経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 · MD&A
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 経営成績当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善などを背景に景気は緩やかな回復基調で推移しましたが、台風などの自然災害の影響や消費増税の影響による個人消費の落ち込み、また米中貿易摩擦の影響による輸出低迷など景気後退感が強まる中、世界的に拡大した新型コロナウイルス感染症による国内外の景気の先行きは一段と不透明感が増しております。このような環境の下、当社グループの事業とかかわりの深い界面活性剤業界におきましても、生産・販売活動とも低調な推移となりました。こうした中、当社グループとして化学品事業におけるオレオケミカルを中心とした既存得意先への拡販・拡充、新規取引先の開拓、国内外での新興国化学品の販売拡大に取組みました。しかし、国内主要得意先からの受注が減少し、低水準で推移する一部原材料価格(天然油脂相場価格)等の影響を受けることになりました。これらの結果、当連結会計年度における経営成績は、売上高が17,733,944千円(前連結会計年度比11.8%減)、営業利益は128,154千円(前連結会計年度比53.2%減)、経常利益は営業外収益160,844千円、営業外費用26,895千円を計上したことにより262,103千円(前連結会計年度比36.3%減)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は、特別利益に投資有価証券売却益101,960千円を計上したことで255,940千円(前連結会計年度比6.2%減)となりました。また、当社グループの目標とする経営指標における売上総利益の絶対額の持続的な増加についても、計画数値には届かず、前年実績から119,186千円減少した1,508,320千円(前連結会計年度比7.3%減)となり達成することができませんでした。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。なお、各セグメントの売上高は外部顧客への売上高を表示し、セグメント損益は連結損益計算書における営業損益(営業利益又は営業損失)をベースとしております。また、各セグメントの営業損益のほかに、各セグメントに帰属しない全社費用170,874千円(前連結会計年度比2.5%増)があります。① 化学品事業化学品事業におきましては、国内主要得意先の生産・販売活動が低調となり、一部原材料価格(天然油脂相場価格)も低水準で推移したことで販売価格は低迷しました。また、中国での環境規制に伴う一部取扱商品の供給不足等の問題も改善されませんでした。この結果、化学品事業に係る当連結会計年度の売上高は15,985,562千円(前連結会計年度比11.5%減)、セグメント利益は231,361千円(前連結会計年度比28.9%減)となりました。② 日用品事業日用品事業におきましては、当社オリジナル商品のインターネット販売は好調に推移し、また既存得意先への新アイテム商品や除菌関連商品の特需があった一方、個人消費の低迷や一部地域での台風などの自然災害等の影響を受け、全体の売れ行きは低調となりました。この結果、日用品事業に係る当連結会計年度の売上高は744,008千円(前連結会計年度比9.2%減)、セグメント利益は91,783千円(前連結会計年度比24.2%減)となりました。③ 土木建設資材事業土木建設資材事業におきましては、当事業の取扱商品とかかわりの深い地盤改良工事、コンクリート補修補強工事で復調の兆しがみられるものの依然低迷しており、工事に使用される材料・添加剤等の販売は低調に推移しました。また環境関連薬剤の販売は、前年比較的規模の大きかった環境関連工事が落ち着いたことで大きく低調となりました。この結果、土木建設資材事業に係る当連結会計年度の売上高は1,004,373千円(前連結会計年度比17.6%減)、セグメント損失は24,117千円(前連結会計年度は5,762千円のセグメント損失)となりました。 〔2020年3月期 セグメント別連結業績〕(単位:千円,%) セグメント区分セグメント別売上高セグメント損益(営業損益) 実績百分比前期比増減率実績利益率前期比増減率化学品事業15,985,56290.1△11.5231,3611.4△28.9日用品事業744,0084.2△9.291,78312.3△24.2土木建設資材事業1,004,3735.7△17.6△24,117--全社費用---△170,874-2.5セグメント合計17,733,944100.0△11.8128,1540.7△53.2 (注)1.セグメント別売上高は、各セグメントの外部顧客への売上高を表示しております。2.セグメント損益は、各セグメントの営業利益又は営業損失(△)を表示しております。 生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。① 生産実績該当事項はありません。 ② 商品仕入実績当連結会計年度における商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称商品仕入高(千円)前年同期比(%)化学品事業14,824,644△11.6日用品事業472,808△11.4土木建設資材事業925,316△16.6合計16,222,769△11.9 (注) 1. 金額は、仕入価格によっております。 2. 上記の金額には、消費税等は含まれて