経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 · MD&A
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要①財政状態及び経営成績の状況当連結会計年度におけるわが国経済は、金融緩和政策の継続と政府の財政支出に支えられ、穏やかな回復基調で推移してまいりましたが、年度後半においては、消費税率引き上げによる消費者マインドの低下、また、新型コロナウイルス感染症の拡大による影響もあり、先行きの不透明感が増しつつあります。建設業界におきましては、全国的な担い手不足による労務単価の上昇や新型コロナウイルス感染症拡大に伴い一部機材の納品遅れなどがあったものの、年間を通してみれば、建設投資は底堅く推移しました。このような状況のもと、当社グループは、2017年度よりスタートした「第6次中期経営計画」に掲げた「LC(建物ライフサイクル)トータルソリューションの高度化」による受注拡大に注力するとともに、施工リスクに応じた現場のフォロー体制を充実することにより原価管理を徹底してまいりました。また、テレワークに向けた環境を整備したほか、女性活躍推進に関する行動計画を着実に遂行することにより「えるぼし(2つ星)」を取得するなど、働き方改革の推進にも取り組んでまいりました。その結果、受注高につきましては、主にNTTグループからの受注が増加したことにより、前連結会計年度比3.4%増の784億75百万円となりました。売上高につきましては、大型工事の進捗などにより、前連結会計年度比8.4%増の758億90百万円となりました。利益につきましては、工事採算の改善などにより、営業利益は前連結会計年度比80.1%増の36億90百万円、経常利益は前連結会計年度比32.0%増の42億39百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度比30.5%増の35億37百万円となりました。なお、セグメント別の業績は次のとおりであります。1.設備工事事業売上高は670億10百万円(前連結会計年度比9.1%増)、営業利益は33億1百万円(前連結会計年度比94.0%増)となりました。2.設備機器販売事業売上高は64億18百万円(前連結会計年度比10.3%増)、営業利益は3億21百万円(前連結会計年度比9.0%増)となりました。3.設備機器製造事業売上高は24億62百万円(前連結会計年度比11.0%減)、営業利益は55百万円(前連結会計年度比42.2%増)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、△20億81百万円(前連結会計年度比78億82百万円減少)となりました。当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、123億53百万円(前連結会計年度比107億48百万円増加)となりました。これは主に投資有価証券の売却による収入が増加したこと等によるものです。当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、△25億17百万円(前連結会計年度比82百万円減少)となりました。以上により、当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、253億96百万円(前連結会計年度末比77億55百万円増加)となりました。 ③生産、受注及び販売の状況a.受注高セグメントの名称前連結会計年度(自 2018年4月1日至 2019年3月31日)当連結会計年度(自 2019年4月1日至 2020年3月31日)前連結会計年度比(百万円)(百万円)(%)設備工事事業67,31469,6203.4設備機器販売事業5,8196,41810.3設備機器製造事業2,7442,437△11.2計75,87978,4753.4(注)1 セグメント間取引については、相殺消去しております。2 上記金額には、消費税等は含まれておりません。 b.売上高セグメントの名称前連結会計年度(自 2018年4月1日至 2019年3月31日)当連結会計年度(自 2019年4月1日至 2020年3月31日)前連結会計年度比(百万円)(百万円)(%)設備工事事業61,44867,0109.1設備機器販売事業5,8196,41810.3設備機器製造事業2,7672,462△11.0計70,03575,8908.4(注)1 セグメント間取引については、相殺消去しております。2 当社グループでは生産実績を定義することが困難であるため「生産の状況」は記載しておりません。3 売上高総額に対する割合が100分の10以上の相手先別の売上高及びその割合は次のとおりであります。相手先前連結会計年度(自 2018年4月1日至 2019年3月31日)当連結会計年度(自 2019年4月1日至 2020年3月31日)金額(百万円)割合(%)金額(百万円)割合(%)㈱NTTファシリティーズ7,72511.07,99910.5㈱竹中工務店5,1997.47,74310.24 上記金額には、消費税等は含まれておりません。 なお、提出会社個別の事業の状況は次のとおりであります。設備工事事業における受注工事高及び売上高の状況① 受注工事高、売上高及び次期繰越工事高 期別区分前期繰越工事高(百万円)当期受注工事高(百万円)計(百万円)当期売上高(百万円)次期繰越工事高(百万円)前事業年度(自 2018年4月1日至 2019年3月31日)空調工事20,39738,81259,21031,27127,938衛生工事18,36514,63633,00116,86116,140電気工事4,26413,47017,73512,8834,851計43,02766,919109,94661,01648,930当事業年度(自 2019年4月1日至 2020年3月31日)空調工事27,93837,82265,76036,18729,