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経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 · MD&A
2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。(1)財政状態及び経営成績の状況当第2四半期連結累計期間(2019年4月1日~2019年9月30日)における世界経済は、米中貿易摩擦に伴い中国の経済成長が鈍化していることを筆頭に、減速感が強まりました。一方、わが国経済においては、雇用情勢の好転や企業収益の改善により、緩やかな景気回復が続いておりますが、米中貿易摩擦の影響や欧米の利下げによる円高等が懸念されます。当第2四半期連結累計期間における当社グループの売上高につきましては、1,976億円と円高による為替の影響と米中貿易摩擦に伴う中国市場の落ち込みにより、前第2四半期連結累計期間に比べ52億円の減収となりました。営業利益は44億98百万円と前第2四半期連結累計期間に比べ157億99百万円の増益となり、親会社の所有者に帰属する四半期利益につきましては、16億66百万円と前第2四半期連結累計期間に比べ136億37百万円の増益となりました。 (建築物用免震・制振用オイルダンパーの検査工程等における不適切行為の影響について)前連結会計年度(2019年3月期)において、当社及び当社の子会社であるカヤバシステムマシナリー株式会社にて、製造・販売してきた免震・制振用オイルダンパーの一部について、性能検査記録データの書き換え行為により、大臣認定の性能評価基準(※)に適合していない、または、お客様の基準値を外れた製品を建築物に取り付けていた事実が判明いたしました。(※)制振用オイルダンパーについては、大臣認定制度はありません。当第2四半期連結累計期間において、状況が進捗したことから前連結会計年度にて計上した免震・制振用オイルダンパーの製作費用並びに免震用オイルダンパーの交換工事に要する費用、構造再計算費用等の製品保証引当金について繰入及び取崩を行った影響額、及び対応本部の人件費等の諸費用をその他の費用に計上しております。なお、当第2四半期連結会計期間においては、2019年9月30日時点で交換が未完了の不適合品及び不明の対象製品全数(免震用オイルダンパー6,263本、制振用オイルダンパー3,766本の合計10,029本)、並びに、台湾輸出品のうち交換が未完了の不適合品及び不明の対象製品全数を製品保証引当金の対象としております。本件に係る製品保証引当金の当第2四半期連結会計期間の残高は、308億37百万円であります。 当第2四半期連結累計期間におけるセグメント別の業績は以下のとおりです。なお、前連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更し、以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組替えた数値で比較しています。詳細につきましては、「第4 経理の状況 1要約四半期連結財務諸表 要約四半期連結財務諸表注記 5.セグメント情報」に記載のとおりであります。 また、以下の説明におけるセグメント別の売上高は、外部顧客に対するものであり、セグメント別のセグメント利益はセグメント間取引消去前のものであります。 ① AC(オートモーティブコンポーネンツ)事業セグメント当セグメントは、四輪車用油圧緩衝器、二輪車用油圧緩衝器、四輪車用油圧機器とその他製品から構成されております。当セグメントの売上高は1,189億円と前第2四半期連結累計期間に比べ3.9%の減収となりましたが、セグメント利益は69億27百万円と前第2四半期連結累計期間に比べ26億63百万円の増益となりました。② HC(ハイドロリックコンポーネンツ)事業セグメント当セグメントは、産業用油圧機器とその他製品から構成されております。当セグメントの売上高は665億円と前第2四半期連結累計期間に比べ1.1%の減収となり、セグメント利益は40億71百万円と前第2四半期連結累計期間に比べ14億75百万円の減益となりました。③ システム製品当セグメントは、舞台機構、艦艇機器、免制振装置等から構成されております。当セグメントの売上高は44億円と前第2四半期連結累計期間に比べ37.0%の増収となり、セグメント利益は8億64百万円と前第2四半期連結累計期間に比べ9億97百万円の増益となりました。④ 航空機器事業当セグメントは、航空機器用離着陸装置、同操舵装置等から構成されております。航空機器事業は、売上高は26億円と前第2四半期連結累計期間に比べ11.3%の減収となり、セグメント損失は4億45百万円となりました。⑤ 特装車両事業及び電子機器等当セグメントは、特装車両及び電子機器等から構成されております。当セグメントの売上高は52億円と前第2四半期連結累計期間に比べ8.3%の減収となり、セグメント利益は5億9百万円と前第2四半期連結累計期間に比べ1億71百万円の増益となりました。 財政状態につきましては、総資産が4,394億円と前連結会計年度末に比べ17億円の減少となりました。流動資産は、棚卸資産は増加したものの、現金及び現金同等物等の減少により、227億円減少の2,124億円となりました。非流動資産は、IFRS第16号の適用による有形固定資産の増加等により、210億円増加の2,270億円となりました。負債は、IFRS第16号の適用によるその他の金融負債の増加等により、12億円増加の2,867億円となりました。資本は、その他の資本の構成要素の減少により、29億円減少の1,527億円となりました。 (2)キャッシュ・フローの状況当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は395億円となり、前連結会計年度末に比べ166億円の減少となり