Smaregi,Inc./Earnings transcript

決算説明会書き起こし

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Smaregi,Inc. · FY 2025

株式会社スマレジ

2025 年4 ⽉期 通期オンライン決算説明会

2025 年6 ⽉13 ⽇

イベント概要

[企業名] 株式会社スマレジ

[企業ID] 4431

[イベント⾔語] JPN

[イベント種類] 決算説明会

[イベント名] 2025年4⽉期 通期オンライン決算説明会

[決算期] 2025年度 通期

[⽇程] 2025年度6⽉13⽇

[ページ数] 27

[時間] 10:30 ‒ 11:24

(合計:54分、登壇:25分、質疑応答:29分)

[開催場所] インターネット配信

[会場⾯積]

[出席⼈数]

[登壇者] 2名

代表取締役 宮﨑 ⿓平 (以下、宮﨑)

取締役 髙間舘 紘平(以下、髙間舘)

サポート

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1

登壇

司会:定刻となりましたので開始いたします。株式会社スマレジ2025年4⽉期通期決算説明会に

ご参加いただき、誠にありがとうございます。早速ですが、本⽇の流れをご説明します。

まずはじめに、通期の決算概要、来期の業績の⾒通しや中期経営計画の進捗について解説いたしま

す。その後、昨⽇開⽰の取締役や執⾏役員⼈事についてご説明し、最後にQ&Aを⾏います。

たくさんのご質問をお待ちしております。なお、ご質問以外のお問い合わせは、チャット機能も活

⽤ください。

それでは宮﨑さんよろしくお願いします。

宮﨑:本⽇はお忙しい中、2025年4⽉期通期決算説明会にご参加いただきありがとうございま

す。代表取締役の宮﨑です。昨⽇、通期決算説明資料に加えて成⻑可能性に関する資料および役員

⼈事に関するお知らせを公表いたしました。本⽇は皆様のお時間も限られておりますので、開⽰資

料からポイントを絞ってお届けしたいと思っております。

セッションの後半には、取締役の髙間舘と私の2名でQ&Aセッションを予定しております。おお

よそ11時前後に質疑応答を開始できればと考えております。

まずは私から決算概要、事業の進捗、来期の⾒通し、そして成⻑戦略についてご説明させていただ

きます。

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まず2025年4⽉期の業績説明に⼊る前に前提をお伝えします。決算説明資料2ページに記載の通

り、2025年4⽉期第3四半期より当社は、連結決算へ移⾏しております。2024年12⽉に株式会

社ネットショップ⽀援室を完全⼦会社化し、同⽉より連結決算を適⽤いたしました。今期の決算で

は、⼦会社の2025年1⽉から4⽉の4カ⽉分の業績を計上しております。

過去との対⽐は全て個別実績との対⽐となります。またネットショップ⽀援室の取得に伴い発⽣し

たのれん9億6,500万円については取得原価の配分が未完了のため、暫定的に処理しております。

この点を踏まえ、決算概要をご説明いたします。

業績ハイライトです。連結ベースで売上⾼は110億6,600万円、営業利益は23億7,500万円と堅

調な成⻑を維持しました。特にARRは86億7,900万円、前期⽐で⾔うとプラス46.3%とサブスク

リプションモデルの成⻑が続いております。

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続いて業績ハイライトの詳細です。次に計画対⽐の視点から、業績の総括をさせていただきます。

売上⾼は前期⽐プラス32.0%の増収となり、通期計画に対して101.7%、営業利益は前期⽐プラス

36.9%、こちらも通期計画に対して104.0%、経常利益は前期⽐プラス39.0%、純利益は前期⽐

35.2%といずれの利益指標も過去最⾼の数字を更新しております。

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次に四半期ごとの損益推移についてご説明いたします。売上⾼は第4四半期に過去最⾼となる31

