Filings/2762/INTERIM

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経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 · MD&A

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】文中における将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日において、当社が判断したものであります。(1)業績の状況当第3四半期累計期間(2019年7月1日~2020年3月31日)における我が国経済は、雇用及び所得環境の改善を背景に、緩やかな回復傾向にありましたが、新型コロナウイルスの影響により、内外需ともに悪化しており、先行き不透明な状況が続いております。 外食産業におきましては、人件費の高騰によるコストの上昇、天候不順や相次ぐ台風等の自然災害、消費税率の引上げや、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う国や地方自治体からの外出自粛要請等、厳しい経営環境が続いております。 しかしながら、このような状況は、お客様の行動様式やニーズが大きく変化する転換期であり、むしろ当社が大きく変革する機会であると捉え、「事業の質的転換を図ること」、そして「既存店舗の思いきった整理・再編に踏み込むこと」が最重要課題であると認識し、以下の施策に取り組んでまいりました。 当社は、事業の質的転換策の一環として、「総合居酒屋からの脱却」と「大型店の整理・再編」を推し進めてまいりましたが、更なる踏み込んだ施策が必要であると判断し、今後不採算となることが予想される店舗だけではなく、店舗収支の改善に時間を要する店舗、売上高賃料比率が高い店舗、及び大型・空中階の店舗を中心に、2020年6月期においては40店舗超の閉店を実施することを決定いたしました。運営を継続する強化対象店舗については、優秀な人材を優先的に配置し、店内の改革を推進するとともに、収益性の比較を行ったうえで対象店舗を絞り込み、既存資産を最大限に活かした改装を低額投資で実施し、収益力の改善につなげてまいりました。 一方、単身者や共働き世帯の増加、働き方改革等の影響により中食・デリバリー市場が拡大している背景を受け、自社の人材活用と遊休設備の活用の観点から、既存設備を弁当及びケータリングの製造拠点とし、WEB上や当社店舗の店頭、都心のオフィスビルの一部区画における弁当及びケータリング販売等を拡大いたしました。 さらに、お客様が店舗へお越しいただくことを前提とした従来の事業に加え、各業態の名物料理等を当社がお客様の手元へお届けする事業を展開していくため、最初のステップとして、自社で運営する通信販売サイトの開設に取り組みました。 当第3四半期における出退店につきましては、商圏の変化等により、利益を確保することが困難であると判断した直営店8店舗を閉店いたしました。また、新規出店につきましては、「焼肉万里」を1店舗、大きな投資を必要としない運営受託事業において、温浴施設に付属する食堂2店舗を新たに受託いたしました。 業態転換は、「金の蔵」1店舗を「東京おばんざい酒場けけ」に転換いたしました。これにより当第3四半期累計期間末における店舗数は、直営店90店舗、フランチャイズ店8店舗となりました。 以上の取り組みにより、「金の蔵」において、1月度には24ヶ月来の前年同月比を超えるなど復調の兆しを見せたものの、新型コロナウイルス感染症拡大の影響によるインバウンド需要の喪失、国や地方自治体からの外出自粛要請等により、客数が2月以降大幅に減少し、第3四半期累計期間売上高は69億8百万円(前年同期比14.8%減)となりました。営業利益につきましては、9億86百万円の損失(前年同期は営業損失7億82百万円)となりました。経常利益は9億77百万円の損失(前年同期は経常損失7億63百万円)、当四半期純利益は、19億92百万円の損失(前年同期は四半期純損失11億24百万円)となりました。 (2)財政状態の分析当第3四半期会計期間末における流動資産は、17億24百万円となり、前事業年度末に比べ、3億40百万円減少いたしました。これは主に、現金及び預金が減少したことによるものであります。固定資産は38億48百万円となり、前事業年度末に比べ、8億81百万円減少いたしました。これは主に、差入保証金の減少によるものであります。この結果、総資産は55億73百万円となり、前事業年度末に比べ、12億22百万円減少いたしました。当第3四半期会計期間末における流動負債は、17億15百万円となり、前事業年度末に比べ、2億36百万円増加いたしました。固定負債は11億39百万円となり、前事業年度末に比べ、12百万円増加いたしました。この結果、負債合計は、28億54百万円となり、2億48百万円増加いたしました。当第3四半期会計期間末における純資産合計は、四半期純損失の計上により27億18百万円となり、前事業年度末に比べ14億70百万円減少いたしました。 (3)事業上及び財務上の対処すべき課題当第3四半期累計期間において、当社の対処すべき課題について重要な変更はありません。 (4)研究開発活動該当事項はありません。 (5)事業等のリスクに記載した重要事象等を改善するための対応策 当社は、「第2 事業の状況 1 事業等のリスク」に記載の通り、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しておりますが、当第3四半期累計期間末の資金残高の状況及び今後の資金繰りを検討した結果、当面の事業活動の継続性に懸念はございません。加えて、当該重要事象等を解消するため、以下に述べる対応策を講じることにより、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しております。 1.収益改善施策の実施 現在、当社は、短・中期的な事業構造改革を推し進めており、キャッシュ・フローを生み出す源泉である収益力の改善を目指し、取り組んでおります。 ①不採算店舗の閉店 現時点において不採算である店舗、将