経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 · MD&A
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の経済政策等により企業収益や雇用・所得環境の改善等を背景に緩やかな回復基調が続きました。一方で、通商問題の動向や中国経済の減速、消費税率の引き上げに伴う消費動向への影響等、先行きが不透明な状況で推移しました。 当工作機械業界におきましては、米中貿易摩擦により内外需とも設備投資に対して慎重姿勢が増し、受注高が前月比、前年同月比ともに減少した月もみられ、力強さに欠ける状況で推移しました。 このような経営環境の中におきまして、当社グループは、積極的な販売展開の強化を図るとともに、市場及びお客様の期待に合致した製品づくりの追求を行いながら、全社的なコスト削減の実施に取組んでまいりました。 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態(流動資産) 当連結会計年度末の流動資産は、前連結会計年度末に比べて964百万円増加し、7,328百万円となりました。これは主に、現金及び預金が1,050百万円増加したことによるものであります。(固定資産) 当連結会計年度末の固定資産は、前連結会計年度末に比べて498百万円減少し、5,586百万円となりました。これは主に、投資有価証券が385百万円、有形固定資産が144百万円それぞれ減少したことによるものであります。(流動負債) 当連結会計年度末の流動負債は、前連結会計年度末に比べて235百万円増加し、1,690百万円となりました。これは主に、買掛金が50百万円減少したものの、短期借入金が159百万円、前受金が85百万円、その他が79百万円それぞれ増加したことによるものであります。(固定負債) 当連結会計年度末の固定負債は、前連結会計年度末に比べて6百万円増加し、144百万円となりました。これは主に、繰延税金負債が31百万円減少したものの、役員株式給付引当金が29百万円、株式給付引当金が15百万円それぞれ増加したことによるものであります。(純資産) 当連結会計年度末の純資産は、前連結会計年度末に比べて224百万円増加し、11,079百万円となりました。これは主に、その他有価証券評価差額金が168百万円減少し、自己株式の取得が130百万円あったものの、利益剰余金が543百万円増加したことによるものであります。 b.経営成績 当連結会計年度の売上高につきましては6,759百万円(前期比7.9%増)となりました。利益につきましては、営業利益で1,003百万円(前期比4.1%増)となりましたが、円高による為替差損172百万円が発生したため経常利益は1,014百万円(前期比6.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益では660百万円(前期比11.5%減)となりました。なお、当社グループの事業は、研削盤の単一セグメントであります。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、3,013百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,052百万円増加となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は1,346百万円(前年同期は780百万円の獲得)となりました。 これは主に、税金等調整前当期純利益が1,011百万円(前年同期は1,084百万円)あったことによるものであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は83百万円(前年同期は260百万円の支出)となりました。 これは主に、投資有価証券の償還による収入が627百万円(前年同期は115百万円)あったものの、投資有価証券の取得による支出が395百万円(前年同期は205百万円)、有形固定資産の取得による支出が318百万円(前年同期は161百万円)あったことによるものであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は88百万円(前年同期は149百万円の獲得)となりました。 これは主に、短期借入金の純増額が158百万円(前年同期は242百万円)あったものの、自己株式の取得による支出が130百万円(前年同期は243百万円)、配当金の支払が117百万円(前年同期は92百万円)あったことによるものであります。 ③生産、受注及び販売の状況 当社グループは単一セグメントであるため、品目別に記載しております。a.生産実績 (単位:千円)品目当連結会計年度(自 2018年9月1日至 2019年8月31日) 前期比(%) 研削盤5,446,82891.9(注)1.金額は販売価格によっております。2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 b.受注状況当連結会計年度の受注状況を品目別に示すと、次のとおりであります。 (単位:千円)品目受注高 前期比(%)受注残高 前期比(%) 研削盤5,394,36470.73,920,02874.2(注)1.金額は販売価格によっております。2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 c.販売実績当連結会計年度の販売実績を品目別に示すと、次のとおりであります。 (単位:千円)品目当連結会計年度 (自 2018年9月1日至 2019年8月31日) 前期比(%) 研削盤5,881,438106.7 部品839,118119.6 その他39,384