億8,900万円を計上しました。第3四半期からプラス17.1%となっており、堅調な成⻑トレンドが

続いております。

詳細はこの後のスライドで詳しくお伝えするんですが、第4四半期においては、他社のPOS事業

の顧客移⾏が進んだ影響により、⼀時的な移⾏費⽤、販管費の増加や、旧決済サービス端末の廃棄

費⽤が発⽣しております。これらを含めても、累計では営業利益は23億7,500万円と引き続き⾼

い収益性を維持できているような状況です。

続いて、貸借対照表です。総資産は106億7,100万円と、前期⽐プラス34.2%の増加となりまし

た。2024年12⽉に実施したM&Aによるのれん計上等により固定資産がプラス171.0%、また事

業成⻑に伴い純資産が28.4%増加しました。流動資産は78億2,500万円、そのうち現預⾦は59

億1,200万円と引き続き潤沢なキャッシュポジションを維持しております。

⼀⽅負債ですが、流動負債が28億5,000万円、固定負債が1億9,800万円と、総負債は30億

400万円となりました。流動負債増加の主な要因ですが、決済事業の拡⼤による預かり⾦の増加

で、固定負債は資産除去債務の増加です。

⾃⼰資本⽐率は71.8%と引き継ぎ⾼い⽔準を維持しており、安定した財務基盤を形成しておりま

す。今期のM&Aに伴う⼀時的な負債増加を吸収しつつも、健全なバランスシートを維持している

ような状況です。

右側のグラフをご覧いただきますと、キャッシュ現預⾦が過半を占める構造となっており、今後の

成⻑投資に向けた柔軟な資⾦余⼒を残しております。

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次に売上⾼・営業利益・営業利益率の推移です。過去5年間の売上⾼CAGRは35.1%と、継続的

に成⻑トレンドを維持しております。今期の営業利益率は21.5%となり前年の20.7%からさらに改

善しました。成⻑投資を継続しつつも収益性のコントロールを意識した事業運営がワークした結果

だと考えております。

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売上⾼内訳の四半期推移です。ご覧の通り2025年4⽉期もサブスクリプション売上が継続して成

⻑し、通期平均の売上⽐率は67.1%となっています。⽉額利⽤料などの収益は順調に拡⼤してお

り、ストック性の⾼い売上構造が引き続き強化されているような状況です。

第4四半期についてですが、機器販売キャンペーンの実施により、⼀時的に機器販売等が増加し

て、サブスクリプション⽐率はやや低下していますが、全体としてのサブスクリプション収益の成

⻑は続いています。SaaS粗利率は78.8%と引き続き⾼⽔準を維持しております。

販管費および⼀般管理費の推移です。スライドに記載した通り、第4四半期に広告宣伝費や⼀時的

な費⽤、先ほど説明しました他社POSの顧客移⾏費⽤やのれん償却費が増加しました。

第4四半期に減価償却費がマイナスの値となっていますが、これはショールームの増設、拠点移転

に関するもので、減価償却費は増加したものの資産除去債務の履⾏差益が出ているような状態で

す。

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さらに販管費の内訳としてですが広告宣伝費の推移です。2025年4⽉期は前期⽐プラス32.1%の

費⽤増加となりました。認知拡⼤とリード獲得を中⼼にCPAを意識しながら、効果的な投資を継

続しております。

売上⾼に対する広告宣伝費率は前年と同様に9.8%を維持しております。第4四半期は⼀時的に費

⽤が増加しておりますが、ここは例年同様で繁忙期の意図的な施策として広告投資を強化した結果

となります。

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続いてこちらここからは事業の状況、ARRやサービス単位の動向についてお伝えします。

