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経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 · MD&A
2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績 当第3四半期連結累計期間の業績は次のとおりです。(単位:億円) 前第3四半期連結累計期間当第3四半期連結累計期間前年同期比現地通貨ベース前 年 同 期 比売上高6,0075,766△4.0%△0.5%営業利益364295△19.1%△13.0%経常利益364300△17.8%-親会社株主に帰属する四半期純利益224183△18.3%-EBITDA585501△14.4%-US$/円(平均)109.90109.15△0.7%-EUR/円(平均)131.26122.56△6.6%-EBITDA:親会社株主に帰属する四半期純利益+法人税等合計+支払利息-受取利息+減価償却費+のれん償却額 当第3四半期連結累計期間(2019年1月~9月)における当社グループの業績は、売上高は前年同期比4.0%減の5,766億円でした。世界的に景気減速の影響がみられ、電気・電子や自動車向け材料を中心に広範な分野で出荷が落ち込みました。出荷数量は想定したレベルほど回復しませんでしたが、落ち込み幅は縮小の傾向がみられます。 営業利益は前年同期比19.1%減の295億円でした。高付加価値製品を中心に出荷数量が落ち込んだことに加えて、一部品目で製品価格が低下したことにより大幅な減益となりました。また、円高による海外事業の換算目減りも利益を押し下げました。 営業利益率は原料価格の低下を含めたコスト削減効果により第1四半期を底として四半期を追うごとに改善しており、減益幅も縮小しています。特に、中国・東南アジアにおいては第2四半期から増益に転じており、当第3四半期は増益幅が広がりました。 経常利益は、前年同期比17.8%減の300億円でした。 親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期比18.3%減の183億円でした。事業の効率化に係る特別損益が発生したことに加えて、災害や買収関連の一時費用が発生しました。 また、各セグメントの業績は次のとおりです。(単位:億円)セグメント売 上 高営 業 利 益前第3四半期連結累計期間当第3四半期連結累計期間前年同期比現地通貨ベース前年同期比前第3四半期連結累計期間当第3四半期連結累計期間前年同期比現地通貨ベース前年同期比パッケージング&グラフィック3,2363,121△3.6%+1.5%149131△12.2%△0.3%カラー&ディスプレイ950896△5.8%△3.3%11388△22.3%△19.3%ファンクショナルプロダクツ2,0881,999△4.2%△2.9%153129△15.5%△14.4%その他、全社・消去△267△250--△51△53--計6,0075,766△4.0%△0.5%364295△19.1%△13.0% (注)2019年度より中期経営計画「DIC111」の開始に伴い、セグメントを変更しました。なお、前第3四半期連結累計期間については、変更後のセグメントに組み替えて記載しています。中期経営計画「DIC111」の詳細は、http://www.dic-global.com/ja/ir/plan.html をご覧ください。 [パッケージング&グラフィック] 前第3四半期連結累計期間当第3四半期連結累計期間前年同期比現地通貨ベース前 年 同 期 比売 上 高3,236億円3,121億円△3.6%+1.5%営 業 利 益149億円131億円△12.2%△0.3% 売上高は、前年同期比3.6%減の3,121億円でした。現地通貨ベースでは1.5%の増収となりましたが、ユーロ及び新興国通貨安の影響により円貨ベースで目減りしました。食品包装分野では、パッケージ用インキは、アジアや南米などの新興国を中心として増収となりました。ポリスチレンは、出荷数量は増加しましたが、原料価格の低下に伴う製品値下げの影響により減収となりました。出版や新聞を主用途とする出版用インキは、需要減少により減収となりました。一方で、デジタル印刷で使用されるジェットインキは増収となりました。 営業利益は、前年同期比12.2%減の131億円でした。価格改定が進んだことに加えて原料価格上昇の影響が緩んできたことにより、現地通貨ベースでは0.3%減と前年同期に近いレベルまで改善しました。 [カラー&ディスプレイ] 前第3四半期連結累計期間当第3四半期連結累計期間前年同期比現地通貨ベース前 年 同 期 比売 上 高950億円896億円△5.8%△3.3%営 業 利 益113億円88億円△22.3%△19.3% 売上高は、前年同期比5.8%減の896億円でした。色材分野では、化粧品用顔料や一般顔料の出荷が貿易摩擦の影響などにより低調に推移しました。ディスプレイ分野では、カラーフィルタ用顔料は出荷が堅調に推移しました。TFT液晶は出荷堅調ながら競争激化に伴う製品価格の低下により減収となりました。 営業利益は、前年同期比22.3%減の88億円でした。TFT液晶の製品価格低下のほか、一般顔料の出荷低調により減益となりました。また、中国における環境規制の強化や貿易摩擦に伴って顔料の原料価格が上昇したことも利益を圧迫しました。 [ファンクショナルプロダクツ] 前第3四半期連結累計期間当第3四半期連結累計期間前年同期比現地通貨ベース前 年 同 期 比売 上 高2,088億円1,999億円△4.2%△2.9%営 業 利 益153億円129億円△15.5%△14.4% 売上高は、前年同期比4.2%減の1,999億円でした。自動車の軽量化や電装化に伴って用途が拡大しているPPSコンパウンドは、世界的な自動車生産台数の減少影響を受けて出荷が低調に推移しました。スマートフォンや