経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 · MD&A
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、天候不順や自然災害、消費税率の引上げ等があったものの、設備投資の増加や個人消費に持ち直しの動きが見られ、企業収益や雇用環境の改善が続き、総じて底堅く推移しました。 建設業界におきましては、受注面の競争が激化し始めており、技術者の人手不足等、引き続き厳しい経営環境が続いています。 また、年明け2月からの新型コロナウイルス感染症による影響から、世界各国で経済活動に混乱が生じており、急激な景気の落ち込みが懸念されています。 こうした状況の中、当社グループは顧客の更なる信頼と満足に応える企業を目指し、技術・品質・価格の総合的な競争力の向上に努め、受注と利益の確保に取り組んでまいりました。この結果、当連結会計年度の業績は、受注高が 52,909百万円(前年同期比34.2%減)となり、売上高が57,098百万円(前年同期比2.5%増)となりました。利益につきましては、営業利益が 2,296百万円(前年同期比10.2%増)、経常利益が 2,268百万円(前年同期比8.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が 1,321百万円(前年同期比6.4%減)となりました。 セグメントの業績は次の通りであります。 なお、セグメント利益は連結損益計算書の売上総利益を基礎としております。 (建築事業) 建築工事はPFI建築工事・集合住宅・医療福祉施設・工場等の生産施設等に注力し、売上高は36,135百万円、セグメント利益は3,377百万円となりました。(土木事業) 土木工事は橋脚耐震改修等の防災関連工事や復興関連工事に注力し、売上高は19,473百万円、セグメント利益は1,863百万円となりました。(不動産事業) 不動産事業における売上高は728百万円、セグメント利益は317百万円となりました。(その他の事業) 資機材の販売・賃貸等、その他の事業における売上高は759百万円、セグメント利益は200百万円となりました。 ②財政状態の状況(資産) 資産につきましては、主に受取手形・完成工事未収入金等の増加等により、前連結会計年度に比べ、2,424百万円増加し、43,552百万円となりました。(負債) 負債につきましては、主に支払手形・工事未払金等の増加等により、前連結会計年度に比べ1,529百万円増加し、29,930百万円となりました。(純資産) 純資産につきましては、親会社株主に帰属する当期純利益1,321百万円を計上したこと等により、前連結会計年度に比べ、895百万円増加し、13,621百万円となりました。 ③キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は8,562百万円となり、前連結会計年度末に比べ、471百万円減少しました。(営業活動によるキャッシュ・フロー) 税金等調整前当期純利益の計上2,146百万円、売上債権の増加1,894百万円、たな卸資産の増加784百万円等により、営業活動によるキャッシュ・フローは、763百万円の減少となりました。(投資活動によるキャッシュ・フロー) 有形固定資産の取得による支出171百万円、貸付による支出122百万円等により、投資活動によるキャッシュ・フローは、160百万円の減少となりました。(財務活動によるキャッシュ・フロー) 短期借入れによる収入19,951百万円、短期借入金の返済による支出19,538百万円及び長期借入れによる収入2,150百万円、長期借入金の返済による支出1,676百万円等により、財務活動によるキャッシュ・フローは443百万円の増加となりました。 ④受注及び売上の状況a. 受注実績セグメントの名称前連結会計年度(自 2018年4月1日至 2019年3月31日)当連結会計年度(自 2019年4月1日至 2020年3月31日)金額(百万円)金額(百万円)建築セグメント43,72533,584(23.2%減)土木セグメント36,65319,324(47.3%減)不動産セグメント- -その他のセグメント- -合計80,37852,909(34.2%減) b. 売上実績セグメントの名称前連結会計年度(自 2018年4月1日至 2019年3月31日)当連結会計年度(自 2019年4月1日至 2020年3月31日)金額(百万円)金額(百万円)建築セグメント38,89336,135(7.1%減)土木セグメント15,38119,473(26.6%増)不動産セグメント744728(2.1%減)その他のセグメント694759(9.3%増)合計55,71557,098(2.5%増)(注)1 当社グループでは、建築セグメント及び土木セグメント以外は受注生産を行っておりません。2 セグメント間の取引については相殺消去しております。3 当社グループでは、生産実績を定義することが困難であるため「生産の状況」は記載しておりません。4 当連結会計年度において受注実績に著しい変動がありました。これは、前連結会計年度の土木セグメントにおいて、長期大型工事を受注したことによるものであります。なお、当該工事はその工事内容につき、発注者との間で守秘保持契約書を締結しております。 なお、参考のため提出会社個別の事業の状況は次のとおりであります。 c. 建設事業における受注工事高及び完成工事高の状況ⅰ 受注工事高、完成工事高及び次期繰越工事高期別区分前期繰越工事高(百万円)当期受注工事高(百万円)計 (百万円)当