経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 · MD&A
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、足下で大幅に下押しされており、厳しい状況にあります。先行きについても、感染症の影響により内外経済をさらに下振れさせ、厳しい状況が続くと見込まれております。 当社グループの主要事業であり、官需を主とする情報装置事業につきましては、公共投資は底堅く推移しているものの、同業他社に加え近年新規参入した企業との価格競争が依然として続いております。そのような状況下、顧客ニーズにマッチした製品提案を行い、各地域の協力会社とともに販路拡大を進めてまいりました。また、前連結会計年度に子会社となった株式会社インフォメックス松本とのシナジー効果で道路交通システム関連製品の付加価値向上につとめてまいりました。 一方、民需を主とする検査装置事業につきましては、企業の設備投資は横ばいとなっており、受注獲得のため、他社製品との差別化競争は激しさを増しております。そのため、顧客ニーズに対応すべく開発した3次元基板外観検査装置や3次元はんだ印刷検査装置などの営業活動を推進してまいりました。 これらの結果、当連結会計年度におきましては、売上高19,025百万円(前年同期比1.7%減)、営業利益1,690百万円(前年同期比18.0%増)、経常利益1,771百万円(前年同期比19.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,437百万円(前年同期比2.5%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。・情報装置事業 受注獲得に向けた激しい競争はあったものの、高速道路会社向けのLED式道路情報板や車載標識装置の売上、利益ともに堅調に推移しました。 この結果、売上高16,551百万円(前年同期比2.2%増)、営業利益2,134百万円(前年同期比25.6%増)となりました。・検査装置事業 東南アジア向けの3次元基板外観検査装置や3次元はんだ印刷検査装置などの大型案件の販売は堅調であったものの、期首受注残が前年より減少したこともあり売上、利益ともに低調に推移いたしました。 この結果、売上高2,474百万円(前年同期比21.8%減)、営業利益237百万円(前年同期比35.4%減)となりました。 ②財政状態の状況(資産) 当連結会計年度末における流動資産は15,778百万円(前年同期14,248百万円)となり、1,529百万円の増加となりました。これは主に、現金及び預金(前年同期比138百万円減)が減少したものの、受取手形及び売掛金(前年同期比1,095百万円増)、仕掛品(前年同期比269百万円増)が増加したことによるものであります。固定資産は4,374百万円(前年同期4,769百万円)となり、395百万円の減少となりました。これは主に、有形固定資産(108百万円減)、投資その他の資産(302百万円減)が減少したことによるものであります。 この結果、資産合計は20,153百万円(前年同期19,018百万円)となり、前連結会計年度末と比べ1,134百万円の増加となりました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は7,232百万円(前年同期7,194百万円)となり、37百万円の増加となりました。これは主に、支払手形及び買掛金(前年同期比17百万円増)が増加したことによるものであります。固定負債は54百万円(前年同期61百万円)となり、6百万円の減少となりました。これは主に、退職給付に係る負債(前年同期比2百万円減)が減少したことによるものであります。 この結果、負債合計は7,287百万円(前年同期7,255百万円)となり、前連結会計年度末と比べ31百万円の増加となりました。(純資産) 当連結会計年度末における株主資本は12,624百万円(前年同期11,300百万円)となり、1,323百万円の増加となりました。これは主に、利益剰余金(前年同期比1,300百万円増)が増加したもとによるものであります。その他の包括利益累計額は241百万円(前年同期461百万円)となり、219百万円の減少となりました。これは主に、退職給付に係る調整累計額(前年同期比186百万円減)、その他有価証券評価差額金(前年同期比33百万円減)が減少したことによるものであります。 この結果、純資産合計は12,866百万円(前年同期11,762百万円)となり、前連結会計年度末と比べ1,103百万円の増加となりました。 ③キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は138百万円減少(前年同期は1,548百万円の増加)し、4,098百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動により得られた資金は39百万円(前年同期は2,248百万円の増加)となりました。これは主に売上債権の増加額625百万円、たな卸資産の増加額448百万円、法人税等の支払額294百万円、未払消費税等の減少額263百万円の減少要因はあるものの、税金等調整前当期純利益1,871百万円の増加要因によるものであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動により支出した資金は44百万円(前年同期は162百万円の減少)となりました。これは主に有形固定資産の売却による収入140百万円の増加要因はあるものの、有形固定資産の取