経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 · MD&A
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という)の状況の概要は以下のとおりであります。 当事業年度における我が国経済は、雇用・所得環境の改善等により緩やかな回復が続いたものの、海外情勢の不安定化、大型台風・豪雨といった自然災害の他、2019年10月に実施された消費増税、2020年1月以降の新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に伴い、依然として先行き不透明な状況が続きました。外食産業におきましては、お客様の選定眼が一層厳しくなる環境の中、小売店等との垣根を越えた競合による競争が更に激しくなっていくに加え、労働需給の逼迫や物流経費の上昇等により非常に厳しい経営環境となりました。このような経営環境において、当社は『真心第一でお客様にご来店いただこう』を年度スローガンに制定した上、『既存店の収益力向上と新業態の開発育成』及び『FC事業の強化』に注力してまいりました。『既存店の収益力強化と新業態の開発育成』においては、お見送り等の接客力向上を目的とした研修や会議を継続的に実施すると共に、既存店の収益力底上げ施策及び新業態の開発育成を目的として、主に前期に業態開発した「ハッケン酒場」「餃子食堂マルケン」「焼そばセンター」の多店舗展開や新業態の育成に努めてまいりました。その結果、「ハッケン酒場」への業態変更3店舗、「餃子食堂マルケン」への業態変更3店舗、「焼そばセンター」への業態変更2店舗等、合計20店舗の業態変更及び改装を実施し、加えて、「ハッケン酒場」5店舗、「焼そばセンター」1店舗、「餃子食堂マルケン」1店舗等、合計8店舗の新規出店を実施いたしました。『FC事業の強化』においては、SV(スーパーバイザー)勉強会等を通じたFC加盟店への経営指導力強化は勿論のこと、直営店舗を通じて業態力を育成している「ハッケン酒場」「餃子食堂マルケン」への業態変更やコンセプト・リニューアルの促進に努めてまいりました。その結果、FC加盟店においても新規出店5店舗、「八剣伝」から「ハッケン酒場」へのコンセプト・リニューアル改装5店舗、その他業態変更2店舗につなげることができました。この様な取組みを行ってまいりましたが、当事業年度における経営成績は、売上高は83億62百万円(前年同期比2.6%減)、営業損失は1億12百万円(前年同期は営業利益72百万円)、経常損失は89百万円(前年同期は経常利益1億15百万円)、当期純損失は3億61百万円(前年同期は当期純利益52百万円)となりました。 (2)財政状態及び経営成績の状況 ① 経営成績当事業年度における売上高は83億62百万円、営業損失は1億12百万円、当期純損失は3億61百万円となりました。なお、当社は、飲食事業の単一セグメントであるため、事業部門別の売上高の内訳を記載しております。 事業部門金額(千円)構成比(%)料飲部門 酔虎伝995,02211.9 八剣伝2,470,19229.5 居心伝1,061,60412.7 その他業態1,289,34815.4 料飲部門小計5,816,16869.6FC部門 ロイヤリティ等528,6486.3 FC部門小計528,6486.3商品部門 食材等販売1,486,39917.8 酒類等販売305,6023.7 商品部門小計1,792,00121.4その他部門225,2492.7 合計8,362,067100.0 (売上高)外食産業におきましては、物流経費の上昇や、天候不順等の影響も重なり、厳しい環境が続いております。そのような状況におきまして、新規出店及び業態変更を行い店舗網の拡大拡充に努めましたが、出店計画未達やFC加盟店の店舗数減少等の影響を受けた結果、当事業年度の売上高は、前年同期比2.6%減の83億62百万円となりました。(営業損失)営業損失は、原価管理及び経費削減に努めてまいりましたが、新規出店費や減価償却費の増加が影響し、1億12百万円の営業損失(前年同期は営業利益72百万円)となりました。(当期純損失)当期純損失は、特別利益として受取補償金を含む96百万円を計上する一方、特別損失として店舗収益低下等による減損損失を含む3億34百万円を計上したことにより、3億61百万円の当期純損失(前年同期は当期純利益52百万円)となりました。 ② 生産、受注及び販売の実績当社は、飲食事業の単一セグメントであるため、生産、受注及び販売の状況につきましては、事業部門区分ごとに記載しております。 (イ) 生産実績当社は、生産を行っていないため、生産実績にかえて料飲部門の収容実績を記載しております。料飲部門の業態別収容実績 業態別店舗数客席数(千席)前年同期比(%)来店客数(千人)前年同期比(%)酔虎伝16698△13.7387△10.8八剣伝701,331△1.4987+1.7居心伝25554△15.2472△12.3その他業態35722+47.8561+30.7合計1463,306+0.122,408+1.5 (注) 1 客席数は、各月末現在の各店舗客席数×営業日数として算出しております。 2 店舗数には業態変更等を除く閉店8店舗(八剣伝2店舗、居心伝3店舗、その他業態3店舗)が含まれております。 (ロ) 仕入実績当事業年度の仕入実績は次のとおりであります。事業部門別の仕入実績 事業部門金額(千円)前年同期比(%)料飲部門 酔虎伝255,656△14.7 八剣伝725,203△1.4 居心伝280,272△12.2 その他業態364,472+26.9 料飲部門小計1,625,603△1.0FC部門 ロイヤリティ等49,