当社では、ARRを最重要の成⻑指標と位置づけて経営を進めております。ストック型の収益をど

れだけ積み上げているかが、事業の成⻑⼒や収益性を⽰すと考えているためです。2025年4⽉末

のARRは前年同期⽐プラス46.3%の86億7,000万円となり、今期の中期経営計画の⽬標を⼤きく

上回る⽔準で着地しております。

主な背景としてPOSと決済のクロスセルが引き続き好調なのに加えて、M&AによるEC関連の積

み上げも寄与しています。引き続きこのARRの持続的な成⻑を最重要課題と位置づけ取り組みを

進めてまいります。

続いてスマレジ、POSに関するKPIサマリーです。

記載の通りARR成⻑を⽀えている有料店舗数は前年同期⽐プラス16.7%の4万2,016店舗まで拡

⼤しております。ARPUやARPAも着実に伸⻑しており、単価の引き上げと契約数の両⾯から成⻑

が進んでおります。

LTVはプラス26.4%と⼤きく改善しております。⼀⽅で、CACは広告投資を強化した結果、上昇

しておりますが、ユニットエコノミクスは引き続き好調な⽔準でコントロールできているかなとか

考えています。

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続いて決済関連の状況についてご説明いたします。

現在、当社の⽉額利⽤料の構成⽐として、主⼒のPOSに次ぐ⽐率を占めているのがキャッシュレ

ス決済のカテゴリーです。当社は、主要なキャッシュレス決済⼿段のほぼ全てに対応するマルチ決

済端末PAYGATEを提供しております。

サービスの概要は成⻑可能性資料で詳しくご覧いただければと思いますが、こちらのスライドの内

容は今回の通期決算から初めて公表する決済関連のKPIサマリーとなっております。

これまでも投資家の皆様から、決済領域の情報の拡充やクロスセルの進捗が⾒える指標開⽰を求め

る声が多く、いただいておりました。そのご要望も踏まえ、まずは現状理解いただく形で、加盟社

数ARPA、クロスセル率といった指標を今回初めて開⽰しております。

2025年4⽉期はARRが17億9,000万円、前年同期⽐で⾔うとプラス52.7%。加盟社数は1万

4,258社、ARPAは1万219円、クロスセル率は14.9%となっております。このクロスセル率です

が、新規既存問わず、POS有料プラン全契約に対するクロスセル率です。

今回は現状をお伝えする形でのスタートではありますが、この領域が今後より投資家の皆様にもわ

かりやすく進捗が⾒えるように、指標のさらなる充実や情報の継続的な新化に取り組んでまいりま

す。

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続いてタイムカードのKPIサマリーです。今回の成⻑可能性資料で、改めてサービス概要や市場

の状況などをまとめておりますので、ぜひ併せてご覧ください。スマレジタイムカードもストック

型収益の⼀つの柱として順調に積み上がっておりまして、ARRは6億7,600万円、前年同期⽐プ

ラス23.4%となっております。POSユーザーへのクロスセル率は12.6%と拡⼤を続けており、今

後もさらなるクロスセルの強化に取り組んでまいります。

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続いては2026年4⽉期の業績⾒通しです。売上⾼は138億円を⾒込んでおり、前年⽐でプラス

25.2%の増収を計画しております。

利益の計画についてはレンジで開⽰させていただいておりますが、これはネットショップ⽀援室の

取得に伴い、のれんの会計処理が現時点では未確定でありまして、減価償却費などを業績への影響

額が変動する可能性があるためです。

右側に配当の予想も載せております。今年は当社の創業20周年を迎える節⽬にあたり、2025年か

ら継続的な株主還元を⽬的とした初めての期末配当を実施することになりました。背景や配当性向

の考え⽅は、決算説明資料に記載しておりますので詳細はご覧いただければと思います。

今後も成⻑投資と株主還元のバランスを意識しながら、⻑期的な企業価値の向上に努めてまいりま

す。

ここからは成⻑可能性資料の内容になります。中期経営計画のARR進捗です。

ここからは、お時間の都合上、全体の成⻑可能性資料には触れませんが、重要なポイントを⼀部抜

粋してご説明いたします。

資料の37ページをご覧ください。2025年4⽉期はM&A寄与分を含みつつ、既存事業の成⻑もあ

り、86.7億円と⽬標を⼤きく上回る形で進捗しています。2026年4⽉期以降についても、⾜元の

事業の積み上げを着実に進めて。質の⾼い成⻑を引き続き⽬指していきたいと考えております。

続いてこの1年を振り返って、当社の成⻑戦略でも⼤きいな動きがあった領域、中計で掲げている

具体的施策との関連についてご紹介いたします。

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冒頭から繰り返しM&Aの話をしておりますが、2024年12⽉にECに特化したサービスを提供す

るネットショップ⽀援室を⼦会社化しました。EC事業者の業務効率化と収益拡⼤を⽀援するサー

ビスを有し、売上⾼の約90%がサブスクリプション型の収益モデルとなっております。

本サービスの⽴ち位置をお伝えするべく、成⻑可能性資料で図解でも⽰しております。⼀般的に

EC関連というと、BASEさんのようなモールのイメージが強いかと思いますが、主⼒サービスで

あるアシスト店⻑はEC運営業務の後ろ側を⽀援するようなSaaSプロダクトとなっております。

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カートシステムや各種モール、物流、そして店舗のPOSレジともデータを繋ぐ基盤となり、POS

