経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 · MD&A
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。① 財政状態及び経営成績の状況当連結会計年度における我が国経済は、雇用環境の改善や安定した企業収益など堅調に推移したものの、米中貿易摩擦の長期化の影響など不安定な情勢となりました。また、期末に発生した新型コロナウイルス感染症の影響による世界経済への長期的な影響が懸念され、非常に厳しい経営環境となっております。このような経済状況のもとで、当社グループは「接着・樹脂加工を基盤とし、拠点相互のネットワークを最大限活かした成長事業、新規事業とグローバル展開」を基本方針として、「ソリューションビジネスの推進」「グローバル展開の推進」「成長事業・新規事業推進」「生産性向上」を目標に取り組んでまいりました。当連結会計年度は、総合接着・樹脂加工事業において、消費増税・新型コロナウイルスの影響により下期の受注が減少したものの、上期における自動車・建材向けベルト及びディスプレイガラス向け部材の販売が堅調に推移しました。以上の結果、当連結会計年度の売上高は3,465百万円(前年同期比1.4%増)となりました。また、営業利益は449百万円(前年同期比22.0%増)、経常利益は476百万円(前年同期比23.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は360百万円(前年同期比28.9%増)となりました。 各セグメントの経営成績は、次のとおりであります。 総合接着・樹脂加工総合接着・樹脂加工につきましては、日本国内において消費税増税の影響により下期の受注が減少、また、期末に発生した新型コロナウイルス感染症の影響があったものの、上期については自動車・建材向けベルト及びディスプレイガラス向け部材の販売が堅調に推移しました。アジア地域においては、上期は米中貿易摩擦を背景に若干の鈍化がみられたものの、建材向けベルトなど一部の市場が堅調に推移しました。しかしながら、期末に発生した新型コロナウイルス感染症の影響により取引先の工場生産が停止するなど非常に厳しい状況となりました。以上の結果、売上高は2,750百万円(前年同期比1.9%増)となりました。 特殊設計機械特殊設計機械につきましては、上期は日本国内において食品業界向けの特需の受注残があったものの、下期については消費税増税の影響、期末に発生した新型コロナウイルス感染症の影響を受け受注が減少しました。以上の結果、売上高は714百万円(前年同期比0.6%減)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて389百万円増加し、1,363百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動の結果得られた資金は、前年同期に比べ220百万円増加し、498百万円となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益が516百万円計上されたことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動の結果支出した資金は、前年同期に比べ140百万円減少し、3百万円となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出が49百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出が37百万円計上されたものの、保険積立金の解約による収入が79百万円計上されたことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動の結果支出した資金は、前年同期に比べ45百万円増加し、98百万円となりました。これは主に配当金の支払額が98百万円計上されたことによるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績a.生産実績当連結会計年度における生産実績をセグメント別に示すと、次のとおりであります。セグメントの名称当連結会計年度(自 2019年4月 1日至 2020年3月31日)生産高(千円)前年同期比(%)総合接着・樹脂加工2,719,358106.3特殊設計機械646,81384.2合計3,366,171101.2(注)1.金額は販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 b.受注実績当連結会計年度における受注実績をセグメント別に示すと、次のとおりであります。セグメントの名称当連結会計年度(自 2019年4月 1日至 2020年3月31日)受注高(千円)前年同期比(%)受注残高(千円)前年同期比(%)総合接着・樹脂加工2,611,56393.2216,59864.8特殊設計機械598,746126.9131,86054.8合計3,210,30998.1348,45960.6(注)1.金額は販売価格によっております。2.セグメント間の取引については相殺消去しております。3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 c.販売実績当連結会計年度における販売実績をセグメント別に示すと、次のとおりであります。セグメントの名称当連結会計年度(自 2019年4月 1日至 2020年3月31日)販売高(千円)前年同期比(%)総合接着・樹脂加工2,750,768101.9特殊設計機械714,61899.4合計3,465,387101.4(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、その割合が100分の10以上に該当する相手