経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 · MD&A
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】経営成績等の状況の概要(1)財政状態及び経営成績の状況当連結会計年度(2019年3月1日~2020年2月29日)におけるわが国の経済は、雇用環境や企業収益の改善を背景に、緩やかな景気回復基調でしたが、消費税増税後の実質GDPは前年比マイナスとなりました。また、世界経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行も加わり、景気の先行きは不透明な状況が継続しております。小売業界におきましては、競合他社の出店や価格競争が一層激化しているとともに、困窮する労働力の確保に加え人件費関連コストの増加、また、企業の統合・業界再編への動きがさらに強まっており、業界を取り巻く環境は引き続き厳しさを増しております。このような状況のもと、当社は基本方針を「マルヨシセンターらしさの実現」として、経営理念である「健康とおいしさ」をキーワードに当社独自の健康志向商品や味・品質にこだわった商品(日配・惣菜)を開発するとともに、即食ニーズの高まりに対応する簡便商品の導入、外食市場の取り込みを狙ったこだわり惣菜の開発を行っております。また、「挨拶」「サービス」「鮮度管理・クリンリネス」「品切れさせない」を行動の基本とし地域のお客様に喜んでいただけるように取り組んでおります。一方、当社商圏内への競合店出店が相次ぎ、業績への影響が拡大していることから、当社は効率化を目的とした企業体質の改善に着手いたしており、人件費削減を目的としたセミセルフレジの全店導入を行いました。また、不採算店舗の山越店(愛媛県松山市)を2019年3月に閉店いたしました。さらに、商圏内シェアの拡大が難しい中、品揃えを見直すことにより売上総利益の改善を進めております。また、縮小する商圏や異業種間の競争に対応するため、店舗規模の縮小化を図り、地域や店舗の特性に合った商品を選択し集中的に品揃えすることで、競合他社との更なる差別化を進めており、新たにグランデリーズ昭和町店(香川県高松市)を2019年3月に出店いたしました。当社は、2019年11月12日に株式会社イズミと資本業務提携契約を締結いたしました。これにより、商品仕入れの見直しや共同仕入れによるスケールメリットの拡充等を図ることで、お客様に良質な商品をさらにお求め易い価格で提供できるように努めてまいります。このような取り組みの結果、当連結会計年度の売上高は、379億45百万円(前期比2.2%減)、営業利益は2億24百万円(前期比0.2%減)、経常利益は1億78百万円(前期比6.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1億40百万円(前期は5億25百万円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。 (注) 金額に消費税等は含まれておりません。 (2)キャッシュ・フローの状況当連結会計年度におけるキャッシュ・フローは、営業活動により19億85百万円増加し、投資活動により3億81百万円、財務活動により11億17百万円減少いたしました。この結果、現金及び現金同等物は、4億86百万円増加し、当連結会計年度末残高は14億53百万円(前期比50.3%増)となりました。(営業活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度における営業活動による資金の増加は、19億85百万円(前期比180.7%増)となりました。その主な内訳は、クレジットカード決済導入による売上債権2億4百万円増による減少の一方で、税金等調整前当期純利益2億54百万円、キャッシュアウトを伴わない減価償却費6億60百万円、減損損失の計上1億円、期末日が銀行の休業日だったことによる仕入債務9億63百万円増、未払金2億23百万円増などの増加によるものであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度における投資活動による資金の減少は、3億81百万円(前期比61.2%減)となりました。これは主に新店舗の出店に伴う有形固定資産の取得による支出3億99百万円と差入保証金の差入による支出1億30百万円によるものであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度における財務活動による資金の減少は、11億17百万円(前期は2億38百万円の増加)となりました。これは主に第三者割当による株式の発行及び自己株式の処分4億52百万円の増加の一方で、短期長期あわせた借入金が15億32百万円減少したことによるものであります。 生産、受注及び販売の実績(1)仕入実績区分当連結会計年度(自 2019年3月1日至 2020年2月29日)金額(千円)前年同期比(%)小売事業 青果4,363,94994.8精肉3,211,01296.4海産物2,976,11599.2デイリー4,707,74498.7惣菜1,848,138100.5加工食品8,163,78896.2日用雑貨1,733,27194.0その他52,06081.3小計27,056,14096.8その他 レストラン31,851108.4小計31,851108.4合計27,087,93296.9(注)1 事業間の取引は消去しております。2 金額に消費税等は含まれておりません。 (2)販売実績区分当連結会計年度(自 2019年3月1日至 2020年2月29日)金額(千円)前年同期比(%)小売事業 青果5,272,29895.6精肉4,725,57698.9海産物4,334,280100.6デイリー6,960,76098.5惣菜3,937,481100.3加工食品10,298,80296.8日用雑貨2,173,09194.7その他154,01888.9小計37,856,30997.8その他 レストラン89,331103.3小計89,331103.3合計37,945,6419