とEC双⽅の強みを⽣かした戦略をさらに強化したいと考えております。

そして、このEC関連企業とのグループ化をきっかけとして注⼒領域を再整理しました。その結

果、中期経営計画の中で強化施策であった市場細分化戦略を、EC事業者へのアプローチに変更し

ております。

⻑期計画のARR300億円を狙う上で、重要な顧客単価の拡⼤施策として、急成⻑中のキャッシュ

レス決済や、今回再度フォーカスしたEC関連サービスなどに注⼒する予定です。

当社はPOSレジ単体の提案にとどまらず、決済や勤怠管理、顧客管理、モバイルオーダー、券売

機といった関連領域にも視野を広げ、ニーズに応じた最適なソリューションを柔軟に提案する取り

組みを進めています。

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最後に昨⽇公表した役員⼈事に関してもこの場で改めてご報告させていただきます。

2025年7⽉29⽇開催予定の第20期定時株主総会の終結のときをもって、現会⻑の⼭本と副社⻑

の湊は取締役を退任する予定であり、スマレジは新経営体制へ移⾏します。⼭本と湊は当社の主⼒

であるPOSレジを2011年に⽴ち上げ、10年以上当社の取締役として経営を携わり、企業価値向

上に寄与してまいりました。

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次の世代へと⼭本からバトンを受けた私が取締役の髙間舘、そして新たに取締役に迎える⾼橋、執

