経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 · MD&A
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。① 財政状態及び経営成績の状況当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用環境や個人消費について緩やかな回復基調で推移しました。しかし、英国のEU離脱交渉の不確実性や、米中の貿易摩擦による海外経済の不安から景気の先行きについては、不透明な状況が続いております。 当社グループでは、2019年4月1日に「藤倉コンポジット株式会社(英文:FUJIKURA COMPOSITES Inc.)」に商号変更いたしました。当社の創業者である藤倉の名前を引き継ぎ、また今後も当社の複合化(コンポジット)技術を生かし、ゴムだけにとらわれない新しい製品分野に積極的に進出していくことを、この社名にこめて邁進していきます。また、2018年7月26日開催の取締役会において、原町工場(福島県南相馬市)の敷地内に工場建屋を新設することを決議いたしました。今後医療用ゴム製品などの生産拡大、および管理部門の集約に伴う作業効率の改善を図ってまいります。さらに、小型でパーソナルユースに利用できる非常用モバイル充電器『アクアチャージ』を2019年5月29日に発売するなど、新製品開発にも積極的に取り組んでおります。 このような状況のもと、当連結会計年度の売上高は334億3千8百万円(前年同期比1.5%減)、営業利益は9億1千7百万円(前年同期比57.7%減)、経常利益は8億3千8百万円(前年同期比62.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は5億8千1百万円(前年同期比63.5%減)となりました。 セグメントの経営成績は次のとおりであります。<産業用資材>売上高は212億5千4百万円(前年同期比2.6%減)、営業利益は5億4千2百万円(前年同期比60.6%減)となりました。<引布加工品>売上高は54億6百万円(前年同期比7.8%増)、営業利益は2億2千2百万円(前年同期比10.0%減)となりました。<スポーツ用品>売上高は63億9千7百万円(前年同期比5.5%減)、営業利益は5億9千8百万円(前年同期比39.5%減)となりました。<その他>売上高は3億8千万円(前年同期比4.3%増)、営業利益は7千5百万円(前年同期比0.9%増)となりました。 当期の財政状況は、当連結会計年度末の資産につきましては、前連結会計年度末に比べ3億2千7百万円減少の355億8千1百万円となりました。負債につきましては、前連結会計年度末に比べ7百万円増加の114億3百万円となりました。純資産につきましては、241億7千8百万円となり、これらの結果、自己資本比率は前連結会計年度末の68.3%から68.0%に低下いたしました。 ② キャッシュ・フローの状況 連結会計年度末における「現金及び現金同等物」(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ4億1千3百万円減少し(前年同期比7.4%減)、51億8千8百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は12億1千3百万円となりました。これは主に「税金等調整前当期純利益」を7億7千3百万円計上したことによるものであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は16億3千万円となりました。これは主に「有形固定資産の取得による支出」11億4千2百万円によるものであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動の結果得られた資金は1億6千8百万円となりました。これは主に借入金返済を進めた上で、新たに「長期借入金による収入」を23億円計上したことによるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績a. 生産実績当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 (単位 : 千円)セグメントの名称当連結会計年度(自 2018年4月1日至 2019年3月31日)前年同期比(%)産業用資材21,782,58099.5引布加工品5,499,321104.7スポーツ用品2,912,15284.8合計30,194,05398.7 (注) 1 金額は販売価額によっております。2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 b. 受注実績当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 (単位 : 千円)セグメントの名称受注高前年同期比(%)受注残高前年同期比(%)産業用資材21,386,478103.92,162,609106.5引布加工品5,389,140103.7691,07997.6スポーツ用品6,330,06294.9308,99382.1その他380,117104.3――合計33,485,797102.03,162,681101.5 (注) 1 セグメント間の取引については、相殺消去しております。2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 c. 販売実績当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 (単位 : 千円)セグメントの名称当連結会計年度(自 2018年4月1日至 2019年3月31日)前年同期比(%)産業用資材21,254,81297.4引布加工品5,406,254107.8スポーツ用品6,397,43694.5その他380,117104.3合計33,438,62198.5 (注) 1 セグメント間の取引については、相殺消去しております。2 上記の金額には、