経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 · MD&A
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度(2019年4月1日から2020年3月31日まで。)における経済環境は、米中貿易摩擦の深刻化、英国のEU離脱問題に加え、新型コロナウィルス感染症の世界的流行により、総じて厳しい状況となりました。一方で、次世代通信規格5Gの日本をはじめとする各国でのサービス開始、クラウドサービスの拡大等、世界的なデータ通信量増加を背景とした通信関連機器の需要拡大が見られました。 このような中、当社グループは、2020年3月期の基本方針として「新事業創出とグローバルコラボレーションによる成長加速」を掲げ、事業活動を展開してまいりました。 この結果、当連結会計年度の売上高は6,382百万円(前連結会計年度比17.7%増)、営業利益は936百万円(同19.9%増)、経常利益は1,023百万円(同4.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は、投資有価証券売却益81百万円を計上したことにより831百万円(同23.2%増)となりました。 セグメントの経営成績は次のとおりであります。 売上高(百万円)前年同期比(%)セグメント利益または損失(△)(百万円)前年同期比(%)光部品関連事業2,682114.2394149.8光測定器関連事業3,668126.8617113.1 報告セグメント計6,350121.11,011125.0その他3117.6△75-合計6,382117.7936119.9 当連結会計年度末の総資産は、11,007百万円となり前連結会計年度末(10,564百万円)に比べ443百万円増加しました。流動資産は、現金及び預金、たな卸資産が増加したことにより、前連結会計年度末に比べ545百万円増加し、5,396百万円となりました。固定資産は、5,610百万円と前連結会計年度末(5,712百万円)に比べ102百万円減少しました。これは、投資有価証券の減少によるものです。 負債は、1,895百万円と前連結会計年度末(1,655百万円)に比べ240百万円増加しました。これは、仕入債務、未払費用などのその他流動負債、退職給付に係る負債が増加したことによるものです。 純資産は、9,111百万円となり前連結会計年度末(8,909百万円)に比べ202百万円増加しました。これは、当期純利益の計上による利益剰余金の増加によるものです。この結果、自己資本比率は、82.8%となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ241百万円増加し、2,862百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、840百万円の収入(前連結会計年度は581百万円の収入)となりました。主な増加要因は、税金等調整前当期純利益1,104百万円、減価償却費253百万円であり、仕入債務の増加102百万円であり、主な減少要因は、たな卸資産の増加286百万円、法人税等の支払額283百万円であります。(投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、117百万円の支出(前連結会計年度は434百万円の支出)となりました。主な減少要因は、有形固定資産の取得338百万円であります。 なお、当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローの金額から投資活動によるキャッシュ・フローを控除したフリーキャッシュ・フローは、722百万円となりました。(財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払いにより411百万円の支出(前連結会計年度は177百万円の支出)となりました。 回次第37期第38期第39期第40期第41期決算年月2016年3月2017年3月2018年3月2019年3月2020年3月株主資本比率(%)88.187.389.085.886.1時価ベースの株主資本比率(%)58.3102.9121.8159.4162.0営業キャッシュ・フローマージン(%)11.520.216.810.713.2フリ―キャッシュ・フロー(百万円)276629432147722(注)株主資本比率:株主資本 / 総資産時価ベースの株主資本比率:株式時価総額 / 総資産営業キャッシュ・フローマージン:営業活動によるキャッシュ・フロー / 売上高フリーキャッシュ・フロー:営業活動によるキャッシュ・フロー - 投資活動によるキャッシュ・フロー1.各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により計算しています。2.株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式数を控除)により算出しています。3.営業活動によるキャッシュ・フローは連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しています。③ 生産、受注及び販売の実績a. 生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称当連結会計年度(自 2019年4月1日至 2020年3月31日)前年同期比(%)光部品関連事業(千円)1,628,504117.9光測定器関連事業(千円)1,675,555153.1合計3,304,060133.4 (注)1 金額は製造価額によっております。2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。b. 受注実績 当連結会計年度の受注実