経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 · MD&A
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は以下のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当事業年度における我が国経済は、消費税引上げや少子高齢化による労働力の低下など先行きが不透明な面もありながらも東京五輪関連などの公的需要に支えられ、引き続き緩やかな回復基調で推移しました。米国と中国によるグローバル規模での貿易摩擦の長期化の影響を受けながらも輸出部門はおおむね横ばいで推移、自動車産業を中心に企業収益は過去最高を記録し研究開発・AI関連の設備投資等の増加も期待されます。 当管材業界におきましても、製造業等による設備投資が堅調に推移し、かつ、東京五輪関連需要も旺盛だったことから販売活動としては比較的順調に推移しました。一方で、慢性的な労働力不足による人件費や物流費などのコスト上昇圧力が依然として強いことから、引き続き、収益環境については厳しい状況で推移しました。 このような状況のもとで、当社は新規得意先の開拓、他社競合得意先での売上シェア獲得、商品在庫アイテムの充実・拡大により営業基盤の強化を進めてまいりました。また、物流・ECでは合理化・省力化につながるシステム、インフラの整備にも積極的に取り組んでまいりました。 この結果、当事業年度における売上高は264億59百万円(前期比3.7%増)となり、利益面につきましては、営業利益は4億81百万円(前期比15.7%増)、経常利益は6億10百万円(前期比13.5%増)、当期純利益は4億20百万円(前期比16.3%増)となりました。 財政状態につきましては次の通りであります。 (資産)当事業年度末の資産につきましては、流動資産合計が122億2百万円となり、前期末と比較して1億15百万円増加しました。これは主に電子記録債権が2億48百万円、現金及び預金が2億22百万円、売掛金が1億59百万円減少しましたが、受取手形が4億7百万円、商品が3億27百万円増加したこと等によります。固定資産合計は、前期末と比較して7億17百万円増加し、64億32百万円となりました。これは主に投資有価証券が4億82百万円、更生債権等が40百万円減少しましたが、土地が8億8百万円、建物が3億98百万円増加したこと等によります。以上の結果、当事業年度末の資産合計は、前期末と比較して8億32百万円増加し、186億35百万円となりました。 (負債)負債につきましては、流動負債合計が61億23百万円となり、前期末と比較して9億28百万円増加しました。これは主に支払手形が27億88百万円、買掛金が1億61百万円減少しましたが、電子記録債務が39億23百万円増加したこと等によるものです。固定負債合計は、前期末と比較して72百万円減少し、8億72百万円となりました。これは主に資産除去債務が39百万円、退職給付引当金が21百万円増加しましたが、繰延税金負債が1億34百万円減少したこと等によります。以上の結果、当事業年度末の負債合計は前期末と比較して8億55百万円増加し、69億96百万円となりました。 (純資産)純資産につきましては、当事業年度末の純資産合計は116億39百万円となり、前期末と比較して22百万円減少しました。これは主に、当期純利益を4億20百万円計上しましたが、その他有価証券評価差額金が3億50百万円減少し、配当金を92百万円支払ったこと等によります。 ②キャッシュ・フローの状況 当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業キャッシュ・フローにより資金を11億32百万円(前期は1億67百万円の獲得)獲得し、投資活動により12億62百万円(前期は1億66百万円の使用)、財務活動により92百万円(前期は1億円の使用)資金を使用したことにより、2億22百万円減少し、14億33百万円となりました。 なお、当事業年度におけるフリー・キャッシュ・フローは、△1億29百万円となりました。 当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果獲得した資金は11億32百万円となりました。これは主に法人税等の支払が1億99百万円あったことやたな卸資産の増加が3億27百万円ありましたが、税引前当期純利益を6億10百万円計上し、仕入債務が9億73百万円増加したこと等によります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は12億62百万円となりました。これは主に、有形固定資産の取得が12億22百万円あったこと等によります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は92百万円となりました。これは配当金を支払ったことによります。(注)フリー・キャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローと投資活動によるキャッシュ・フローを合算したものであります。③仕入及び販売の実績 当社の事業は単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しておりますが、品目別の業績を示すと次のとおりであります。 イ.仕入実績当事業年度における仕入実績を品目別に示すと次のとおりであります。区分仕入高(千円)前年比(%)バルブ・コック類8,305,502105.0継手類4,628,443109.2冷暖房機器類2,975,49098.4衛生・給排水類2,187,83996.6パイプ類2,872,996102.0その他2,556,718105.3計23,526,990103.7(注) 1 金額は、仕入価格によっております。2 上記金額には、消費税等は含まれて