Filings/7956/INTERIM

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経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 · MD&A

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営成績の状況 当第1四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く経営環境は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大により、世界的な経済活動の落ち込みが見られました。2月以降、日本国内でも大規模なイベントの中止や小売店の営業時間短縮・臨時休業、それに伴う消費者の外出自粛などで消費への影響が出始め、さらに訪日外国人旅行者数が大幅に減少した事で、インバウンド需要の急速な減速も見られました。 このような状況の中、当社グループは2020年2月に「第7次中期経営計画(2020年12月期~2022年12月期)」を発表し、3つの基本戦略(ブランド戦略、基幹商品戦略、地域戦略)を策定いたしました。本中期経営計画では、この基本戦略を軸として、事業の成長はもちろん、私たちの存在意義である「赤ちゃんをいつも真に見つめ続け、この世界をもっと赤ちゃんにやさしい場所にする」を実現させるため、各施策の実行に取り組んでまいります。 当第1四半期連結累計期間における経営成績は以下のとおりです。 売上高は、228億36百万円(前年同期比10.3%減)となりました。利益につきましては、売上の減少や販管費率の上昇等もあり、営業利益は34億3百万円(前年同期比24.4%減)となり、経常利益は38億64百万円(前年同期比13.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は28億69百万円(前年同期比8.6%減)となりました。 なお、当第1四半期連結累計期間の海外連結子会社等の財務諸表項目(収益及び費用)の主な為替換算レートは次のとおりです。・米ドル:108.97円(110.21円)・中国元: 15.61円( 16.32円)注:( )内は前年同期の為替換算レート 従来、当社グループの報告セグメントは、「国内ベビー・ママ事業」、「子育て支援事業」、「ヘルスケア・介護事業」、「中国事業」、「シンガポール事業」及び「ランシノ事業」の6区分でしたが、2019年12月16日付の組織改正に伴い、当第1四半期連結会計期間より、「国内ベビー・ママ事業」、「子育て支援事業」、「ヘルスケア・介護事業」及び「その他」の区分に含まれていた国内子会社による当社グループ外への製造販売事業を「日本事業」として集約し、計4区分となっております。 各区分における概況は以下のとおりです。 なお、以下の前年同期比較については、前年同期の数値を変更後の算定方法に基づき算定した数値を用いて比較しております。① 日本事業 当事業は、「国内ベビー・ママ」、「子育て支援」、「ヘルスケア・介護」等で構成されております。当事業の全体の売上高は114億56百万円(前年同期比9.7%減)、セグメント利益は8億89百万円(同37.4%減)となりました。 ベビー・ママ向け用品では、特にインバウンド需要の大きい商品群の売上が前期実績を下回っております。一方で、新型コロナウィルス感染症の拡大による衛生意識の高まりもあり、ベビー・ママ向け用品と、ヘルスケア・介護用品の一部では、売上が前年同期を上回っております。 子育て支援では、当第1四半期連結累計期間において事業所内保育施設1箇所を新規受託しており、合計75箇所にてサービスを展開しております。今後もサービス内容の質的向上を図りながら、事業を展開してまいります。 利益につきましては、売上高減による売上総利益の減少や、プロダクトミックスによる総利益率の悪化などにより前年同期を下回っております。 ② 中国事業 当事業の売上高は71億48百万円(前年同期比10.5%減)、セグメント利益は24億7百万円(同16.5%減)となりました。 当事業は、新型コロナウイルス感染症の拡大により、1月後半から大きな影響を受けております。一時的に相当数にのぼる中小型小売店が閉鎖され、政府による省をまたぐ物流の停止や、医療品・生活必需品の物流を最優先とする対応がとられ、主要都市における物流機能が平時とは全く異なる状況になりました。その結果、現地代理店及び小売店への当社商品の配送に遅れが生じたことなどにより、売上高は前年同期を下回りましたが、3月に入り物流機能はほぼ回復しております。また、当社が活動を強化してきたEコマースチャネルでは、順調に売上を伸ばしております。 利益につきましては、売上高減による売上総利益の減少や、プロダクトミックスによる売上総利益率の悪化、Eコマース売上増に伴う費用の増加などにより前年同期を下回っております。③ シンガポール事業 当事業の売上高は33億33百万円(前年同期比12.3%減)、セグメント利益は6億69百万円(同19.1%減)となりました。 当事業が管轄するASEAN地域及びインドでは、新型コロナウイルス感染症の拡大による外出自粛や小売店の営業時間短縮・臨時休業、企業活動の停滞などの影響により、売上高は前年同期を下回っております。 利益につきましては、売上高減による売上総利益の減少や、プロダクトミックスによる売上総利益率の悪化により前年同期を下回っております。④ ランシノ事業 当事業の売上高は30億40百万円(前年同期比7.3%減)、セグメント利益は3億99百万円(同16.5%減)となりました。 北米では、Eコマースチャネルでの売上が好調のほか、DME(Durable Medical Equipment、耐久性医療機器)や病産院チャネルでのさく乳器の売上も伸長しております。一方、市場競争が一層厳しくなっている消耗品群においては、売上は前年同期を下回っております。 (2)財政