の増加もあり、前年同期比22億5千5百万円(40.2%)増の78億6千5百万円となりました。このためセグメント利益(営業利益)は、前年同期比2億1千4百万円(7.5%)減の26億5千3百万円となりました。 セグメントごとの主要業務の営業収益セグメント営業収益(百万円)前年同期比増減前第1四半期連結累計期間当第1四半期連結累計期間金額(百万円)(%)倉庫・港湾運送等の物流事業 (倉庫事業)13,37813,7563782.8(陸上運送事業)12,75712,8871291.0(港湾運送事業)6,2536,159△93△1.5(国際運送取扱事業)12,99313,0981050.8(その他)1,5551,93137624.2計46,93847,8348961.9不動産事業 (不動産賃貸事業)7,3797,162△217△2.9(その他)1,0983,3572,258205.5計8,47810,5192,04124.1セグメント間取引消去△485△47014-合計54,93157,8832,9515.4 (注) 上記金額には、消費税等は含まない。 当第1四半期連結会計期間の総資産は、設備投資、営業未払金や未払法人税等の支払、自己株式の取得等に伴い「現金及び預金」が減少したほか、保有株式の時価低下に伴い「投資有価証券」が減少したため、前期末比145億4千2百万円減の4,680億3千2百万円となりました。他方当第1四半期連結会計期間の負債合計は、「営業未払金」や「未払法人税等」等が支払に伴い減少したほか、保有株式の時価