経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 · MD&A
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況当連結会計年度における日本経済は、緩やかな回復基調を継続しつつも、海外経済の減速による輸出の減少などから力強さを欠く状況で推移しました。世界経済は、米国では堅調な個人消費などから回復が続く一方で、中国では貿易摩擦や内需の伸び悩みの影響から減速しております。鉄鋼業においては、日本国内市場では、建築・自動車・家電などの堅調な需要を受け、概ね底堅く推移しました。海外鉄鋼市場は、中国で景気が減速傾向であるにもかかわらず粗鋼生産が再び増加傾向にあるなど、先行きは不透明な状況となっています。このような環境のなか、当社グループの当連結会計年度の業績は、売上高167,419百万円(前期比6,385百万円減)、営業利益5,879百万円(同4,977百万円減)、経常利益9,829百万円(同2,455百万円減)、親会社株主に帰属する当期純利益6,254百万円(同1,105百万円減)となりました。なお、2018年9月に発生した台風21号による被害の為、特別損失項目として災害損失651百万円を計上しております。また、2018年9月に判明しました当社ロール製品の品質に係る不適切行為につきましては、お取引先様をはじめ関係者の皆様に、多大なご迷惑とご心配をお掛けしましたことを、改めて深くお詫び申し上げます。本件による当連結会計年度の業績への影響は軽微であります。当連結会計年度末の総資産は、株価下落に伴う投資有価証券の減少等により前連結会計年度末より6,173百万円減少し209,465百万円となりました。負債は、繰延税金負債等の減少により前連結会計年度末より3,270百万円減少し41,793百万円となりました。純資産は、その他有価証券評価差額金、為替換算調整勘定等の減少により前連結会計年度末より2,902百万円減少し167,671百万円となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。鋼板関連事業 売上高は155,123百万円(前年同期比6,551百万円減)、営業利益は6,052百万円(前年同期比4,766百万円減)であります。ロール事業 売上高は3,500百万円(前年同期比258百万円減)、営業損失は77百万円(前年同期は57百万円の営業利益)であります。グレーチング事業 売上高は3,554百万円(前年同期比6百万円増)、営業利益は84百万円(前年同期比29百万円減)であります。不動産事業 売上高は1,183百万円(前年同期比116百万円増)、営業利益は830百万円(前年同期比93百万円増)であります。その他事業 売上高は4,057百万円(前年同期比301百万円増)、営業利益は245百万円(前年同期比115百万円減)であります。 ②キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末の現金及び現金同等物期末残高は、前連結会計年度末に比べ5,039百万円増加し、32,316百万円となりました。これは主に、営業活動によるキャッシュ・フローにおける資金の増加によるものです。(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動による資金の増加は8,273百万円(前年同期比6,339百万円増)となりました。当期営業利益5,879百万円に減価償却費4,056百万円を加えたものが主な要因であります。(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動による資金の増加は1,232百万円(前年は資金の支出9,026百万円)となりました。これは主に、投資有価証券の取得売却差額と固定資産の取得によるものであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動による資金の支出は3,979百万円(前年は資金の支出5,288百万円)となりました。これは主に、配当金の支払額等によるものであります。③生産、受注及び販売の実績a.生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称当連結会計年度(自 平成30年4月1日至 平成31年3月31日)前年同期比(%)鋼板関連事業(百万円)139,390△11.9ロール事業(百万円)3,476△4.6グレーチング事業(百万円)3,416△7.1不動産事業(百万円)-- 報告セグメント計(百万円)146,283△11.6その他(百万円)23021.9合計(百万円)146,514△11.5(注)1.金額は販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。2.上記金額には、消費税等は含まれておりません。 b.受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称受注高(百万円)前年同期比(%)受注残高(百万円)前年同期比(%)鋼板関連事業154,821△4.717,923△1.7ロール事業3,395△11.32,284△4.4グレーチング事業3,6243.825937.4不動産事業1,18310.9-- 報告セグメント計163,025△4.620,467△1.6その他4,21210.750544.2合計167,238△4.220,972△0.9(注)上記金額には、消費税等は含まれておりません。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称当連結会計年度(自 平成30年4月1日至 平成31年3月31日)前年同期比(%)鋼板関連事業(百万円)155,123△4.1ロール事業(百万円