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経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 · MD&A
2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。 (1)経営成績に関する説明 当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、輸出の弱含みや製造業を中心に弱さが増した状態が続き、米中の通商問題を巡る動向などの不安定な状況にある中、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行をきっかけに急激に悪化しました。 このような環境の中、当社グループは新型コロナウイルス感染症の日本国内での流行初期より緊急事態宣言の発令を見据えた対策を迅速に実施し、「IPディベロッパー」戦略のもと、IPを軸としたイベントや音楽ライブを無観客で開催しオンラインで配信するなど、オンラインを中心としたビジネスを展開してまいりました。 その結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高25,224,257千円(前年同四半期比7.2%増)、営業利益2,214,663千円(前年同四半期比11.4%減)、経常利益2,205,477千円(前年同四半期比12.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益1,230,646千円(前年同四半期比15.1%減)となりました。 各セグメントの経営成績は次のとおりであります。なお、セグメント売上高につきましては、外部顧客への売上高を記載しております。 また、第1四半期連結会計期間より報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。 1.デジタルIP事業 当第3四半期連結累計期間におけるデジタルIP事業のうち、TCG(トレーディングカードゲーム)部門は、コロナ禍により全体的に受注が減少する中、自社他社を問わず様々な有力IPを取り入れて展開するプラットフォーム型TCG「ヴァイスシュヴァルツ」が好調を維持しました。低年齢層向けTCG「バディファイト」(自社IP)は引き続き軟調に推移する一方、オリジナルのIPを中心として他の自社他社IPも取り入れながら展開するハイブリッド型の新しいTCG「Reバース for you」を3月に発売開始いたしました。 MOG(モバイルオンラインゲーム)部門においては、2月に「ロストディケイド」(他社IP・自社配信)、3月に「クレヨンしんちゃん ちょ~嵐を呼ぶ 炎のカスカベランナー!! Z」(他社IP・自社配信)、4月に「ヴァンガードZERO」(自社IP・自社配信)の英語版をリリースいたしました。また、「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」(自社IP・他社配信)は3月に3周年のキャンペーンを軸としたメディアミックスを展開して、「バンドリ!」プロジェクト第4のリアルバンド「Morfonica」の初公開とゲームへの実装も行い、トップラインは堅調に推移しました。しかしながら、一部タイトルの運営管理費が増加いたしました。 MD(マーチャンダイジング)部門においては、新型コロナウイルス感染症の中国での流行に伴い、中国で生産を行う商品の製造・納品への影響が懸念されましたが、限定的な影響に留まりました。しかしながら、リアルイベントの中止が相次ぎ、販売機会の逸失が発生いたしました。一方、ECショップを通じた、当社音楽部門にて開催を予定していた音楽ライブに関するグッズの販売が、売上を下支えいたしました。 メディア部門においては1月より放送のTVアニメ「BanG Dream! 3rd Season」及び4月より放送のTVアニメ「アルゴナビス from BanG Dream!」に係る償却費が増加いたしました。 これらの結果、売上高18,241,660千円(前年同四半期比5.9%増)、セグメント利益1,368,017千円(前年同四半期比5.0%減)となりました。 2.ライブIP事業 当第3四半期連結累計期間におけるライブIP事業のうち、音楽部門は新規IPである「D4DJ」(自社IP)では無観客ライブ「ロストディケイド & D4DJ Groovy Mix Presents ONLINE LIVE」を開催し、初のアルバム「Direct Drive!」を発売いたしました。また、「バンドリ!」(自社IP)では「BanG Dream! 3rd Season」と「アルゴナビス from BanG Dream!」の2つのTVアニメを中心としたメディアミックスを展開し、4月にはNHK-FMにて「今日は一日“バンドリ!”三昧」が放送され関連ハッシュタグがTwitterの世界トレンド1位を獲得する等、継続的に大きな話題を提供することができました。また、2月には「バンドリ!」の音楽ライブ「Rausch」と「Craziness」を開催し、2日間で31,055人を動員いたしましたが、3月以降はオフラインでの音楽ライブやイベントを延期・中止したため、チケット売上が減少いたしました。 スポーツ部門においては、新日本プロレスは2月までは「THE NEW BEGINNING in SAPPORO ~雪の札幌2連戦~」、「THE NEW BEGINNING in OSAKA」などビッグマッチをはじめ興行を実施したものの、新型コロナウイルス感染症の影響で3月以降の興行を中止したため興行売上が減少いたしました。このような情勢の中、「新日本プロレスTogetherプロジェクト」と銘打ち、選手、スタッフが「今できること」を形にしたプロモーションを展開し、動画配信サービス「新日本プロレスワールド」で多数の動画を制作・配信するなど、プロレスというコンテンツの情報発信を継続いたしました。 これらの結果、売上高6,982,527千円(前年同四半期比10.9%増)