経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 · MD&A
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況当連結会計年度におけるわが国経済は、輸出を中心として弱さが見受けられ、米中貿易摩擦の影響による中国経済の減速や、年度末にかけての新型コロナウイルス感染の拡大が、世界経済活動へ大きく影響したことにより、当第4四半期連結会計期間において大幅に下押しされ、厳しい状況となりました。当社グループの関係する自動車業界では、主力である完成車メーカーにおいて、アジア市場での落ち込みを受けて、生産計画を見直すなどの影響もあり、計画を下回る結果となりました。このような状況のなか、当社グループでは、当連結会計年度における新型コロナウイルス感染症による影響は軽微で抑えられました。公表している業績予想に対しても、原価低減による売上総利益の増加に加え、販管費及び一般管理費の低減等により、品質管理及び原価低減に取り組み、グループ一丸となって収益の拡大に努めてまいりました。さらに、PT.IKUYO INDONESIAについては、堅調に推移しており、グループ全体での収益の増加に寄与しています。この結果、当連結会計年度における売上高は15,647百万円(前年同期比7.1%減少)、営業利益380百万円(前年同期比51.3%減少)、経常利益446百万円(前年同期比44.1%減少)、親会社株主に帰属する当期純利益274百万円(前年同期比45.2%減少)となりました。なお、税金等調整前当期純利益については、主なものとして、名古屋工場の塗装ラインの入れ替え等による除却損28百万円、保有している投資有価証券の時価評価の下落による投資有価証券評価損4百万円を特別損失に計上しております。 a.財政状態当連結会計年度における流動資産は5,764百万円となり、前連結会計年度に比べ768百万円減少しました。主な要因は、現金及び預金745百万円、受取手形及び売掛金136百万円、電子記録債権239百万円が減少したこと等によるものです。固定資産は6,144百万円となり、前連結会計年度に比べ119百万円増加しました。主な要因は、名古屋工場の塗装ライン新設の着工等として建設仮勘定271百万円が増加したこと等によるものです。この結果、資産合計は11,909百万円となり、前連結会計年度に比べ649百万円減少しました。当連結会計年度における流動負債は4,677百万円となり、前連結会計年度に比べ1,504百万円減少しました。主な要因は、支払手形及び買掛金707百万円、短期借入金315百万円、未払法人税等182百万円、設備関係支払手形423百万円が減少したこと等によるものです。固定負債は2,277百万円となり、前連結会計年度に比べ636百万円増加しました。主な要因は、新規設備投資の資金手当てとして、長期借入金640百万円が増加したこと等によるものです。この結果、負債合計は6,955百万円となり、前連結会計年度に比べ867百万円減少しました。当連結会計年度における純資産は4,954百万円となり、前連結会計年度に比べ218百万円増加しました。主な要因は、利益剰余金206百万円が増加したこと等によるものです。この結果、自己資本比率は3.7%増加し、41.2%となりました。b.経営成績当連結会計年度の経営成績は、売上高15,647百万円(前年同期比7.1%減少)、営業利益380百万円(前年同期比51.3%減少)、経常利益446百万円(前年同期比44.1%減少)、親会社株主に帰属する当期純利益274百万円(前年同期比45.2%減少)となりました。なお、セグメントごとの経営成績につきましては、当社グループは、自動車部品事業を単一のセグメントとして運営しており、これ以外に報告セグメントがないため、記載を省略しております。 ②キャッシュ・フローの状況当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、2,011百万円(前年同期比27.0%減少)となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度における営業活動による資金は1,005百万円(前年同期比55.8%減少)の収入となりました。主な要因としては、税金等調整前当期純利益419百万円、減価償却費1,418百万円によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度における投資活動による資金は2,109百万円(前年同期比43.7%増加)の支出となりました。主な要因としては、設備投資として、名古屋工場の塗装ライン新設の着工、新規受注品の金型投資を行い、有形固定資産の取得による支出2,101百万円によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度における財務活動による資金は355百万円(前年同期は573百万円の支出)の収入となりました。主な要因としては、新規設備投資の資金手当てとして長期借入による収入1,000百万円、借入金の返済による支出575百万円によるものです。③生産、受注及び販売の実績当社は生産・販売体制を基礎とした自動車部品事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。(1)生産実績当連結会計年度の生産実績は次のとおりであります。セグメントの名称当連結会計年度(自 2019年4月1日至 2020年3月31日)金額(千円)前年同期比(%)自動車部品事業10,391,138△3.7(注)1.金額は製造原価によってお