⾏役員のメンバーとともに、企業として新たなフェーズへ向かいます。

この6⽉、執⾏役員のメンバーとして岡⽥が新たに加わりました。2019年より6年間私が務めて

いたCTOという役割を任せることにした岡⽥は、副社⻑の湊からスマレジアプリの開発業務を引

き継ぎ、当社のアプリのクオリティとスピードを⾼い⽔準で両⽴させてきました。2021年には

CTO室というものが発⾜して、開発部⾨を横断した課題解決を牽引する主要メンバーとして活躍

し、社内の信頼を集めています。

取締役候補者の⾼橋については2023年に⼊社しまして、決済部⾨を起点に現在は営業全体の部⾨

⻑として束ねております。⾼橋を中⼼としてクロスセルファーストの⽅針を明確に掲げて、提案⼒

の底上げを図っていきます。

そしてこの度、新たな経営体制への移⾏を円滑に進めるために、取締役を退任予定の⼭本、湊の両

名を含め創業時からのメンバーをアドバイザリーボードとして選任しました。

新たな経営体制のもと成⻑ドライバーとなる事業領域の強化と、次の10年に向けた企業基盤の進

化に取り組んでいこうと思っております。

こうした取り組みの⼀環として、株式会社ABEJAの岡⽥⽒を社外取締役候補者として挙げており

ます。今回の成⻑可能性資料では当社のAI戦略も公表しております。ABEJAの特徴は、AI、SaaS

に早期から取り組み、ソフトウェアとAIの組み合わせによるプロダクト開発や、各顧客課題の解

決に注⼒してきた点です。岡⽥⽒の知⾒や助⾔を得て、当社のAI戦略を⼀緒に育てていきたいと

考えております。以上、2025年4⽉期の総括として私からご説明いたしました。

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質疑応答

司会 [M]:それではここからQ&Aセッションを始めたいと思います。お時間の許す限り、できる

だけ多くのご質問にお答えしていきます。それでは宮﨑さん、髙間舘さん、よろしくお願いしま

す。

髙間舘 [M]:はい、こんにちは。取締役の髙間舘です。ここからは私も⼊りまして皆様からのご質

問に回答していきたいと思います。まずは事前登録いただいた質問から回答したいと思います。⼀

つ⽬ネットショップ⽀援室に関する質問をいただいております。

質問者 [Q]:どうしてネットショップを買収することにしたのでしょうか。また、PMIの合併後の

統合とシナジー効果はどのように進んでいるでしょうかとご質問いただいております。買収⽬的に

関して宮﨑さん、お願いします。

宮﨑 [A]:ネットショップ⽀援室の買収⽬的ですが、EC戦略を加速したいという思いがあり、そ

れによって競合優位性が上がると感じたためです。EC機能の強化、特にECとオフライン、店舗

ですね、に特化した在庫とか受注管理システムを展開するネットショップ⽀援室を買収すること

で、スマレジのEC機能を強化して、競合優位性を⾼めることを⽬指しておりました。

加えて、店舗とECの連携ソリューションを提供することで、EC強化を⽬指す店舗事業者や、オ

ムニチャンネル化のニーズに対応しようと考えていました。またPOSとのセット販売によって、

受注だとか、在庫管理、CRM機能を組み込んだ⾼単価の提案も実現できると考えております。

髙間舘 [A]:PMIと合併後の統合シナジー効果というところを私から説明いたします。昨年の12

⽉にネットショップ⽀援室を完全⼦会社化したんですけれども、PMIは順調に進⾏しておりまして

段階的にフェーズを分けて進めております。

システムおよびデータ基盤の統合と最適化を実施中でして、マーケティングおよび販売戦略策定も

進⾏しております。具体的には今期からミニマム、システム上のそのミニマム連携のところを終わ

らせて販売を実際にスタートしていくところと、リブランディングを⾏う予定になっております。

シナジーのところですが、すでにARRの積み上げには寄与しているんですが、実際2025年4⽉

期のARRは⽬標を⼤幅に上回る86億7,000万円に達しております。そのうち、M&Aすることに

よって寄与した分が6億7,000万円と。今後展望としては、資料にも記載しておるんですけれど

も、フェーズを分けてフェーズ2、今期の後半からになると思うんですけれども、各種機能のさら

なる強化とPOSとのクロスセルアップセルによる顧客単価の向上を⽬指してまいります。基本視

点としては決済と同じなんですけれども、POSの顧客基盤に対して提供商材を増やすと、クロス

セルが軸になってくるところかなと思います。

今期の事業設計計画では実際にクロスセルを開始して、シナジーを⾒まして、グループ全体の成⻑

率を上回るぐらいのトップラインの伸びを期待しております。

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髙間舘 [M]:では次の質問に参りたいと思います。

質問者 [Q]:決算説明資料内FY2025、3クォーターから連結決算とありますが、(詳細2ページ参

照)です。詳細とはどの資料を指すのでしょうかという質問をいただいております。宮﨑さん、よ

ろしいですか。

宮﨑 [A]:はい。同じく決算説明資料2ページの⽬次、囲みの箇所に記載しています注記を指して

おります。2024年12⽉の当社の第2四半期決算のタイミングでM&Aを公表し、12⽉末より連

結を開始しています。さらに詳しく、過去から経緯をたどっていただく場合は、第2四半期、第3

四半期の資料も併せてご確認いただけると、より理解を深められるんじゃないかと思います。

髙間舘 [M]:ありがとうございます。続きましてご質問いただいております。

質問者 [Q]:プライム市場への上場市場区分変更の⾒通しはといただいております。宮﨑さん、こ

ちらもよろしいでしょうか。

宮﨑 [A]:はい。プライムへの市場変更は視野には⼊れておりますが、具体的なタイミング等は未

定となります。

髙間舘 [M]:はい、簡潔にありがとうございます。続きましてこちらZoomからいただいたご質

問です。

質問者 [Q]:これまでの決済の加盟者数の増加ペースは、どのようなペースで来ていますでしょう

か。新規でPOSレジの有料会員になる店舗のうち、どのくらいの⽐率で御社の決済サービスを利

⽤するのでしょうか。また、決済ARPUの今後の成⻑のヒントをいただければと思います。

髙間舘 [A]:これは私から、増加ペースですが、当社のPAYGATEですが、開始後ここ数年着実に

導⼊が進んでいまして、2025年度末で1万4,000社強という数字を発表させていただきました。

加盟社数は順調に増加しているところなんですが、特にPOSサービスとのクロスセルを中⼼とし

た新規顧客の獲得が⼤きな成⻑ドライバーになっておりまして、増加ではないかもしれないですけ

ど、獲得で⾔うと事業全体のその伸び率を上回るぐらいの獲得は⾏っています。

今⾜元で、ロイヤルゲートの事業買収させていただいたんですけど、ロイヤルゲート時代の顧客か

らの現在のパッケージプランとかっていうものにどんどん⼊れ替わっていっているところがあっ

て。それに伴って獲得⾃体は上回る獲得も⾏っているんですけども、社数の伸び率⾃体はそこまで

届いてないかなというような状況です。

今回の資料で初めて決済関連のKPIを公開させていただいたんですけれども、今後は徐々に適切

なKPIの開⽰を⾏っていきたいなと思っていまして、社内で整理を進めているところでございま

す。

新規の獲得、POSレジの有料会員になる店舗のうちどのぐらいの⽐率でというとこなんですけど

POSと決済のセット提案を徹底していまして、相当割合でクロスセルを進めていけているような

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状況ではあります。決算説明資料にもありましたが、実態としては、累計のPOSユーザーに対す

