経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 · MD&A
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 (業績等の概要) 当期における我が国の経済状況は、一部に弱さが残るものの、雇用・所得環境の改善が続くなかで各種政策の効果もあり、緩やかな回復が続きました。また、世界の経済状況は、通商問題の動向、中国経済の先行き、政策に関する不確実性等のリスクがあるものの、全体としては緩やかな回復が続きました。一方で、2020年1月以降、新型コロナウイルス感染症の世界的大流行の影響により経済活動が制約され、景気は足下で急速に減速しました。このような状況のなか、当社グループは、2020年度(2021年3月期)を最終年度とする「中期経営計画2020」の達成に向けて「①戦略開発投資」「②事業戦略(基盤分野の強化と成長分野の拡大)」「③ 持続的なESGの取り組み」を重点施策とし、全社を挙げて取り組んでまいりました。国内事業においては、自治体の抱える財政難や人材不足等の課題に対して公民連携・民間活用が進展するなか、パートナー企業との戦略的提携、他社との差別化を図った技術・製品の開発とその拡販、全社的な合理化及びコストダウン等による収益改善に継続的に取り組んでまいりました。海外事業においては、安定した市場成長が見込まれる欧米を中心とした事業展開を推進するなかで、特に米国子会社であるAqua-Aerobic Systems, Inc.を基盤として、更なる事業拡大に向けた活動に取り組んでまいりました。 当連結会計年度における当社グループの業績については、次表のとおりとなりました。 2019年3月期(百万円)2020年3月期(百万円)増減(百万円)増減率(%)売上高117,342128,723+11,381+9.7営業利益7,6078,223+615+8.1経常利益7,6248,132+508+6.7親会社株主に帰属する当期純利益5,1705,677+506+9.8受注高123,807125,011+1,204+1.0受注残高142,351138,639△3,711△2.6 当社グループの事業は、「プラントエンジニアリング事業セグメント」に基盤分野であるEPC事業及び成長分野と位置付ける海外事業が区分され、また、「サービスソリューション事業セグメント」に基盤分野であるO&M事業及び成長分野と位置付けるPPP事業が区分されております。セグメント別の業績は次のとおりです。 (プラントエンジニアリング事業)プラントエンジニアリング事業における業績は、次表のとおりとなりました。EPC事業においては、売上高は好調に推移したものの、営業利益は案件構成の違い等により概ね前期と同水準にて推移しました。また、海外事業においては、売上高及び営業利益共に概ね前期と同水準にて推移しました。 2019年3月期(百万円)2020年3月期(百万円)増減(百万円)増減率(%)売上高65,51772,366+6,848+10.5営業利益3,1913,188△3△0.1受注高73,91567,861△6,053△8.2受注残高83,04778,542△4,505△5.4 (サービスソリューション事業)サービスソリューション事業における業績は、次表のとおりとなりました。O&M事業においては、売上高及び営業利益共に好調に推移しました。また、PPP事業においても、売上高及び営業利益共に好調に推移しました。 2019年3月期(百万円)2020年3月期(百万円)増減(百万円)増減率(%)売上高51,82456,356+4,532+8.7営業利益4,4165,035+619+14.0受注高49,89257,150+7,258+14.5受注残高59,30360,097+793+1.3 (受注及び販売の状況) (1) 受注実績当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称受注高(百万円)前年同期比(%)受注残高(百万円)前年同期比(%)プラントエンジニアリング事業67,86191.878,54294.6サービスソリューション事業57,150114.560,097101.3合計125,011101.0138,63997.4 (注) 1.セグメント間取引については相殺消去しております。2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。3. 受注高のうち、官公庁からの受注が9割以上を占めております。 (2) 販売実績当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称販売高(百万円)前年同期比(%)プラントエンジニアリング事業72,366110.5サービスソリューション事業56,356108.7合計128,723109.7 (注) 1.セグメント間取引については相殺消去しております。2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合相手先前連結会計年度当連結会計年度販売高(百万円)割合(%)販売高(百万円)割合(%)東京都19,96717.0217,26713.41 3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 (財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析) (1) 経営成績の分析当連結会計年度における当社グループの業績は、受注高は前連結会計年度に比べ1.0%増加の1,250億11百万円となり、売上高は前連結会計年度に比べ9.7%増収の1,287億23百万円となりました。なお、セグメント別の経営成