経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 · MD&A
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりである。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における当社を取り巻く環境は、取引先である自動車業界において、日本では消費税増税前の駆け込み需要はありましたものの、増税後の販売落ち込みにより一旦は横ばいで推移いたしました。一方海外においては、米中における貿易摩擦による経済の停滞及びインドにおける市場の冷え込みにより販売が減少したことに加え、昨年末からの新型コロナウイルスの感染拡大が世界経済に大きく影響し、全世界の自動車販売台数が軒並み減少いたしました。 このような環境の中、売上高につきましては、自動車販売子会社の決算期変更による減収及び日本、タイからの国外(主にインド)向け製品の減収に加え、昨年末からの新型コロナウイルスの感染拡大による市場の冷え込みに伴う減収等により、32,004百万円(前期比16.0%減)となりました。損益につきましては、米国における減価償却費等の減少はありましたものの、先述の減収影響等により、営業損失320百万円(前期は1,440百万円の営業利益)、経常損失162百万円(前期は1,652百万円の経常利益)、親会社株主に帰属する当期純損失670百万円(前期は484百万円の親会社株主に帰属する当期純利益)となりました。 セグメントの業績は、次のとおりであります。1.日本 売上高につきましては、軽自動車向けロッカーアーム等の増収はありましたものの、自動車販売子会社の決算期変更による減収及び国外(主にインド)向け製品の減収に加え、昨年末からの新型コロナウイルスの感染拡大による市場の冷え込みに伴う減収等により、14,843百万円(前期比19.7%減)となりました。損益につきましては、先述の減収影響及び棚卸資産評価損の増加、また自動車販売子会社の決算期変更により、1,074百万円のセグメント損失(前期は593百万円のセグメント利益)となりました。2.米国 売上高につきましては、主要顧客の新規車種立上げによるロッカーアームの適用拡大はありましたものの、その他ロッカーアームにおける減収に加え、昨年末からの新型コロナウイルスの感染拡大による市場の冷え込みに伴う減収等により、10,643百万円(前期比8.9%減)となりました。損益につきましては、先述の減収影響はありましたものの、減価償却費の減少により、186百万円のセグメント利益(前期は53百万円のセグメント損失)となりました。3.タイ 売上高につきましては、国外(主にインド)向け四輪製品の減収に加え、昨年末からの新型コロナウイルスの感染拡大による市場の冷え込みに伴う減収等により、5,544百万円(前期比20.1%減)となりました。損益につきましては、先述の減収影響により、301百万円のセグメント利益(前期比59.8%減)となりました。4.ベトナム 売上高につきましては、国外(主にインドネシア)向け二輪製品の減収により、973百万円(前期比3.3%減)となりました。損益につきましては、減収影響により、208百万円のセグメント利益(前期比15.3%減)となりました。 なお、前連結会計年度において、子会社であったタナカオートパーツインディア・プライベート・リミテッドを連結の範囲から除外したことにより、当連結会計年度における当社の報告セグメントは「日本」、「米国」、「タイ」及び「ベトナム」の4セグメントとなっております。 総資産につきましては、受取手形及び売掛金の減少等により、前連結会計年度末に比べ2,590百万円減少し、36,840百万円となりました。負債の部では、支払手形及び買掛金の減少等により764百万円減少し、15,589百万円となりました。なお、純資産の部では、利益剰余金の減少により、1,826百万円減少し、21,251百万円となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は前連結会計年度と比較して758百万円増加し、当連結会計年度末には5,763百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は3,608百万円(前期比21.2%減)となりました。主な内訳は、減価償却費3,149百万円であります。(投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は3,917百万円(前期比19.0%増)となりました。主な内訳は、有形固定資産の取得による支出3,362百万円であります。(財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果得られた資金は1,181百万円(前年同期は1,276百万円の支出)となりました。主な内訳は、長期借入れによる収入6,700百万円、短期借入金の減少3,705百万円、長期借入金の返済による支出1,468百万円であります。 ③生産、受注及び販売の実績1.生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称当連結会計年度(自 2019年4月1日至 2020年3月31日)前年同期比(%)日本(千円)9,897,64684.1米国(千円)10,710,27590.9タイ(千円)5,463,95279.2ベトナム(千円)993,59299.9合計(千円)27,065,46686.1 2.受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次