るPAYGAEの付帯率、使っていただいている率は15%程度となっておりまして、この⽐率はどん

どん向上していくかなと思っております。

最後ARPUのところですがARPUに関しては現在の⽔準から⼤きくなるとは考えていなくて、例

えば倍になるとかいうものではなくて、POS同様に徐々に向上してくれるかなと思っておりま

す。

髙間舘 [M]:続きましてZoomからいただいた質問です。

質問者 [Q]:⼭本会⻑や、湊副社⻑の退任理由を教えてください。こちら宮﨑さんお願いします。

宮﨑 [A]:はい。難しいですね。⼭本が代表に就任してから14年経ちまして、そろそろ世代交代

だろうというのは本⼈が数年前から⾔っていましたと。⼭本からは経営にはチャレンジが必要と。

私は10個ぐらい違うんですけども、たくさんチャレンジできるというところで、それを期待して

いますというのでバトンを託されました。今後は引き続きアドバイザリーボードとしてサポートを

していただくような予定をしています。ちょっと退任理由が僕、本⼈じゃないので、全てわかんな

くて、こういった形の回答とさせてください。

髙間舘 [M]:はい。ありがとうございます。

質問者 [Q]:開⽰されているGMVは収益との相関性はどの程度あるのでしょうかといただいてい

ます。決算説明資料の26ページのGMVですね。こちら宮﨑さんですか。

宮﨑 [M]:これ収益っていうのはPAYGATEの収益の話ですか。

質問者 [Q]:とか含めて売上にどう相関するんですか。

宮﨑 [A]:開⽰しているGMVに関しましては、スマレジのPOSを通じた全取引量を表すようなも

のでして、収益との関係は⼀部限定的な側⾯があります。

⼀⽅当社の⾃社サービスの決済サービスPAYGATEから得られる収益は、加盟店のGMVに⽐例す

る形になります。ですが、このPOSのGMVですけども、他社の決済サービスの取引も多く含ま

れております。

従って、GMV⾃体はPOSの利⽤規模の広がりを⽰しまして、あくまで参考指標として位置づけて

おりまして、GMVの成⻑イコール決済の売上成⻑みたいな単純な相関ではないと考えておりま

す。

⼀⽅でスマレジ利⽤店舗におけるキャッシュレス⽐率っていうのは年々⾼まっておりまして、現在

58.9%まで上昇しております。今後もPAYGATEサービス、決済サービスですね、さらに進めてい

くことによって、より収益性の⾼い部分との連動度合いも⾼めていきたいと考えております。

質問者 [Q]:では続きまして、有料店舗数の伸びが前期と⽐較すると弱くなっているように⾒えま

す。御社の⾒解や今後の対策について伺えますでしょうか。

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髙間舘 [A]:これは私から。新規契約数は割と順調に推移していたんですが、社内で分析をしてい

