経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 · MD&A
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりです。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における当社グループをとりまく経営環境につきましては、国内におけるスマートフォンの保有者の割合が2018年に64.7%と前年比3.8ポイント増加するなど、スマートフォンは引き続き急速に普及しており(総務省調べ)、また、2018年の広告費は6兆5,300億円と7年連続で成長を続けております。とりわけインターネット広告費につきましては前年比116.5%の1兆7,589億円と、広告費全体の成長を牽引する成長となりました(株式会社電通調べ)。 このような状況の下、当社グループは、既存ユーザーの利用率向上と新規ユーザーの獲得を目指し、「グノシー」「ニュースパス」及び「LUCRA(ルクラ)」におけるクーポンタブの追加や0円クーポンキャンペーンなど、新たなコンテンツや施策の展開を行い、順調にダウンロード(以下、「DL」という。)数とアクティブユーザー数を拡大しました。また、「グノシー」の特化型アプリとして、スポーツ情報配信に特化した「グノスポ」、クーポン情報配信に特化した「オトクル」をリリースし、グノシーブランドを基盤とした情報配信の多角化を推進いたしました。さらに、広告主の新たなニーズにこたえるべく新たな商品開発にも注力いたしました。 収益面に関しては、上記の施策等によるアクティブユーザー数の順調な積み上がりにより、Gunosy Adsに係る売上高を7,820百万円計上いたしました。また、既存メディアの広告在庫拡大に伴い、アドネットワークに係る売上高が順調に伸長し、当連結会計年度で5,262百万円を計上いたしました。また、連結子会社である株式会社ゲームエイト及び株式会社digwellの業績が順調に伸長し、とりわけ株式会社ゲームエイトが連結業績に大きく寄与いたしました。その他、当社が保有する投資有価証券の一部を売却したことにより、投資有価証券売却益391百万円を計上いたしました。 費用面に関しては、引き続きユーザーの獲得のためテレビCM等のプロモーション施策を積極的に展開し広告宣伝費2,447百万円を計上したほか、アドネットワーク売上高の伸長に伴い、アドネットワーク売上原価が増加いたしました。 以上の結果、当連結会計年度における業績は、売上高15,017百万円(前年同期比34.1%増)、経常利益2,289百万円(前年同期比18.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益2,009百万円(前年同期比301.0%増)となりました。 なお、「グノシー」及び「ニュースパス」「LUCRA(ルクラ)」合計の国内累計DL数は当連結会計年度末において4,598万DLとなり、前連結会計年度末比で1,244万DLの増加となりました。 当社グループには、メディア事業以外の重要なセグメントが無いため、セグメント情報に関連付けた記載を行っておりません。 (資産) 当連結会計年度末の資産につきましては、前連結会計年度末に比べて2,426百万円増加し、13,982百万円となりました。 主な要因は、現金及び預金の増加(前連結会計年度末比2,389百万円の増加)、売掛金の減少(前連結会計年度末比11百万円の減少)、のれんの減少(前連結会計年度末比138百万円の減少)、投資有価証券の増加(前連結会計年度末比220百万円の増加)であります。 (負債) 当連結会計年度末の負債につきましては、前連結会計年度末に比べて160百万円増加し、2,996百万円となりました。 主な要因は、買掛金の増加(前連結会計年度末比195百万円の増加)、未払法人税等の減少(前連結会計年度末比331百万円の減少)、前受金の増加(前連結会計年度末比271百万円の増加)、流動負債のその他の減少(前連結会計年度末比78百万円の減少)であります。 (純資産) 当連結会計年度末の純資産につきましては、前連結会計年度末に比べて2,265百万円増加し、10,985百万円となりました。主な要因は、親会社株主に帰属する当期純利益計上による利益剰余金の増加(前連結会計年度末比2,009百万円の増加)であります。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べて2,389百万円増加し、11,157百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において営業活動により獲得した資金は、2,067百万円(前連結会計年度は2,392百万円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益2,683百万円の計上、投資有価証券売却益391百万円の計上、仕入債務の増加195百万円、前受金の増加271百万円、法人税等の支払額999百万円によるものであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において投資活動の結果獲得した資金は、130百万円(前連結会計年度は329百万円の支出)となりました。これは主に、投資有価証券の取得による支出257百万円、投資有価証券の売却による収入425百万円によるものであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において財務活動により獲得した資金は、192百万円(前連結会計年度末は127百万円の収入)となりました。こ