経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 · MD&A
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要当連結会計年度におけるわが国経済は、米中貿易摩擦の長期化等による世界経済の停滞感はありましたが、雇用、所得環境は緩やかに続き回復基調で推移しておりました。しかし、2020年になってから新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大しており、わが国経済にも甚大な影響をもたらしております。当社グループが関連する工事用保安用品業界におきましては、台風等の自然災害による一時的な停滞はあったものの大規模更新工事やインフラ整備等の工事は引き続き安定しており、公共、民間工事ともに底堅く推移いたしました。一方で人手不足や原材料の高止まりや価格競争が続いており、経営環境は厳しい状況も続いております。当連結会計年度においては新型コロナウイルス感染が業績に与えた影響は軽微でありました。この様な状況下、収益力の強化安定を実現するため、高付加価値商品の開発改良、増産を行い回転率向上に努めてまいりました。また、提案型営業による顧客の拡大、各拠点への適切な商品配置を行い迅速な供給や無駄のないレンタル投入を行ってまいりました。この結果、当連結会計年度の売上高は10,146百万円(前年同期比3.1%増)となりました。利益面につきましては、営業利益が973百万円(前年同期比7.1%増)、経常利益は954百万円(前年同期比6.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、612百万円(前年同期比3.0%増)となりました。商品の品目別売上高の内訳につきましては、標識・標示板1,580百万円(前年同期比1.4%増)、安全機材597百万円(前年同期比6.9%減)、保安警告サイン605百万円(前年同期比5.7%減)、安全防災用品883百万円(前年同期比2.7%減)、その他1,147百万円(前年同期比5.2%減)であります。また、レンタル売上高につきましては5,331百万円(前年同期比9.2%増)となりました。 (2)キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末より387百万円増加いたしました。 各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、1,050百万円の収入(前連結会計年度は689百万円の収入)となりました。 この内訳の主なものは、収入では税金等調整前当期純利益924百万円、減価償却費841百万円、売上債権の減少額42百万円によるものであり、支出ではレンタル資産取得による支出428百万円、仕入債務の減少額89百万円、法人税等の支払額312百万円であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の投資活動によるキャッシュ・フローは、287百万円の支出(前連結会計年度は136百万円の支出)となりました。 この内訳の主なものは、有形固定資産の取得による支出268百万円であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の財務活動によるキャッシュ・フローは、375百万円の支出(前連結会計年度は503百万円の支出)となりました。 この内訳の主なものは、借入金の増加95百万円、配当金の支払額143百万円、リース債務の返済による支出327百万円であります。なお、当社グループのキャッシュ・フロー関連指標の推移は下記のとおりであります。 第59期2016年3月期第60期2017年3月期第61期2018年3月期第62期2019年3月期第63期2020年3月期自己資本比率(%)43.443.543.145.046.7時価ベースの自己資本比率(%)20.120.330.935.130.9キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)9.37.75.85.63.8インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)11.015.121.121.433.0※ 自己資本比率:自己資本/総資産時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フローインタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い1. 各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。2. 株式時価総額は、期末株価終値 × 期末発行済株式数(第60期より自己株式を除く)により算出しております。3. キャッシュ・フローは連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。 (3)生産、受注及び販売の実績(生産実績) 当連結会計年度における品目別の生産実績は、次のとおりであります。品目当連結会計年度(自 2019年4月1日至 2020年3月31日)前年同期比(%)標識・標示板(千円)441,31697.0安全機材(千円)266,13591.4保安警告サイン(千円)324,562107.9安全防災用品(千円)22,51869.4その他(千円)101,68799.1合計(千円)1,156,22097.8 (注)1.金額は販売価格によっております。 2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。(商品仕入実績) 当連結会計年度における品目別の商品仕入実績は、次のとおりであります。 品目当連結会計年度(自 2019年4月1日至 2020年3月31日)前年同期比(%)標識・標示板(千円)471,768112.4安全機材(千円)162,81891.6保安警告