ったところ前期、割とリオープンの需要の膨らみがあってその反動もややあるのではないかという

ところで、純増ベースは前年をやや下回る結果となってしまいました。

前期はコロナ明けの本格的な需要回復っていう局⾯があって、⼀時的に店舗の開業ですとか再契約

の動きが活発だったという外部要因が⼤いにあったのかなと捉えておりまして、合わせて前期に関

しては⼤型案件を⽐較的取れていたというところがあったのでその反動でやや下がってしまった、

この4Qに関してそれはあるかなと思います。

⼀⽅で⾜元、新規の獲得プロセス⾃体は好調に推移していまして、リードから成約に⾄るコンバー

ジョンっていうのは堅調に推移しています。転換率もかなり改善してきております。解約率につい

ても発表している通りで⼤きな変更はないんで、安定した基盤の維持というのが続いていくのかな

とは思います。

⺟数が⼤きくなってきているので、どうしても率は下がりがちになってしまうんですけれども、き

ちんと獲得に関しては今後も作⽥で増やしていけるように頑張っていきたいなと思っております。

質問者 [Q]:続きまして、年間のPOSレジの有料新規顧客の中で、EC事業も⾏っている顧客割合

はどの程度でしょうかという質問をいただいております

髙間舘 [A]:こちら、ネットショップ⽀援室買収でその事業とのシナジーがどれぐらいあるのかと

いう質問だと思いますが。これ実際にM&Aする前のデューデリ段階で詳細に調べているんですけ

れども、POSの有料契約をいただいたお客様の中で、⼤体10%ぐらいはECのツールを使えうる

ようなお客様がいらっしゃるというところなので。そういう意味では相当数、ネットショップ⽀援

室のシステムをすすめ、ご案内していけるだけの⺟数があるのかなと思っております。

今期から本格的にクロスセルを進めていく計画にありますので、その10%程度のPOSのところに

ご案内を進めていくというところです。これも決済と同様ですが、毎⽉の新規のPOSの新しく契

約いただくユーザーの⽅に対してフローでおすすめしていって導⼊してもらうというところを⼤き

な成⻑ドライバーにしたいなと考えております。

髙間舘 [M]:はい。では次の質問です

質問者 [Q]:他社POS顧客の移⾏費⽤が発⽣している背景について意⾒について解説くださいと

いう質問をいただいております。これ宮﨑さんから。

宮﨑 [A]:これなんですけども、ちょっと表現がわかりにくくて申し訳ありません。他社POSっ

て何かっていうと、他社でもモバイルPOSの事業を展開されている会社さんが、いくつかあると

思うんですけども。事業撤退に伴いアカウントをどうしようっていうご相談とかがありまして、そ

れをわれわれスマレジで引き受けるよっていうもののアカウントを買い取らせていただいたという

ような費⽤でございます。

髙間舘 [M]:はい。ありがとうございます。では続きましていただいている質問です。

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質問者 [Q]:ネットショップ⽀援室のサービスは、今後もこのまま継続して提供されるのでしょう

か、それともスマレジに統合されていくんでしょうかとございます。

髙間舘 [A]:資料にも記載をしていたんですが、リブランディングは検討しておりまして、それは

サービス名ですとか、価格帯ですとかっていうところも含めた再検討を予定しております。具体的

には今期中には何らかの変更がなされるかなと思っておりますので。

ただ、重視しているのは、いかにスマレジユーザーの⽅に使ってもらいやすいシステムになるかと

いうところを重視しておりますので、例えば名称のところですとか、あと連携、システム上の連携

のところとかっていうのは、最⼤限に使いやすいようなセッティングをしていきたいなと思ってい

ます。

質問者 [Q]:前期は⼤型案件の獲得がそれほど多くなかったということですが、年間の獲得⽬標な

どは設定されているのでしょうか。あくまでもインバウンドで獲得したリードへの対応ということ

なのでしょうかと。はい、これ宮﨑さんからお願いします。

宮﨑 [A]:獲得⽬標は内部ではありますが、すごく多く配分を振っているわけではありません。と

いうのも契約までに、成約のリードタイムが6カ⽉から5年ぐらいのスパンになりますと。なの

で、直近1年はリードを温めていたっていうのと、中⼤型案件はどうやってクロージングするのか

なとかっていうところで内部の組織を育てていたっていうところなんで、徐々に出てくるんじゃな

いか、成果が出てくるんじゃないかなと考えています。

インバウンドかっていう話ですけども、もちろんインバウンドも多くありまして、今までだとカス

タマイズあるんで、すいませんできませんっていうような回答だったんですけれども、少しのカス

タマイズで多く取れるんであれば検討しましょうっていうので、リストとして、したためているよ

うな状態です。

同時にアウトバウンドで獲得っていうのも⼀部はやっていますが、獲得効率の問題で、踏むか踏ま

ないかっていうのは検討中の段階です。

前期2025年4⽉期から中⼤型案件の施策というものを中計にも書かれていますが、始めていまし

て、それ⾃体はパイプラインとしては積み上がってきている状態なので。ただそれが前期、2025

年4⽉期中になかなか刈り取りが難しいのがあって。ただ継続してそちらのナーチャリングを進め

ていますし、どっかのタイミングで取っていくと思っております。

質問者 [Q]:続きましてアドバイザリーボードとしてのサポートは得られるものの、取締役陣は少

数精鋭になられます。御社の⾒解として、より強化していきたい⼈材領域などはあるとお考えでし

ょうか。今の布陣で⼗分だとのご⾒解でしょうかといただいています。これ宮﨑さんお願いしま

す。

宮﨑 [A]:はい。強化していきたいところは⼭本、湊の領域は今までありましたと。新たに追加と

いうか新任で追加された地引の決済領域に関しては、これから頑張っていかないといけないので、

強化していきたいような領域ではあります。

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同時に先ほどご質問にもありましたけども⼤型案件の話がありましたと。⼤型案件を取るときに、

