経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 · MD&A
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。①財政状態及び経営成績の状況当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境などに改善がみられたものの、輸出が弱含んでいるなか、製造業を中心に弱さが一段と増しておりました。また、第4四半期に入ってからは新型コロナウイルス感染症の影響により、景気が大幅に下押しされています。一方、海外においても、新型コロナウイルス感染症の影響による経済活動の抑制、金融資本市場の変動などにより、景気の先行きについては、厳しい状況が続くと見られています。このような環境下、当社グループは国内外での販売力の強化に努めるとともに、製造力及び技術力の向上、様々な工程での無駄の排除及び改善などに取り組んでまいりました。この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。a.財政状態当連結会計年度の資産合計は、前連結会計年度に比べ961百万円減少し、10,784百万円となりました。当連結会計年度の負債合計は、前連結会計年度に比べ1,041百万円減少し、3,498百万円となりました。当連結会計年度の純資産合計は、前連結会計年度に比べ79百万円増加し、7,286百万円となりました。b.経営成績当連結会計年度の経営成績は、売上高10,913百万円(前年同期比22.5%減収)、営業利益448百万円(同64.2%減益)、経常利益433百万円(同64.5%減益)、親会社株主に帰属する当期純利益286百万円(同65.5%減益)となりました。セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。アンチモン事業は、売上高5,620百万円(同25.4%減収)、セグメント利益100百万円(同69.9%減益)となりました。金属粉末事業は、売上高5,271百万円(同19.3%減収)、セグメント利益302百万円(同65.1%減益)となりました。その他は、売上高22百万円(同0.7%減収)、セグメント利益21百万円(同0.9%減益)となりました。②キャッシュ・フローの状況当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度に比べて171百万円増加し、当連結会計年度には2,905百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動により得られた資金は1,452百万円(前年同期比30.4%増)となりました。これは主に、仕入債務の減少額234百万円及び法人税等の支払額362百万円等による減少があったものの、税金等調整前当期純利益432百万円、減価償却費456百万円、売上債権の減少額464百万円及びたな卸資産の減少額706百万円等による増加があったためであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動により使用した資金は657百万円(同15.9%増)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出651百万円によるものであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動により使用した資金は621百万円(同53.7%増)となりました。これは主に、長期借入れによる収入100百万円があったものの、短期借入金の純減少額200百万円、長期借入金の返済による支出337百万円及び配当金の支払額183百万円があったためであります。③生産、受注及び販売の実績a.生産実績当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称金額(千円)前年同期比(%)アンチモン事業5,488,27672.1金属粉末事業5,394,50079.2報告セグメント計10,882,77675.5その他--合計10,882,77675.5(注)1.金額は、販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。2.上記金額には、消費税等は含まれておりません。b.受注実績当社グループは見込み生産を行っているため、該当事項はありません。c.販売実績当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称金額(千円)前年同期比(%)アンチモン事業5,620,08174.6金属粉末事業5,271,15380.7報告セグメント計10,891,23477.5その他22,31899.3合計10,913,55277.5(注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。2.上記金額には、消費税等は含まれておりません。(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2020年6月25日)現在において判断したものであります。①重要な会計方針及び見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表作成にあたって重要となる会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載の通りです。当社グループは、たな卸資産の評価、貸倒引当金の計上、賞与引当金の計上、繰延税金資産の計上等に関し、過去の実績や当該取引の状況に照らして合理的と考えられる見積り及び判断を行い、その結果を資産・負債の帳簿価額及び収益・費用の金額に反映して連