経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 · MD&A
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況当連結会計年度におけるわが国経済は、好調な企業業績と堅調な雇用・所得環境に支えられ、回復基調が続きました。海外におきましては、米国では企業の設備投資と個人消費が堅調に推移しており、中国・東南アジア等の新興国では緩やかな回復がみられました。 このような状況の中、当社グループは「構造改革計画」の成果と課題を踏まえ、「国内収益基盤の強化」、「海外収益基盤の強化」、「事業運営基盤の強化」の3つの大方針を柱とする事業施策を推進しております。具体的な取り組みの一部としましては、新規分野開拓の一環として、当社の精密製品の生産技術力を活用し、医療患者の生活の質の向上等に貢献する海外向け針無し注射器部品の量産を開始致しました。 これらの結果、当連結会計年度の売上高は51,905,270千円(前期比13.4%増)となりました。損益面では、増収効果があった一方で固定費の増加等により、営業利益は2,540,951千円(前期比2.5%減)にとどまりましたが、経常利益は2,290,366千円(前期比1.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,520,391千円(前期比11.6%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。(日本) 売上高は、車両分野における受注数量の増加等により、29,303,968千円(前期比8.6%増)となりましたが、営業利益は、固定費の増加等により、260,045千円(前期比17.6%減)となりました。(中国) 売上高は、車両分野における生産能力増強に伴う受注数量の増加、OA分野における堅調な受注等により、14,399,272千円(前期比31.3%増)となり、営業利益は1,832,175千円(前期比7.0%増)となりました。(東南アジア) 売上高は、インドネシアでの車両分野における受注数量の増加等により、8,202,028千円(前期比4.7%増)となりましたが、営業利益は、製品構成の変化及び固定費の増加等により、409,493千円(前期比34.9%減)となりました。 当連結会計年度末における総資産は、43,831,783千円と、前連結会計年度に比べ1,664,751千円増加しました。(流動資産) 当連結会計年度末における流動資産合計は、23,045,833千円となり、前連結会計年度末と比べ1,519,196千円増加しました。これは、現金及び預金の増加(547,934千円増)、売上債権の増加(882,149千円増)が主な要因であります。(固定資産) 当連結会計年度末における固定資産合計は、20,785,949千円となり、前連結会計年度末と比べ145,555千円増加しました。これは、機械装置及び運搬具の増加(816,509千円)、リース資産の増加(431,670千円増)、建設仮勘定の減少(933,205千円減)が主な要因であります。(流動負債) 当連結会計年度末における流動負債合計は、22,041,655千円となり、前連結会計年度末と比べ1,658,949千円増加しました。これは、仕入債務の増加(902,512千円増)、未払金の増加(316,411千円増)が主な要因であります。(固定負債) 当連結会計年度末における固定負債合計は、11,907,486千円となり、前連結会計年度末と比べ1,863,632千円減少しました。これは、長期借入金の減少(1,781,586千円減)が主な要因であります。(純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は、9,882,641千円となり、前連結会計年度末と比べ、1,869,434千円増加しました。これは、利益剰余金の増加(1,520,391千円増)が主な要因であります。 ② キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比較して560,536千円増加し、4,693,075千円(前期比13.6%増)となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果、得られた資金は6,767,896千円(前期は得られた資金4,858,770千円)となりました。増加要因は主に税金等調整前当期純利益2,250,065千円、減価償却費3,306,065千円、仕入債務の増加1,186,700千円によるものです。減少要因は主に売上債権の増加839,155千円が生じたことによるものです。(投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果、使用した資金は1,934,096千円(前期は使用した資金2,647,598千円)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出2,210,600千円が生じたことによるものです。(財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果、使用した資金は4,247,387千円(前期は使用した資金1,293,098千円)となりました。これは主に長期借入れによる収入2,090,000千円があったものの、長期借入金の返済による支出4,009,356千円、リース債務の返済による支出1,806,987千円が生じたことによるものです。 ③ 生産、受注及び販売の実績a.生産実績当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称当連結会計年度(自 平成29年4月1日至 平成30年3月31日)生産高(千円)前年同期比(%)日本23,661,379105.3中国1