インバウンド営業主体であったわれわれのボトルネックが営業⼒になるので、そのあたりは⼒を⼊

れていきたいなと考えております。

質問者 [Q]:続きまして、AIの領域について、社⻑の今の構想を聞かせてください。はい、宮﨑さ

ん、社⻑の今の構想をお願いします。

宮﨑 [A]:成⻑可能性資料にも⾔及させていただいたんですけども、簡単に分けて社内の効率化と

プロダクトへの反映っていうことになります。

社内への反映であれば、われわれカスタマーサポートをほぼ⾃前で正社員でやっているんですけど

も、そこの効率化、省⼒化はすごく効くんじゃないかなと思います。例えば顧客対応の履歴1万件

をのませて、新⼈のカスタマーサポートの⼦が⼊ってもすぐに対応できるような体制って作れると

思いますし。今までのチャットボットっていうのは、何て⾔うんですかね、分岐を作りまくって回

答するような、あんまりよくないものだったんですけど、⽣成AIの台頭によりそのあたりがかな

り100倍ぐらい差が出ると思っているので、そのあたりは活⽤できるかなとは思っています。

プロダクトにおいて今、売上予測であったりとか⽴⽅とか、飲⾷店とか⼩売店っていう店⻑さんが

やるような、少し考えるような業務においてはAIは現時点でも⼗分カバー可能だと思っているの

で、その領域には直近で踏み込んでいきたいと考えています。

加えて社外取締役候補者のABEJAの岡⽥⽒が参画することによって新たな知⾒も得られますし、

最新事例の共有だとか、そういうところは常にキャッチアップできる体制になると思うので、それ

を考えながら当社に合った戦略を進めていきたいなと考えています。

髙間舘 [M]:はい。ありがとうございます。では次の質問に参ります。

質問者 [Q]:来期の広告宣伝費⽐率についても、今期同様の割合(今期9.8%)を想定しておけばよろ

しいでしょうかといただいております。

髙間舘 [A]:来期ですね、少し増えそうかなと思います。その理由というのが、クォーターごとに

広告宣伝費出していると思うんですけど、それ⾒ていただくとわかる通りなんですが、特に2025

年4⽉期の後半ですね、後半かなりの広告宣伝費が増えています。特にリード獲得⽬的のものの広

告宣伝費が増えていると思うんですけど、この説明会で多々発⾔はしてきたんですが、リード獲得

から成約に⾄る転換率の改善が進んできたこともあって、出稿できる幅余地がだいぶ増えてきたと

いうところがあります。

なので前下期に関しては、リード獲得⽬的の広告宣伝費をちょっと強化して、繁忙期というものも

ありましたけれども、多数のそのリードの獲得を進めてきたという背景があります。その傾向が今

期⼊ってからも基本的には続くというところがございますので、その⽔準が今期に関しては続くと

いうところで、やや広告宣伝費率に関しては増えると思います。何%かは⾔えません。

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質問者 [Q]:続きましてコスト構造をご質問いただいています。来期も販管費の基本的なコスト構

造は変化しないという前提でしょうかといただいております。

髙間舘 [A]:先ほどの広告宣伝費の話にも繋がってくるんですが、やや広告宣伝費が増加すると⾔

ったもの、それが⼤幅にその倍になるとかっていう計画はもちろん考えていませんでして、基本的

なコスト構造は変化しないと考えていただいてよろしいかなと思います。

髙間舘 [M]:はい、では質問がないようですので、⼀旦以上ということで。

ただ今をもちまして質疑応答Q&Aを終了します。たくさんのご質問ありがとうございました。で

は、最後に宮﨑さん、締めの⼀⾔よろしいでしょうか。

宮﨑 [M]:はい。代表就任後、初の通期を順調に迎えることができました。皆様のご⽀援に感謝

し、これからの成⻑にもご期待ください。本⽇はお忙しい中ご参加いただき誠にありがとうござい

ました。

司会 [M]:ここでIRからのお知らせです。当社では、最新のIR情報をニュースレターやLINEで

もお知らせしております。毎⽉配信していますので、ぜひご登録をお願いいたします。

これをもちまして、2025年4⽉期通期決算説明会を終了いたします。本⽇は最後までご視聴いた

だき、誠にありがとうございました。引き続きご⽀援のほどよろしくお願いいたします。

[了]

脚注

1. ⾳声が不明瞭な箇所に付いては[⾳声不明瞭]と記載

2. 会話は[Q]は質問、[A]は回答、[M]はそのどちらでもない場合を⽰す

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