MD&A
2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。 (1) 財政状態及び経営成績の状況a.経営成績 当中間連結会計期間における一般市場環境につきましては、米国・イスラエルとイラン間の紛争に伴う原油価格の上昇や資源・エネルギー価格の高騰、米国関税政策の動向などを背景に、景気の先行きは依然として不透明な状況が継続しました。米国経済は、こうしたインフレ圧力が残るなか、個人消費が底堅く推移したほか、旺盛なAI関連需要を受けて設備投資が拡大し、総じて堅調に推移しました。欧州では、輸出や設備投資の落ち込みなどから景気の回復が遅れ、個人消費も弱含みで推移しました。国内では、継続する所得環境の改善を背景に個人消費が底堅く推移し、景気は緩やかな回復基調を維持しました。 このような一般市場環境の下、当社グループの主力である海外小型屋外作業機械(OPE: Outdoor Power Equipment)は、北米市場において、春先からの広範囲にわたる干ばつの影響を受けたものの、ホームセンター向けを中心に販売が好調に推移しました。欧州市場においては、5月後半からのフランス・スペインを中心とした記録的な熱波の影響を受けながらも、省人・省力化を背景にロボット芝刈機の販売が堅調に推移しました。海外の一般産業用機械は、北米市場において大手レンタル会社向けに主力の発電機の販売が大きく伸長したことに加え、米国で年初に取得した投光機事業も計画を上回るペースで推移しました。 国内では、米価上昇を背景とした需要の伸びが鈍化したものの、農業用管理機械は堅調な販売を継続しました。 以上の結果、当中間連結会計期間における当社グループ連結業績は次のとおりとなりました。 2025年12月期中間連結会計期間2026年12月期中間連結会計期間増減額増減率 百万円百万円百万円%売上高 91,288103,78212,49313.7 国内23,08323,5634792.1 海外68,20580,21812,01317.6 米州56,51568,03411,51820.4 その他海外11,68912,1844954.2営業利益11,74316,0864,34337.0経常利益10,78616,5105,72353.1親会社株主に帰属する中間純利益7,50811,5784,07054.2 [売上高] 海外は、北米市場においてOPEはホームセンター向けを中心に販売が伸長したほか、一般産業用機械では大手レンタル会社向けの発電機の販売が大きく伸長しました。また、欧州市場においてロボット芝刈機の販売が堅調に推移したことに加え、為替の円安効果もあり海外売上高は前年同期比17.6%増の802億円となりました。 国内は、米価上昇を背景とした需要の伸びが鈍化したものの、農業用管理機械の販売が堅調に推移したほか、一般産業用機械も主力の発電機販売が伸長し、国内売上高は前年同期比2.1%増の235億円となりました。その結果、当中間連結会計期間の売上高は前年同期比13.7%増の1,037億円となりました。 [損 益] 当中間連結会計期間の営業利益は、米国関税の還付による原価率の改善に加え、売上高の増加や為替効果により、前年同期比37.0%増の160億円となりました。経常利益は、為替差益により前年同期比53.1%増の165億円、親会社株主に帰属する中間純利益は前年同期比54.2%増の115億円となりました。 [セグメント別の経営成績]① 小型屋外作業機械 2025年12月期中間連結会計期間2026年12月期中間連結会計期間増減額増減率 百万円百万円百万円%売上高70,21179,4779,26613.2 国内7,7217,640△81△1.1 海外62,48971,8379,34715.0国内:米価上昇を背景とした需要の伸びが鈍化したものの、新製品効果もありチェンソーの販売が堅調に推移したことで、前年並みとなりました。海外:北米では春先からの広範囲にわたる干ばつ、欧州では5月後半からの熱波など天候不順の影響を受けて、一部販売が鈍化したものの、北米市場におけるホームセンター向け販売が好調に推移したことに加え、欧州市場でもロボット芝刈機の販売が堅調に推移したことで、増収となりました。 ② 農業用管理機械 2025年12月期中間連結会計期間2026年12月期中間連結会計期間増減額増減率 百万円百万円百万円%売上高12,93512,547△388△3.0 国内9,66310,1845205.4 海外3,2722,363△909△27.8国内:小型屋外作業機械と同様に水田の管理作業に用いられる製品の需要の伸びが鈍化したものの、草刈関連製品の販売が好調に推移したことで、増収となりました。海外:穀物価格の低迷や生産コストの高止まりにより、農業従事者の設備投資意欲の低下が継続していることから減収となりました。 ③ 一般産業用機械 2025年12月期中間連結会計期間2026年12月期中間連結会計期間増減額増減率 百万円百万円百万円%売上高6,87410,5903,71654.1 国内4,4304,5711413.2 海外2,4436,0183,575146.3国内:資材価格の高騰や人手不足を背景に厳しい需要環境が続くなかで、地域のレンタル会社を中心とした営業活動を推進したことで主力の発電機販売が伸長し増収となりました。海外:北米において大手レンタル会社向けを中心に主力の発電機の販売が大きく伸長したことに加え、年初に取得した投光機事業が計画を上回るペースで推移し大幅な増収となりました。 ④ その他 2025年12月