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3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績に関する分析当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、政府の経済対策や日銀による金融政策などを背景に企業収益が堅調に推移し、雇用や所得環境の改善が続くなど、緩やかな回復基調が続きました。衣料品業界におきましては、円安株高で富裕層の高額消費やインバウンドが好調に推移し、気温上昇で夏物の動きが一部本格化するなど大都市圏では下げ止まりの傾向が見られたものの、衣料品に関する消費者の節約志向は依然として根強く、厳しい状況が続きました。こうした中、当社グループは「第3次中期経営計画」に掲げた各施策に引き続き取り組みました。卸売り事業主力のレッグウェア事業は、前期から引き続き原価削減による利益率向上に努めると共に、百貨店販路では、実需連動型の卸売りを徹底しながら店頭売上を伸ばす各施策に注力し、量販店販路では、大手GMSとの取組み深耕による売上拡大に努めました。また「ソリューション型ビジネスモデル」としては、足元全般に関するQ&Aや情報を発信するサイトを開設し、消費者と双方向でコミュニケーションするサービスを開始すると共に、新たな販路での顧客開拓を目指し、雑貨流通向けの専門展示会“ヘルス&ビューティーグッズEXPO”に出展しました。通信販売事業につきましては、インターネット販売で中国の有力ECサイトに新たに出店し、越境EC強化を図りました。これらの結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は7,891百万円(前年同期比1.0%増)、営業利益につきましては、為替による原価差額の影響等から173百万円(前年同期比28.7%減)となりましたが、経常利益につきましては237百万円(前年同期比214.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は185百万円(前年同期比296.4%増)と増益となりました。 セグメント別の業績概要は以下の通りです。 (卸売り事業)卸売り事業の主体であるレッグウェア事業では、百貨店販路は、婦人靴下の店頭販売は苦戦を強いられたものの、紳士靴下・肌着販売は概ね前年並みに推移したことに加え、適地適品政策に基づいた仕入原価削減を引き続き推し進めるとともに、店頭販売と連動した商品投入の徹底により店頭在庫効率が改善して返品が大幅に削減されたことで、増収増益となりました。量販店販路は、大手量販チェーンのプライベートブランド獲得と新規OEM受託が順調に進み、前期に引き続き原価削減に取り組んだ結果、売上総利益率が改善し、増収増益となりました。その他卸売り事業では、株式会社NAPが、取扱い店舗の縮小と店頭販売不振により減収とはなりましたが、生産拠点をASEAN等にシフトするなど仕入原価と経費の削減に取り組んだ結果、利益につきましては前年並みの実績となりました。これらの結果、当第2四半期連結累計期間での卸売り事業の売上高は6,496百万円(前年同期比2.1%増)となりましたが、営業利益につきましては、為替による原価差額の影響から184百万円(前年同期比6.4%減)となりました。 (通信販売事業)通信販売事業につきましては、株式会社ナイガイ・イムが、不振ブランドのスクラップにより主力のテレビ通販の番組本数が前年より減ったことで減収とはなりましたが、新規セール番組の獲得と過年度在庫販売に注力した結果、在庫を大幅に削減しました。インターネット販売を展開するセンティーレワン株式会社は、アマゾンでの販売が前年割れになるなど苦戦し、減益となりました。これらの結果、当第2四半期連結累計期間の通信販売事業の売上高は1,395百万円(前年同期比3.9%減)、営業損失は12百万円(前年同期比58百万円の減益)となりました。 (2)財政状態に関する分析 当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に対して541百万円減少し、13,338百万円となりました。流動資産では、現金及び預金が133百万円増加し、受取手形及び売掛金が425百万円、商品及び製品が110百万円減少しました。固定資産では、投資有価証券が時価の下落により65百万円減少しました。 負債は、前連結会計年度末に対して657百万円減少し、4,392百万円となりました。電子記録債務が89百万円、返品調整引当金が212百万円、借入金が短期、長期合わせて164百万円減少しました。 純資産につきましては、親会社株主に帰属する四半期純利益185百万円とその他有価証券評価差額金の減少51百万円等により、前連結会計年度末に対して116百万円増加し、8,945百万円となりました。 この結果、自己資本比率は前連結会計年度末に比べ3.4ポイント増加し、66.9%となりました。 (3)キャッシュ・フローの状況に関する分析 当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、営業活動で368百万円の獲得、投資活動で57百万円の使用、財務活動で165百万円の使用となり、為替換算差額等を加えた合計で133百万円増加し、当第2四半期連結会計期間末残高は3,339百万円となりました。 営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益が239百万円となり、売上債権の減少419百万円等の増加項目が、仕入債務の減少111百万円等の減少項目を上回ったため、368百万円の獲得(前年同期は305百万円の獲得)となりました。 投資活動によるキャッシュ・フローは、固定資産の取得52百万円等により、57百万円の使用(前年同期は45百万円の使用)となりました。 財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の純減100百万円と、長期借入金の返済による支出65百万円により、165百万円の使用(前年同期は134百万円の獲得)となりました。 (4)事業上及び