Filings/5480/INTERIM

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経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 · MD&A

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。 (1) 財政状態及び経営成績の状況当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、個人消費の回復傾向や企業の堅調な設備投資等により、総じて緩やかな回復基調が続きましたが、海外経済における保護主義的な貿易施策等の影響懸念から先行き不透明な状況が続きました。ステンレス特殊鋼業界におきましても、輸入材の流入量はピーク時と比較して落ち着きつつあるものの、半導体関連や自動車関連等、一部の分野で需要の盛り上がりに欠き、昨年度から引き続き流通段階を中心に在庫調整局面が続きました。当社の戦略分野である高機能材につきましては、石油・ガス分野向け用途、排煙脱硫装置や船舶向けSOxスクラバー等の環境・エネルギー分野向け用途の好調等、海外向けを中心に需要は堅調に推移いたしました。このような経営環境の中、当社と致しましては販売価格の適正化によるロールマージンの確保に努める一方、「中期経営計画2017」に計画されている諸施策を着実に実行していくことにより収益確保に向けた取り組みを進めてまいりました。これらの結果、当第1四半期連結累計期間の販売数量は前年同期比9.9%減(高機能材7.3%減、一般材6.9%減)となり、売上高は34,620百万円(前年同期比1,225百万円減)、利益面につきましては営業利益1,172百万円(前年同期比1,757百万円減)、経常利益1,005百万円(前年同期比1,670百万円減)、親会社株主に帰属する四半期純利益493百万円(前年同期比2,075百万円減)となりました。 当第1四半期連結会計期間末における総資産の額は148,378百万円となり、前連結会計年度末対比1,737百万円減少しております。これは主として受取手形及び売掛金の減少(1,585百万円)によるものであります。当第1四半期連結会計期間末における負債の額は101,110百万円となり、前連結会計年度末対比1,065百万円減少しております。これは主として未払法人税等の減少(1,171百万円)によるものであります。当第1四半期連結会計期間末における純資産の額は47,268百万円となり、前連結会計年度末対比673百万円減少しております。これにより自己資本比率は31.9%となりました。 (2) 事業上及び財務上の対処すべき課題当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。なお、当社は財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針を定めており、その内容等(会社法施行規則第118条第3号に掲げる事項)は次のとおりであります。 〔株式会社の支配に関する基本方針〕Ⅰ.当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針の内容の概要当社は、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者は、当社の企業理念、当社の企業価値の様々な源泉及び当社を支える各利害関係者との信頼関係を十分に理解した上で、当社の企業価値ひいては株主の皆様の共同の利益を中長期的に確保しまたは向上させることを真摯に目指す者でなければならないと考えております。したがいまして、当社の企業価値ひいては株主の皆様の共同の利益を著しく損なう大規模な買付行為を行う者は、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者として不適切であると考えます。 Ⅱ.基本方針の実現に資する特別な取組みの概要当社は、「Ⅰ.社会に進歩と充実をもたらす、すぐれた商品を提供すること」、「Ⅱ.自主独立を基本に、創造と効率を両輪として、あくなき発展と向上を追求すること」、及び「Ⅲ.当社と共に歩むものの幸福を増進し、より大きな働き甲斐のある場を社会に提供すること」を経営理念に掲げ、また、『新しい価値の創造に挑戦し、世界の市場で魅力あるステンレス特殊鋼メーカーとなる』ことを企業ビジョンとしております。また、当社の企業価値の向上には、技術力・開発力の更なる向上とともに、技術とノウハウを有する従業員等の継続的な確保・育成、安定的な原料調達の確保、取引先その他の利害関係者との強固な信頼関係の維持等が不可欠であると考えます。当社は、上記の経営理念及び企業ビジョン、並びに当社の企業価値の源泉についての考え方に基づき、2019年度を最終年度とする「中期経営計画2017」(以下「本中期経営計画」といいます。)を策定し、本中期経営計画の達成に向けて、当社グループ一丸となって邁進しております。本中期経営計画には、内外における事業環境の変化に確実に対応すべく、新たな視点から、当社が高機能材事業と一般材事業を両輪として国内外において競争力あるステンレス特殊鋼メーカーとして勝ち抜くための諸施策が取りまとめられております。当社は、本中期経営計画の取組みを推進し、その達成を通じて、ステンレス特殊鋼メーカーとしての事業基盤をより一層強固にし、もって企業価値を高めることに取り組んでまいります。本中期経営計画の概要は以下のとおりです。 ①「中期経営計画2017」の位置付けとコンセプト当社は、当社創立100周年に当たる2025年において、「堅固な国内ステンレス事業と長期的に持続可能なコーポレート基盤をベースとした高機能材のグローバル・トップサプライヤー」を目指します。本中期経営計画は、2019年度までの期間を、その第1ステップの3ヶ年と位置付け、次の3つのテーマを掲げました。(ア)アジアの高機能材市場において、卓越したQCD(品質、コスト、納期)競争力で市場をリードするトップサプライヤーの地位を確立する。(イ)国内ステンレス市場において、お客様の信頼に応え得る存在