経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 · MD&A
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要①経営成績の状況当連結会計年度(2019年4月1日から2020年3月31日まで)における我が国経済は、緩やかな回復基調から始まったものの、通商問題の動向による先行き不透明な状況に加え、足下では新型コロナウィルス感染症の影響により、大幅に下押しされており、厳しい状況にあります。情報サービス業界におきましては、IoT、AI等の技術のビジネス活用拡大やセキュリティ対策等、堅調な情報システム投資が持続しました。このような事業環境の中、当社グループは中期経営計画(2018年度~2020年度)の中間年度において、業績目標の1年前倒し達成を目指して、主要課題である「JFEスチール製鉄所システムリフレッシュの遂行」、「ソリューション事業の拡大」、「基盤サービス事業の拡大」を推進するとともに、一般顧客向けの基幹事業である製造、金融業界向け事業や自社プロダクト事業の強化に取り組みました。当連結会計年度の営業成績につきましては、JFEスチール株式会社向けを中心とした鉄鋼事業の拡大及び新たな子会社である株式会社アイエイエフコンサルティングの寄与などにより連結売上高は前期比5,372百万円(12.6%)増の47,953百万円、営業利益は前期比1,331百万円(38.3%)増の4,803百万円、経常利益は前期比1,355百万円(39.3%)増の4,803百万円となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は、前期比859百万円(37.0%)増の3,181百万円となりました。この結果、売上高、経常利益ともに5期連続の過去最高額更新を達成いたしました。 ②キャッシュ・フローの状況営業活動によるキャッシュ・フローは6,006百万円の入金超過と、前期比2,007百万円入金超過増となりました。これは、税金等調整前当期純利益が前期比1,420百万円増加したことが主な要因です。 投資活動によるキャッシュ・フローは2,757百万円の支払超過と、前期比885百万円支払超過増となりました。これは、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出884百万円を生じたことが主な要因です。 これらを合計したフリー・キャッシュフローは3,249百万円の入金超過となりました。このフリー・キャッシュフローを使い、リース債務の返済698百万円、配当金の支払688百万円(非支配株主への配当金の支払額20百万円を含む)等を行ったことにより、財務活動によるキャッシュ・フローは1,386百万円の支払超過となりました。 その結果、現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は期首残高に比べ1,863百万円増の11,125百万円となりました。 ③生産、受注及び販売の実績イ 生産実績当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。 セグメントの名称金額(千円)前年同期比(%)情報サービス38,187,08011.5合計38,187,08011.5 (注)1 金額には、消費税等は含まれておりません。2 上記金額は製造原価で記載しております。3 当社の報告セグメントは情報サービス単一セグメントであります。 ロ 受注実績当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。 セグメントの名称金額(千円)前年同期比(%)受注残高(千円)前年同期比(%)情報サービス49,636,081+8.619,799,242+10.6合計49,636,081+8.619,799,242+10.6 (注)1 金額には、消費税等は含まれておりません。2 当社の報告セグメントは情報サービス単一セグメントであります。 ハ 販売実績+当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。 セグメントの名称金額(千円)前年同期比(%)情報サービス47,953,363+12.6合計47,953,363+12.6 (注)1 金額には消費税等は含まれておりません。2 当社の報告セグメントは情報サービス単一セグメントであります。3 最近2連結会計年度における主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先前連結会計年度当連結会計年度金額(千円)割合(%)金額(千円)割合(%)JFEスチール株式会社18,132,90742.620,751,14343.3 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容当連結会計年度の財政状態及び経営成績の分析は、以下のとおりであります。① 当連結会計年度の財政状態及び経営成績の分析イ 経営成績(金額単位:百万円) 前連結会計年度当連結会計年度増減金額比率売上高42,58147,9535,37212.6%売上総利益8,94910,5441,59517.8%(売上総利益率)21.0%22.0%――営業利益3,4734,8031,33138.3%(売上高営業利益率)8.2%10.0%――経常利益3,4484,8031,35539.3%(売上高経常利益率)8.1%10.0%――親会社株主に帰属する当期純利益2,3223,18185937.0%(親会社株主に帰属する当期純利益率)5.5%6.6%――総資産28,53033,8645,33318.7%負債合計12,78815,2662,47819.4%純資産15,74218,5972,85518.1%自己資本比率53.4%53.1%―― 売上高につきましては、鉄鋼向け事業におけるJFEスチール株式会社向け製鉄所システムリフレッシュ案件の拡大、一般顧客向け事業におけるプロダクト・ソリューション事業を中心とした売上の増加、基盤事業におけるJFEグループ向