経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 · MD&A
2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。(1) 財政状態及び経営成績の状況当第2四半期連結累計期間における日本経済は、個人消費は雇用・所得環境の改善を背景に緩やかに増加し、企業収益も良好な水準を維持するなど、各種財政・金融政策等を背景に、景気は緩やかに回復しました。一方で国内株式は海外経済の不確実性の高まり等により一時下落し、国内長期金利は日本銀行の長短金利操作の継続等により、低水準で推移しました。今後は、個人消費は雇用・所得環境の改善が続くなかで緩やかな回復が続くことが期待され、また設備投資や輸出の増加により生産の緩やかな増加が続くことが期待されること等から、景気の緩やかな回復が続くものと考えられます。一方で海外経済の動向に関する不確実性や地政学的リスクが、景気の下押しリスクとなっています。このような事業環境にあって、当第2四半期連結累計期間の業績は次のとおりとなりました。 (連結経営成績)当第2四半期連結累計期間の経常収益は、保険料等収入8,752億円(前年同期比2.4%増)、資産運用収益1,792億円(同16.0%減)、その他経常収益343億円(同6.3%増)等を合計した結果、前第2四半期連結累計期間に比べ113億円減少し、1兆889億円(同1.0%減)となりました。一方、経常費用は、保険金等支払金5,853億円(同1.4%増)、責任準備金等繰入額2,257億円(同11.0%減)、資産運用費用699億円(同36.2%増)、事業費1,072億円(同6.3%増)、その他経常費用330億円(同3.1%増)を合計した結果、前第2四半期連結累計期間に比べ61億円増加し、1兆212億円(同0.6%増)となりました。経常収益から経常費用を差し引いた経常利益は、前第2四半期連結累計期間に比べ175億円減少し、677億円(同20.6%減)となりました。特別損失は、主に価格変動準備金繰入額38億円(同49.7%減)により、44億円(同48.1%減)となりました。経常利益に特別利益、特別損失、契約者配当準備金繰入額、法人税等合計等を加減した親会社株主に帰属する中間純利益は、前第2四半期連結累計期間に比べ92億円減少し、362億円(同20.4%減)となりました。 (連結財政状態)当第2四半期連結会計期間末の総資産は16兆1,174億円(前連結会計年度末比2.0%増)となりました。主な資産構成は、公社債を中心とする有価証券12兆692億円(同2.8%増)、貸付金1兆6,687億円(同0.1%減)、金銭の信託8,499億円(同11.0%増)、現金及び預貯金7,683億円(同6.8%減)であります。負債合計は14兆8,857億円(同1.7%増)となりました。その大部分を占める保険契約準備金は14兆814億円(同1.6%増)となっております。純資産合計は1兆2,316億円(同6.2%増)となりました。純資産の部中、その他有価証券評価差額金は3,892億円(同18.7%増)となっております。なお、連結ソルベンシー・マージン比率は1,099.1%(前連結会計年度末は1,093.1%)となりました。また、連結実質純資産額(時価ベースの実質的な資産から資本性のない実質的な負債を差引いた額)3兆980億円(前連結会計年度末は2兆8,963億円)となりました。 (連結キャッシュ・フローの状況)当社の営業活動によるキャッシュ・フローは、保険料等収入によるキャッシュイン、保険金等支払によるキャッシュアウトが大半を占めております。 当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、前第2四半期連結累計期間の3,060億円の収入から3,112億円の収入(52億円の収入増)となりました。これは主に、保険料等収入が増加したことによります。なお、保険料等収入は、前第2四半期連結累計期間から207億円増加し、8,752億円となりました。当社の投資活動によるキャッシュ・フローは、収入保険料の運用に係るキャッシュ・フローが中心です。主な資産運用に関するキャッシュ・フローは有価証券の取得・売却等、資金の貸付・返済等です。当第2四半期連結累計期間の投資活動によるキャッシュ・フローは、前第2四半期連結累計期間の4,075億円の支出から3,441億円の支出(634億円の支出減)となりました。これは主に、円高進行により為替予約の実現益が増加したことによります。当第2四半期連結累計期間の財務活動によるキャッシュ・フローは、前第2四半期連結累計期間の305億円の支出から259億円の支出(45億円の支出減)となりました。支出は主に、自己株式の取得による支出130億円、配当金の支払による支出135億円であります。なお、前第2四半期連結累計期間からの支出の減少は、主に自己株式の取得による支出が減少したことによります。以上の結果、現金及び現金同等物の当第2四半期連結会計期間末残高は、期首から595億円減少し、7,945億円となりました。 セグメント別の業績は、次のとおりであります。①経営成績太陽生命保険株式会社当第2四半期累計期間の経常収益は、保険料等収入3,245億円(前年同期比14.2%減)、資産運用収益930億円(同8.9%減)、その他経常収益47億円(同14.0%増)を合計した結果、前年同期に比べ620億円減少し、4,223億円(同12.8%減)となりました。一方、経常費用は、保険金等支払金2,768億円(同0.9%増)、責任準備金等繰入額423億円(同56.7%減)、資産運用費用299億円(同37.7%増)、事業費379億円(同1.4%減)、その他