4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1) 経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況当連結会計年度における世界経済は、米国経済が底堅い個人消費に支えられ堅調に推移したものの、米国の経済政策の動向、中国・欧州経済の低迷長期化、地政学リスクの継続、金利や為替の動向など、景気の先行きは不透明感を強めております。一方、わが国経済は、価格転嫁の進展や雇用環境・所得環境の改善などを背景に景気は回復基調となったものの、物価上昇が継続するなか、個人消費が停滞している状況や、人手不足による供給制約の影響などを受け、そのペースは緩やかな状況です。このような状況の下、当社グループは生産性の維持・向上、国内の住宅関連市場における占有率拡大と非住宅関連市場の開拓や海外の売上拡大などを目指し、戦略的な製品開発、生産、営業活動を展開しました。国内における売上は、住宅関連刃物、非住宅関連刃物ともに前期から減少しました。一方、海外での売上は、欧米を中心に減少しましたがアジア向けが増加し、当連結会計年度の売上高は202億3千1百万円(前期比0.8%増)となりました。利益面につきましては、為替の影響を除いた売上高が前期比で下回ったことから、営業利益は7億4千7百万円(前期比29.1%減)となりました。営業外費用として為替差損を5千6百万円計上したことなどから、経常利益は7億7百万円(前期比51.0%減)となりました。また、特別利益として固定資産売却益を9億5千7百万円計上したことから、税金等調整前当期純利益は16億5千2百万円(前期比12.9%増)となり、その結果、親会社株主に帰属する当期純利益は9億8千4百万円(前期比11.1%増)となりました。 a. 財政状態(資産合計)当連結会計年度末における流動資産は202億3千3百万円となり、前連結会計年度末に比べ19億7千8百万円増加いたしました。これは主に受取手形が2億5千6百万円減少し、電子記録債権が2億3千5百万円減少したものの、現金及び預金が25億1千8百万円増加したことによるものであります。固定資産は182億3千6百万円となり、前連結会計年度末に比べ17億2千1百万円増加いたしました。これは主に有形固定資産が14億8千7百万円増加したことによるものであります。この結果、総資産は、384億6千9百万円となり、前連結会計年度末に比べ36億9千9百万円増加いたしました。 (負債合計)当連結会計年度末における流動負債は38億3千7百万円となり、前連結会計年度末に比べ5億2千万円減少いたしました。これは主に買掛金が4億1千2百万円減少したことによるものであります。固定負債は40億7千6百万円となり、前連結会計年度末に比べ20億9千5百万円増加いたしました。これは主に、長期借入金が17億8千5百万円増加し、資産除去債務が2億4千2百万円増加したことによるものであります。この結果、負債合計は、79億1千3百万円となり、前連結会計年度末に比べ15億7千5百万円増加いたしました。 (純資産合計)当連結会計年度末における純資産合計は305億5千6百万円となり、前連結会計年度末に比べ21億2千4百万円増加いたしました。これは主に為替換算調整勘定が13億9千2百万円増加し、利益剰余金が6億7千1百万円増加したことによるものであります。この結果、自己資本比率は79.4%(前連結会計年度末は81.8%)となりました。 b. 経営成績当連結会計年度の経営成績は、国内における売上は、住宅関連刃物、非住宅関連刃物ともに前期から減少しました。一方、海外での売上は、欧米を中心に減少しましたがアジア向けが増加し、当連結会計年度の売上高は202億3千1百万円(前期比0.8%増)となりました。利益面につきましては、為替の影響を除いた売上高が前期比で下回ったことから、営業利益は7億4千7百万円(前期比29.1%減)となりました。営業外費用として為替差損を5千6百万円計上したことなどから、経常利益は7億7百万円(前期比51.0%減)となりました。また、特別利益として固定資産売却益を9億5千7百万円計上したことから、税金等調整前当期純利益は16億5千2百万円(前期比12.9%増)となり、その結果、親会社株主に帰属する当期純利益は9億8千4百万円(前期比11.1%増)となりました。セグメントごとの経営成績の概要は、次のとおりであります。 (日本)国内向けでは、住宅関連刃物、非住宅関連刃物ともに減少したものの、海外向けでは自動車関連刃物および木工関連刃物などが増加したことから、売上高は158億1千4百万円(前年同期比4.4%増)、営業利益は4億8千2百万円(前年同期比1.4%減)となりました。(インドネシア)木工関連刃物および自動車関連刃物が増加したことから、売上高は42億6千7百万円(前年同期比16.3%増)、営業利益は3億2千9百万円(前年同期比63.7%増)となりました。(米国)鋼管関連刃物および金属関連刃物などが減少し、現地通貨ドル建て売上高は前年同期比で減少となりましたが、円換算額では円安ドル高が進み、売上高は24億1千1百万円(前年同期比6.0%増)、営業利益は1億5千8百万円(前年同期比13.8%減)となりました。(欧州)自動車関連刃物および製紙関連刃物が減少したことから、売上高は19億5千2百万円(前年同期比10.1%減)、営業利益は2千5百万円(前年同期は8百万円の営業損失)となりました。(中国)紙工関連刃物が減少し、現地通貨元建て売上高は前