経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 · MD&A
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、米中貿易摩擦長期化の影響や消費税増税はあったものの、雇用や所得環境の改善が続くなど緩やかな回復基調を維持してきました。しかしながら、第4四半期連結会計期間に入り、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響により、国内外において経済活動への影響が懸念され、景気の先行き不透明感は一層強まる状況となりました。 このような状況の下、当社グループはテクノロジーを基盤として、バーチャレクス・コンサルティング株式会社はCRMをビジネスのドメインに、株式会社タイムインターメディアはWeb、文教・教育、AIなどをビジネスのフィールドとして、当社グループの持つコンサルティング、IT、アウトソーシングのノウハウを活用したトータルな支援を行ってきました。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は5,948,854千円(前連結会計年度比3.7%減)、営業損失は192,590千円(前年同期は営業利益75,047千円)、経常損失は191,449千円(前年同期は経常利益70,687千円)、親会社株主に帰属する当期純損失は519,324千円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純利益20,713千円)となりました。 セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。ⅰ.IT&コンサルティング事業 IT&コンサルティング事業におきましては、株式会社タイムインターメディアの大型システム開発案件において、品質トラブルによる大幅な遅れから最終的に案件中止に至り、結果としてこの開発案件で2億円以上の損失を計上することになりました。バーチャレクス・コンサルティング株式会社については、概ね予定通り推移しました。この結果、売上高は3,149,619千円(前連結会計年度比4.8%減)、営業利益は189,925千円(同58.4%減)となりました。 ⅱ.アウトソーシング事業 アウトソーシング事業におきましては、一部案件の縮小、新センター立ち上げに伴う費用や採用コスト増加などもありましたが、ストックビジネスとして着実に成長しております。以上の結果、売上高は2,799,235千円(前連結会計年度比2.4%減)、営業利益は481,617千円(同3.0%減)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比べ106,508千円減少し、期末残高は208,740千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況と要因は次のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果使用した資金は、167,058千円(前連結会計年度は145,357千円の収入)であります。これは主に、税金等調整前当期純損失416,468千円があったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、183,033千円(前連結会計年度は479,408千円の支出)であります。これは主に、投資有価証券の取得による支出59,295千円、無形固定資産の取得による支出57,317千円があったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果得た資金は、243,583千円(前連結会計年度は285,378千円の収入)であります。これは主に、短期借入金の純増額330,000千円があったことによるものであります。③生産、受注及び販売の実績ⅰ.生産実績 当連結会計年度の生産実績は、次のとおりであります。セグメントの名称当連結会計年度(自 2019年4月1日至 2020年3月31日)前年同期比(%)IT&コンサルティング事業(千円)2,449,01297.6アウトソーシング事業(千円)2,273,32297.8合計(千円)4,722,33597.7 (注)1.金額は製造原価によっております。2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 ⅱ.受注実績受注高及び受注残高を把握することが困難なため、記載をしておりません。 ⅲ.販売実績 当連結会計年度の販売実績は、次のとおりであります。セグメントの名称当連結会計年度(自 2019年4月1日至 2020年3月31日)前年同期比(%)IT&コンサルティング事業(千円)3,149,61995.2アウトソーシング事業(千円)2,799,23597.6合計(千円)5,948,85496.3 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されています。連結財務諸表の作成にあたっては、当連結会計年度における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積もり、予測を必要としております。当社グループは、過去の実績や取引状況を勘案し、合理的と判断される前提に基づき見積もり、予測を行っている部分があり、これらの見積りについては不確