経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 · MD&A
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要①経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、緩やかな回復基調で推移しましたが、通商問題を巡る緊張の増大や金融資本市場の変動の影響に加え、新型コロナウイルス感染症の拡大が内外経済に及ぼす影響が懸念されるなど、依然として、先行き不透明な状況が続きました。 食品業界では、人手不足に伴う労働コストや物流コストの上昇などがあり、引き続き厳しい経営環境となりました。 このような状況下、当社グループの当連結会計年度の売上高は、主力事業である食品関連事業において、おにぎり100円セールの実施回数が減少したことや、食材関連事業において、水産加工品の取扱高が減少したことなどにより、2,135億8千1百万円(前期比21億1千5百万円、1.0%減)となりました。 利益面では、人件費の上昇影響などがあるものの、食品関連事業における商品規格の見直し等が寄与し、営業利益は27億2千1百万円(前期比11億9千5百万円、78.3%増)、経常利益は27億7千3百万円(前期比10億7百万円、57.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は10億1千万円(前期比3億9千9百万円、65.5%増)となりました。 セグメントごとの事業概況は、以下のとおりです。 [食品関連事業] 米国子会社の売上は伸長したものの、国内事業において、おにぎり100円セールの実施回数が減少したこともあり、売上高は1,755億3百万円(前期比3億5千4百万円、0.2%減)となりました。一方、利益面では、商品規格の見直しや生産性の向上などが寄与し、営業利益は31億3千6百万円(前期比16億2千4百万円、107.4%増)となりました。[食材関連事業] 水産加工品や鶏加工品の取扱高が減少したことなどにより、売上高は162億8千3百万円(前期比11億7千2百万円、6.7%減)となりました。また利益面では、減収影響に加え、棚卸資産評価損を計上したことにより、2億1千6百万円の営業損失(前期は1億1千5百万円の営業利益)となりました。[物流関連事業] 売上高は140億円(前期比4億2千8百万円、3.0%減)となりました。一方、利益面では、取引価格の見直しにより、2億1千6百万円の営業利益(前期は8千4百万円の営業損失)となりました。[食品製造設備関連事業] 売上高は19億1千万円(前期比4億7千9百万円、20.1%減)となりました。利益面では、一部債権に対する貸倒引当金計上および前期のグループ向け大型案件の反動減により1億4千9百万円の営業損失(前期は3億9千2百万円の営業利益)となりました。[人材派遣関連事業] 売上高は58億8千2百万円(前期比3億1千9百万円、5.8%増)となりました。一方、利益面では、グループ向け人材派遣の減少などにより営業利益は1億4千万円(前期比1億2千8百万円、47.8%減)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、資金)は、前連結会計年度末に比べて54億6千2百万円増加し、79億2百万円となりました。(営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動による資金の増加は113億7千9百万円(前連結会計年度は59億7千4百万円の増加)となりました。これは、税金等調整前当期純利益(18億9千1百万円)、減価償却費(58億2百万円)、未払金の増減額(20億7千1百万円)、および法人税等の支払額(△3億9千9百万円)によるものです。(投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動による資金の減少は13億4千9百万円(前連結会計年度は57億3千3百万円の減少)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出(△28億7千1百万円)および有形固定資産の売却による収入(13億9千9百万円)によるものです。(財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動による資金の減少は45億5千6百万円(前連結会計年度は33億1千1百万円の減少)となりました。これは、リース債務の返済による支出(△27億2千2百万円)、長期借入金の返済による支出(△11億2千2百万円)および配当金の支払額(△7億4百万円)によるものです。 ③生産、受注および販売の実績(イ)生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称生産高(百万円)前期比(%)食品関連事業172,745△0.2食材関連事業3,546△2.9合計176,291△0.3(注)1.金額は販売価格(出荷価格)をもって表示しております。2.上記については、セグメント間の内部取引消去前の数値で表示しております。3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 (ロ)受注実績 一部の連結子会社は、受注生産を行っておりますが、受注当日または翌日に製造・出荷の受注生産を行っておりますので、受注高および受注残高の記載は省略しております。 (ハ)販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称販売高(百万円)前期比(%)食品関連事業175,503△0.2食材関連事業16,283△6.7物流関連事業14,000△3.0食品製造設備関連事業1,910△20.1人材派遣関連事業5,8825.8合計213,581△1.0(注)1.セグメント間取引については相殺消去しております。2.主な相手先別の販売実績および総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先前連結会計年度(自 2018年3月1日至 2019年2月28日)当連結会計年度(自 2019年3月1日至 2020年2月29日)販売高(百万円)割