経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 · MD&A
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当行グループ(当行及び連結子会社)の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国の経済は、設備投資は緩やかな増加傾向にあり、雇用・所得環境の改善を背景に個人消費は持ち直すなど、全体としても緩やかな回復傾向にあったものの、足下では新型コロナウイルス感染症の拡大により、個人消費は弱い動きとなっているほか、生産や輸出、企業収益は大幅に下押しされる状況となりました。当行の主要営業基盤である高知県の経済は、公共投資は増加しており、雇用・所得環境の改善も継続し、全体では緩やかに回復していましたが、年度末にかけて新型コロナウイルス感染症の影響から、弱めの動きとなりました。 このような情勢のもと、当連結会計年度における経営成績は、次のとおりとなりました。 譲渡性預金を含めた預金等は、公金預金、一般法人預金等が増加したことから、前連結会計年度末比243億円増加(2.56%増加)して、当連結会計年度末残高は9,739億円となりました。一方、貸出金も、建設業、運輸業・郵便業、不動産業・物品賃貸業、各種サービス業、製造業等が増加したことから、前連結会計年度末比162億円増加(2.34%増加)して、当連結会計年度末残高は7,120億円となりました。また、有価証券は、社債等は増加しましたが、国債、地方債等が減少したことから、前連結会計年度末比45億円減少(1.49%減少)して、当連結会計年度末残高は2,998億円となりました。 この結果、連結ベースにおける総資産は、前連結会計年度末比272億円増加(2.48%増加)して、当連結会計年度末残高は1兆1,233億円、負債は前連結会計年度末比310億円増加(3.03%増加)して、当連結会計年度末残高は1兆535億円、純資産は前連結会計年度末比38億円減少(5.21%減少)して、当連結会計年度末残高は698億円となりました。 損益面では、連結経常収益は、貸出金利息の減少等により、前連結会計年度比2億円減少して229億85百万円となりました。一方、連結経常費用は新型コロナウイルス感染症拡大の影響等により、年度末にかけて市場環境が急変したことなどから、有価証券の減損処理を6億98百万円計上しましたが、与信関連費用の減少等により、前連結会計年度比9億16百万円減少して203億65百万円となりました。この結果、連結経常利益は、前連結会計年度比7億15百万円増加して26億19百万円となりました。 特別損益、法人税等及び非支配株主に帰属する当期純利益を加減後の親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度比3億89百万円増加して13億54百万円となりました。 なお、セグメント情報における業績については、銀行業務での経常収益は前連結会計年度比1億57百万円増加して174億72百万円、経常費用は前連結会計年度比4億26百万円減少して151億41百万円、セグメント利益は前連結会計年度比5億84百万円増加して23億31百万円、セグメント資産は前連結会計年度比273億84百万円増加して1兆1,123億32百万円、セグメント負債は前連結会計年度比313億85百万円増加して1兆472億56百万円となりました。 リース業務での経常収益は前連結会計年度比3億90百万円減少して52億22百万円、経常費用は前連結会計年度比4億70百万円減少して49億79百万円、セグメント利益は前連結会計年度比79百万円増加して2億42百万円、セグメント資産は前連結会計年度比1億28百万円増加して122億76百万円、セグメント負債は前連結会計年度比39百万円減少して83億円となりました。 クレジットカード業務での経常収益は前連結会計年度比30百万円増加して4億2百万円、経常費用は前連結会計年度比20百万円減少して3億58百万円、セグメント利益は前連結会計年度比50百万円増加して44百万円、セグメント資産は前連結会計年度比48百万円減少して27億80百万円、セグメント負債は前連結会計年度比43百万円減少して16億98百万円となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末比147億14百万円増加して、期末残高は805億21百万円となりました。(営業活動によるキャッシュ・フロー) 譲渡性預金を含めた預金等の増加等により181億94百万円となりました。(前連結会計年度比 385億9百万円増加)(投資活動によるキャッシュ・フロー) 有価証券の取得等により△30億32百万円となりました。(前連結会計年度比 133億23百万円減少)(財務活動によるキャッシュ・フロー) 配当金の支払等により△4億47百万円となりました。(前連結会計年度比 5百万円減少) ③ 国内・国際業務部門別収支 当連結会計年度における資金運用収支は、前連結会計年度比54百万円増加して135億68百万円となりました。これは国内業務部門で同10百万円増加して126億35百万円、国際業務部門で同43百万円増加して9億33百万円となったことによるものであります。 役務取引等収支は、前連結会計年度比2億66百万円増加して5億12百万円となりました。これは国内業務部門で同2億67百万円増加して5億2百万円となったこと等によるものであります。 その他業務収支は、前連結会計年度比4億35百万円減少して1億98百万円となりました。これは国内業務部門で同4億63百万円減少して5億12百万円、国際業務部門で同28百