経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 · MD&A
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(経営成績等の状況の概要)(1) 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における日本経済は、上期は企業収益や雇用情勢の改善を背景に緩やかな回復基調が続いたものの、下期に入り消費税増税、2019年10月の台風19号(以下「台風19号」といいます。)の被害や記録的な暖冬などの気候要因による影響から、設備投資や国内需要の減少など景気回復が鈍化し、経済環境は厳しい状況で推移しました。さらに、新型コロナウイルス感染症(以下「新型感染症」といいます。)の拡大により外出自粛、各種イベントの中止や延期、外国人観光客の入国制限などによりインバウンド消費、国内消費ともに落ち込み、感染症拡大の収束時期が見えないことにより実体経済への影響が懸念されています。 このような環境下において、当社グループは、中期経営計画「VALUE UP ALPICO 2020」で設定した経営目標と事業計画に基づき、企業体質の向上に向けたグループ各事業のサービスや設備の強化とグループ内の経営資源の活用による事業シナジーの創出に努めました。しかし、下期には台風19号被害や新型感染症の拡大により想定外の甚大な影響を受け業績は大幅に悪化いたしました。 この結果、当連結会計年度(2019年4月1日~2020年3月31日)の連結営業収益は98,844,770千円と、前連結会計年度に比べ1,418,688千円減少(前期比1.4%減)となりました。また、連結営業利益は831,367千円と、前連結会計年度に比べ404,316千円減少(前期比32.7%減)となりました。 当連結会計年度のセグメント別の概況は次のとおりであります。 運輸事業の営業収益は12,767,298千円と、前期に比べ341,508千円減少(前期比2.6%減)となりました。また、営業損失は99,046千円と、前期に比べ266,575千円悪化(前期は167,529千円の営業利益)となりました。 流通事業の営業収益は72,294,540千円と、前期に比べ272,643千円減少(前期比0.4%減)となりました。また、営業利益は1,293,772千円と、前期に比べ145,350千円増加(前期比12.7%増)となりました。 レジャー・サービス事業の営業収益は11,826,775千円と、前期に比べ764,716千円減少(前期比6.1%減)となりました。また、営業利益は58,251千円と、前期に比べ267,783千円減少(前期比82.1%減)となりました。 不動産事業の営業収益は1,225,712千円と、前期に比べ96,823千円減少(前期比7.3%減)となりました。また、営業利益は120,487千円と、前期に比べ46,477千円減少(前期比27.8%減)となりました。 その他のサービス事業の営業収益は1,799,310千円と、前期に比べ17,090千円減少(前期比0.9%減)となりました。また、営業利益は119,658千円と、前期に比べ5,373千円減少(前期比4.3%減)となりました。 (2) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末と比べ3,656,627千円減少(前期比51.8%減)し、3,406,148千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益121,356千円に、減価償却費3,959,151千円、減損損失1,034,788千円、災害による損失1,003,949千円、仕入債務の減少額3,315,518千円等の項目を加減した結果、1,920,986千円の資金収入(前期比66.6%減)となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出1,869,358千円、固定資産の売却による収入63,537千円、補助金収入210,563千円などにより、1,175,845千円の資金支出(前期比45.7%減)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入による収入2,000,000千円、長期借入金の返済による支出4,534,346千円、リース債務の返済による支出1,675,236千円などにより、4,401,768千円の資金支出(前期比8.5%減)となりました。 (3) 生産、受注及び販売の実績 当社グループの各事業は、受注生産形態をとらない事業であるため、セグメントごとに生産規模及び受注規模を金額あるいは数量で示すことはしておりません。 なお、販売の状況については、「(経営成績等の状況の概要) (1)財政状態及び経営成績の状況」における各事業の区分の業績に関連づけて示しております。 (経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討等) 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末(2020年3月31日)現在において判断したものであります。(1) 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般的に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表作成にあたり、見積りが必要となる事項につきましては、合理的な基準に基づき会計上の見積りを行っております。 また、当連結会計年度の新型コロナウイルス感染症拡大に伴う会計上の見積りにつきましては、「第5 経理の