経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 · MD&A
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。① 財政状態及び経営成績の状況当事業年度における我が国経済は、企業収益や雇用環境の改善等により、緩やかな回復基調で推移していたものの、自然災害も多く、また、新型コロナウイルス感染症の発生等、先行き不透明な状況で推移しております。当社が属する飲食業・小売業におきましては、企業間の競争の激化に加え、原材料価格の上昇、慢性的な労働力不足や、新型コロナウイルスによる影響等、依然として厳しい環境で推移いたしました。このような経済状況のもと、当社のオリジナルブランドであります「かつてん」のフランチャイズ本部として、また、タピオカドリンク専門店「瑪蜜黛(モミトイ)」及び「らーめんおっぺしゃん」の北海道・東北地区本部として加盟店を募集し、「かつてん」3店舗並びに「瑪蜜黛」6店舗の加盟店出店をした結果、加盟店舗数が12店舗となりました。加盟店の出店だけではなく、自社運営の「かつてん」、「瑪蜜黛」店舗も出店し、フランチャイザービジネスと自社の店舗運営の両立を目指してまいりました。当事業年度末における当社の展開業態は15業態、稼働店舗数は71店舗(前年同期末、17業態73店舗)となりました。不採算店舗及び事業を閉鎖して展開業態を絞り、採算事業店舗の出店に特化したこと及び既存店舗の業績が計画通りに推移したものの、2020年2月より新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う店舗の営業自粛や営業時間短縮の影響による業績悪化が著しく、当事業年度の売上高4,628,193千円(前年同期比8.2%増)、販売費及び一般管理費の低減に努めたものの、営業損失7,370千円(前年同期、営業損失77,065千円)、経常損失17,347千円(前年同期、経常損失93,658千円)、当期純損失103,873千円(前年同期、当期純損失142,592千円)となりました。セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 飲食部門当事業年度の飲食部門におきましては、フランチャイジー事業はフランチャイズ本部主導の新商品の投入や販売促進活動を、オリジナルブランド事業は季節限定商品の開発及び販売を継続し、スマートフォンアプリやLINE等で特定商品を訴求することで客単価増やリピート顧客の獲得に取り組み、売上増加に努めてまいりました。飲食部門の当事業年度末の店舗数は前事業年度末より1店舗減少し、65店舗となりました。当事業年度の売上高は4,103,093千円(前年同期比12.0%増)、セグメント損失9,882千円(前年同期、セグメント損失76,847千円)となり、前事業年度を上回る結果となったものの、2020年2月以降、新型コロナウイルス感染症に伴う営業自粛や営業時間短縮が大きく影響し、厳しい結果となりました。 物販部門当事業年度の物販部門におきましては、飲食部門と同様にフランチャイズ本部主導によるスマートフォンアプリやクーポンを使用した販売促進活動に加えて、来店顧客向けの店内イベント開催や、季節商品訴求のための売場づくりを行って、季節やイベントに合わせた商品提案を実施してまいりました。物販部門の当事業年度末の店舗数は前事業年度末に比べて1店舗減少し、6店舗となりました。店舗数が減少したものの各種経費削減が功を奏し、当事業年度の売上高は525,100千円(前年同期比14.4%減)、セグメント利益2,512千円(前年同期、セグメント損失217千円)となったものの、飲食部門同様、2020年2月以降、新型コロナウイルス感染症に伴う営業自粛や営業時間短縮が大きく影響し、厳しい結果となりました。 ② キャッシュ・フローの状況当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ75,252千円増加し、当事業年度末は360,160千円となりました。当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動の結果得られた資金は231,272千円となり、前年同期と比べ194,811千円増加しました。これは主に税引前当期純損失96,825千円であるものの、減価償却費166,109千円、売上債権の減少49,788千円、減損損失44,252千円等によるものであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動の結果使用した資金は58,550千円となり、前年同期に比べ68,342千円減少しました。これは主に有形固定資産の取得による支出82,747千円等があるものの、敷金及び保証金の回収による収入78,896千円等によるものであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動の結果使用した資金は97,469千円となり、前年同期と比べ51,749千円増加しました。これは主に、株式の発行による収入85,771千円があるものの、長期借入金の返済による支出165,965千円等によるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績a.生産実績当社は最終消費者に対する飲食業及び物販業を主に行っているため、該当事項はありません。b.仕入実績当事業年度の仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称当事業年度(自 2019年4月1日至 2020年3月31日)前年同期比(%)飲食部門 フランチャイジー事業(千円)1,193,092112.2 オリジナルブランド事業(千円)271,340136.0飲食部門計(千円)1,464,432115.9物販部門 フランチャイジー事業(千