経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 · MD&A
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (経営成績等の状況の概要) 「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)を当連結会計年度の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という)の状況の概要は次のとおりであります。 (1) 財政状態及び経営成績の状況2020年のスマートフォンを中心とした動画広告市場は順調な成長が予想され、前年比26.9%増の3,289億円に拡大し、2023年には5,065億円に達すると予測されております(注)。このような環境のもと、当社グループは、スマートフォン市場の成長を取り込む一方で、中長期の柱に育てるため、前期に引き続き「AbemaTV」への投資期と位置付けていることから、当連結会計年度における売上高は453,611百万円(前年同期比8.1%増)、営業利益は30,825百万円(前年同期比2.2%増)、経常利益は30,493百万円(前年同期比6.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,694百万円(前年同期比65.1%減)となりました。出所 (注)当社/デジタルインファクト「国内動画広告の市場動向調査」 セグメント別の経営成績は次のとおりであります。 ①メディア事業メディア事業には、「AbemaTV」、「Ameba」、「タップル誕生」等が属しております。前期に引き続き、「AbemaTV」への投資期でありつつも、売上を伸ばし、売上高は37,304百万円(前年同期比18.5%増)、営業損益は17,838百万円の損失計上(前年同期間17,764百万円の損失計上)となりました。 ②ゲーム事業ゲーム事業には、㈱Cygames、㈱サムザップ、㈱Craft Egg等が属しております。主力タイトルが好調に推移し、売上高は152,224百万円(前年同期比3.9%増)、営業損益は26,040百万円の利益計上(前年同期比2.9%増)となりました。 ③インターネット広告事業インターネット広告事業には、インターネット広告事業本部、㈱CyberZ等が属しております。新規広告主の開拓に注力し、売上高は260,212百万円(前年同期比7.8%増)、営業損益は20,609百万円の利益計上(前年同期比3.4%減)となりました。 ④投資育成事業投資育成事業にはコーポレートベンチャーキャピタル、㈱サイバーエージェント・キャピタルにおけるファンド運営等が属しており、売上高は6,428百万円(前年同期比50.8%増)、営業損益は4,593百万円の利益計上(前年同期比74.6%増)となりました。 ⑤その他事業その他事業には、㈱CAM、㈱ウエディングパーク、㈱マクアケ等が属しており、売上高は18,947百万円(前年同期比7.7%増)、営業損益は907百万円の利益計上(前年同期比50.1%減)となりました。 財政状態の状況当連結会計年度末における総資産は224,876百万円(前連結会計年度末比607百万円の減少)となりました。これは、主にソフトウェアの減損損失計上に伴う減少によるものであります。負債は114,523百万円(前連結会計年度末比1,710百万円の減少)となりました。これは、主に買掛金及び未払金の減少によるものであります。純資産は110,352百万円(前連結会計年度末比1,102百万円の増加)となりました。これは、主に非支配株主持分の増加によるものであります。自己資本比率は35.2%(前連結会計年度末比1.0ポイント減)となりました。 (2) キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比べて7,816百万円減少し、84,563百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。① 営業活動によるキャッシュ・フロー営業活動によるキャッシュ・フローは14,917百万円の増加(前年同期間は28,394百万円の増加)となりました。これは、主に利益の計上及び法人税等の支払によるものであります。② 投資活動によるキャッシュ・フロー投資活動によるキャッシュ・フローは18,000百万円の減少(前年同期間は22,410百万円の減少)となりました。これは、主に固定資産の取得によるものであります。③ 財務活動によるキャッシュ・フロー財務活動によるキャッシュ・フローは4,662百万円の減少(前年同期間は39,748百万円の増加)となりました。これは、主に配当金及び投資事業組合員への分配金の支払によるものであります。 (3) 生産、受注及び販売の状況 ① 生産実績及び受注実績当社グループの事業内容は多岐にわたっており、受注生産形態をとらない事業も多いことから、セグメント別に生産の規模及び受注の規模を金額あるいは数量で示すことが馴染まないため、記載しておりません。 ② 販売実績当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称販売高(百万円)前年同期比(%)メディア事業37,304+18.5ゲーム事業152,224+3.9インターネット広告事業260,212+7.8投資育成事業6,428+50.8その他事業18,947+7.7セグメント間取引△21,506 合計453,611+8.1 (注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 ③ 仕入実績当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名