経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 · MD&A
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況当連結会計年度(2019年4月1日~2020年3月31日)におけるわが国経済は、雇用情勢や所得環境の改善が見られ緩やかな景気回復基調で推移いたしましたが、一方で米中間での貿易摩擦の長期化や消費税増税に伴う景気の減速、慢性的な労働力不足など先行きは依然として不透明な状況となりました。また、当連結会計年度の終盤に発生した新型コロナウィルスによる感染症拡大が世界経済に影響を及ぼす懸念も徐々に高まり、国内においても、感染症拡大の防止対策としての外出自粛やイベントの中止・延期などにより、経済活動は大きな制約を受けました。 (和装事業)和装事業におきましては、2020年2月以降の新型コロナウイルスによる感染症拡大防止のための自粛に伴う卒業式及び大規模催事の中止等により、着物の販売売上及び袴のレンタル売上等への影響がありました。しかしながら、それ以前に実施いたしました積極的な広告宣伝や当社グループ店内外で開催いたしました催事等が、特に一般呉服や振袖の販売及び成人式の前撮り写真撮影の受注に大きく貢献したことにより、売上高は13,550,253千円(前期比10.4%増)となり、セグメント利益は1,009,236千円(前期比1.4%増)となりました。 (ウエディング事業)ウエディング業界におきましては、2020年2月以降の新型コロナウイルスによる感染症拡大防止のための自粛に伴う結婚式の延期・中止等により、結婚式の施行が当第4四半期連結会計期間で減少いたしましたが、中国現地法人の結婚式場が2019年3月に開業したことにより、売上高は4,697,361千円(前期比2.9%増)となりました。中国現地法人の結婚式場開業により先行的に発生した人件費、広告宣伝費及び消耗品費等を計上した結果、セグメント利益は151,098千円(前期比55.2%減)となりました。 (全社)上記の結果、当連結会計年度の業績は、売上高18,247,615千円(前期比8.4%増)、営業利益371,066千円(前期比36.4%減)、経常利益340,966千円(前期比44.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益119,084千円(前期比16.5%減)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は1,306,152千円となりました。当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は522,001千円となり、前年同期と比べ377,710千円減少いたしました。これは主に税金等調整前当期純利益268,525千円、減価償却費591,816千円、レンタル商品の償却482,112千円、売上債権の減少388,519千円があった一方で、たな卸資産の増加888,355千円、前受金の減少315,930千円があったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は869,798千円となり、前年同期と比べ253,611千円減少いたしました。これは主に定期預金の預入による支出291,306千円及び固定資産の取得による支出536,001千円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果得られた資金は155,792千円となり、前年同期と比べ120,242千円減少いたしました。これは主に短期借入金の純増額690,000千円があった一方で、長期借入金の返済による支出475,887千円、配当金の支払額77,040千円があったことによるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績イ.生産実績当社グループでは生産活動を行っていないため、生産実績の記載を省略しております。 ロ.仕入実績当連結会計年度の仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称当連結会計年度(自 2019年4月1日至 2020年3月31日)前年同期比(%)和装事業 (千円)3,431,822107.1ウエディング事業 (千円)879,355120.1合計 (千円)4,311,177109.5 (注)1.セグメント間の取引については内部振替後の数値によっております。2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。3.和装事業の仕入実績額には、レンタル商品勘定に振替計上した446,580千円が含まれております。4.ウエディング事業の仕入実績額には、レンタル商品勘定に振替計上した36,498千円が含まれております。 ハ.受注実績当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。①和装事業当連結会計年度(自 2019年4月1日至 2020年3月31日)受注高(千円)前年同期比(%)受注残高(千円)前年同期比(%)13,149,518104.33,414,23488.8(注)1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。2.売上高の計上につきましては、受注後、仕立てを行うため、受注から1~3ヶ月前後のタイムラグがあります。 ②ウエディング事業当連結会計年度(自 2019年4月1日至 2020年3月31日)受注件数(件)前年同期比(%)受注件数残高(件)前年同期比(%)1,557101.11,223124.7(注)ウエディング事業につきましては、挙式施行後に金額が確定す