経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 · MD&A
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。①経営成績の状況当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善などを背景に引き続き緩やかな回復基調が続いておりました。しかしながら、米中の貿易摩擦やイギリスのEU離脱などによる海外経済の動向、さらには新型コロナウイルスの発生・拡大による経済への影響など、依然として不安定な状況が続いております。当社グループの属する不動産業界におきましては、事業用地取得競争の激化や建築価格の上昇など、懸念材料も多く、厳しい経営環境が続いていたものの、当社グループが手掛けている太陽光発電所の流動化プロジェクト等の再生可能エネルギー関連投資事業につきましては、低金利や政府による経済政策を背景に、良好な資金調達環境を活用したエネルギーファンド等の組成が活発であり、大きなビジネスチャンスとなっておりました。しかしながら、新型コロナウイルスの発生・拡大による経済への影響が不透明であり、先行きが不安定な状況となっております。このような環境下において、当社グループは「豊かで快適な暮らしの創造」を企業理念とし、経営基盤の強化を図るとともに、更なる企業価値の向上を目指し、最大限の努力を継続してまいりました。これらの結果、当連結会計年度の売上高は2,878百万円(前期比28.2%増)、営業利益は1,532百万円(前期比98.6%増)、経常利益は1,480百万円(前期比141.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,319百万円(前期比212.8%増)となりました。 各事業セグメントごとの経営成績につきましては、以下の通りであります。なお、前連結会計年度において「その他」として表示しておりました事業につきまして量的な重要性が増したため、当連結会計年度において「リノベーション」事業として記載する方法に変更しております。そのため、以下の前期比較については、前連結会計年度の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。 (不動産投資事業)不動産投資事業につきましては、共同事業形式等による事業用不動産の引渡しや共同事業の精算等を行った結果、売上高は1,067百万円(前期比20.7%増)、営業利益は902百万円(前期比229.7%増)となりました。(再生可能エネルギー関連投資事業)再生可能エネルギー関連投資事業につきましては、共同事業先と手掛けております太陽光発電所等の流動化プロジェクトの売上等を計上した結果、売上高は1,131百万円(前期比2.4%減)、営業利益は989百万円(前期比0.7%増)となりました。(リノベーション事業)リノベーション事業における中古住宅等の引渡しを行った結果、売上高は679百万円(前期比236.6%増)、営業利益は10百万円(前期は、21百万円の営業損失)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動の結果得られた資金は、799百万円(前期は、1,472百万円の支出)となりました。これは主に親会社株主に帰属する当期純利益の増加による営業活動による資金の回収額が、新規案件への投資額を上回ったことによるものであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動の結果支出した資金は、642百万円(前期は、537百万円の収入)となりました。新規事業開拓にかかる短期貸付金の増加によるものであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動の結果支出した資金は、191百万円(前期は、775百万円の収入)となりました。これは主にリノベーション事業における短期借入金等の弁済が新規の借入額を上回ったことによるものであります。 (参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移 2016年2月期2017年2月期2018年2月期2019年2月期2020年2月期自己資本比率(%)28.249.856.883.782.9時価ベースの自己資本比率(%)378.4262.6193.5159.0129.3キャッシュ・フロー対有利子負債比率(倍)----0.6インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)----168.3(注)1. 各指標の算出は以下の算式を使用しております。自己資本比率:自己資本/総資産時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フローインタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い2. 各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。3. 株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。4. 営業キャッシュ・フローは連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を計上しているすべての負債を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。5. 2019年2月期までのキャッシュ・フロー対有利子負債比率及びインタレスト・カバレッジ・レシオにつきましては、営業キャッシュ・フローがマイナスのため記載しておりません。 ③生産、受注及び販売の実績当連結会計年度の売上実績をセグメントに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称当連結会計年度(自 2019年3月1日至 20