経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 · MD&A
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1) 経営成績等の状況の概要当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績の状況当事業年度におけるわが国経済は、輸出や生産の弱さが続いているものの、雇用・所得環境の改善が続く中、各種政策の効果もあって緩やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら、米中間の貿易摩擦や英国のEU離脱問題等、海外経済の不確実性、金融資本市場の変動の影響等の懸念から依然として留意すべき状況が続いております。当社が位置するICT業界においては、企業の人手不足の深刻化や長時間労働の社会的課題を背景とした「働き方改革」への取り組みなどから、生産性向上や業務効率化を目的としたシステム投資は拡大する傾向で推移しており、RPAやIoT、AI等の利活用が期待されております。このような環境の中、新たに策定した経営ビジョン「ココロ躍る未来を創造するICTデザインパートナー」の実現を目指し、2019年9月期を初年度とする中期経営計画「FuSodentsuVision2021」の達成に向けて、主力ビジネスの整備・拡大に努めるとともに、経営基盤の強化を図ってまいりました。その結果、当事業年度の受注高につきましては39,852百万円(前年同期比7.7%増)、売上高につきましては38,880百万円(前年同期比11.0%増)となりました。利益につきましては、営業利益776百万円(前年同期は営業損失178百万円)、経常利益884百万円(前年同期は経常損失50百万円)、当期純利益553百万円(前年同期比463.2%増)となりました。 当事業年度におけるセグメント別の概況においては、当社の事業は単一セグメントでありますのでその概況を部門別に示すと次のとおりであります。 [通信機器部門]通信機器部門は、防災行政無線や交換機更新ビジネスなどが伸長したことから当部門の売上高は12,847百万円(前年同期比6.1%増)となりました。 [電子機器部門]電子機器部門は、システム開発案件が伸長したことに加え、自動車販売店向けビジネスが伸長したことから当部門の売上高は11,196百万円(前年同期比8.8%増)となりました。 [OA機器部門]OA機器部門は、Windows7のサポート終了に伴うパソコンの入替商談が好調に推移したことなどにより当部門の売上高は7,152百万円(前年同期比42.1%増)となりました。 [保守部門]保守部門は、アウトソーシングサービスやサポートデスクサービスなどのソフトウエア保守サービスが増加したことから当部門の売上高は7,685百万円(前年同期比1.1%増)となりました。 ② 財政状態の分析当事業年度末における総資産は、24,954百万円となり、前事業年度末に比べ2,843百万円増加となりました。主な増加理由といたしましては、投資有価証券が1,149百万円減少したものの、現金及び預金が522百万円、売掛金が2,473百万円、仕掛品が838百万円増加したことによるものです。負債につきましては、17,064百万円となり、前事業年度末に比べ2,546百万円増加となりました。主な増加理由といたしましては、買掛金が2,684百万円増加したことによるものです。純資産につきましては、7,889百万円となり、前事業年度末に比べ296百万円増加となりました。主な増加理由といたしましては、当期純利益の計上などにより利益剰余金が373百万円増加したことによるものです。 ③ キャッシュ・フローの状況当事業年度末における現金及び現金同等物の期末残高は、前事業年度末に比べ522百万円増加し、6,895百万円となりました。当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は、次のとおりであります。 〔営業活動によるキャッシュ・フロー〕営業活動で使用した資金は、165百万円(前年同期は使用した資金507百万円)となりました。主な要因は、仕入債務2,684百万円増加があったものの、売上債権2,201百万円、たな卸資産837百万円の増加によるものです。 〔投資活動によるキャッシュ・フロー〕投資活動で得た資金は、908百万円(前年同期は得た資金227百万円)となりました。主な要因は、投資有価証券の売却による収入です。 〔財務活動によるキャッシュ・フロー〕財務活動で使用した資金は、220百万円(前年同期は使用した資金124百万円)となりました。主な要因は、配当金の支払によるものです。 (注) 「第2 事業の状況」に記載している金額には、消費税等は含まれておりません。 ④ 受注及び販売の状況当社は、通信機器・電子機器・OA機器の販売施工、システムソフト開発およびこれらに関連するサポートサービスの単一事業を営んでいるため、部門別に記載しております。 a. 受注実績当事業年度における受注実績を事業部門別に示すと、次のとおりであります。 部門品目受注高(千円)前年同期比(%)受注残高(千円)前年同期比(%)通信機器機器及び工事 通信機器設備13,328,112102.26,374,359108.7 販売手数料48,17180.4―― 小計13,376,284102.16,374,359108.7電子機器機器及び工事 電算機9,800,455129.33,912,973159.7 システムソフト開発2,634,51999.91,239,05785.1 販売手数料9,145100.7―― 小計12,444,121121.75,152,030131.9OA機器商品 OA機器5,794,798104.6671,30745.3 サプライ用品550,655102.9