Source document
Loading sections…
Sections in this filing
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 · MD&A
2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。(1)財政状態及び経営成績の状況 当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、雇用や賃金の増加に加え、改元効果や消費税増税前の駆け込み需要による消費が増加いたしました。一方、米中の貿易摩擦が長引くことによる世界経済の減速や、それに伴う株安やリスク回避の円高が進む可能性が高まりつつあり、景気の先行きは不透明なものとなっております。 当社の属する情報サービス産業界においては、政府が発表した「世界最先端デジタル国家」の創造に向けたIT戦略において、行政サービス、市町村を含む地方公共団体、民間産業分野でのICTを活用したデジタル化をIoT(モノのインターネット化)、AI(人工知能)、クラウドコンピューティング、ブロックチェーン等の技術基盤で整備することにより、地域の活性化、企業活動の高度化、生産性の向上に向けた取り組みが始まっております。また、企業においては、人手不足の深刻化と働き方改革を背景に省力化・合理化を積極的に行う傾向にあり、ソフトウェア投資が拡大していくことが予測されます。 このような状況の中、当社は、AIやIoT分野において業務提携や販売提携を積極展開することで市場シェアの拡大を目指し、ノウハウの集積、業務効率向上、お客様への新しいソリューションの提案活動等に取り組んでまいりました。 この結果、当社の当第2四半期累計期間の売上高は、14億69百万円(前年同期比2.6%増)となりました。利益面につきましては、営業損失67百万円(前年同期は79百万円の損失)、経常損失64百万円(前年同期は76百万円の損失)、四半期純損失67百万円(前年同期は80百万円の損失)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 「エンタープライズソリューション事業」 各業種向けの派遣常駐型システム開発及び受託請負型システム開発案件において、継続受注の更改は堅調であるものの、新規受注案件の規模縮小や技術者の確保が困難だったことなどの影響がありましたが、「kintone」(サイボウズ株式会社が提供するビジネスアプリ作成クラウド)による基幹システムの売上は順調に伸びております。さらに、BIツール関連商品につきましても受注件数が増加したことにより、売上高は9億8百万円(前年同期比4.4%減)となりました。 「IoTインテグレーション事業」 昨年度、Advantech Co.,Ltd.と業務提携したことにより、当社が展開するIoTプラットフォーム「Konekti®(コネクティー)」と、同社が展開するWISE-PaaS及びSRP(Solution Ready Platform)ソリューションを用いて、インダストリアル(製造業)分野へ注力し、プライベートセミナーの開催やイベントへの出展を行い、その結果、新規案件と追加案件の受注件数が共に増加いたしました。また、医療機関向け自動再来受付システムや医療費自動精算システムの改元対応による受注増、自動車搭載セキュリティシステムのロイヤリティ収入等が堅調に推移したことにより、売上高は5億61百万円(前年同期比16.5%増)となりました。 財政状態の分析は、次のとおりであります。(資産) 当第2四半期会計期間末における流動資産は37億17百万円となり、前事業年度末に比べ3億51百万円減少いたしました。これは主に受取手形及び売掛金が2億50百万円減少し、仕掛品が49百万円増加したこと等によるものです。固定資産は4億30百万円となり、前事業年度末に比べ37百万円増加いたしました。これは主に投資有価証券が34百万円増加したこと等によるものです。 この結果、総資産は41億48百万円となり、前事業年度末に比べ3億13百万円減少いたしました。(負債) 当第2四半期会計期間末における流動負債は4億97百万円となり、前事業年度末に比べ1億58百万円減少いたしました。これは主に買掛金が44百万円、未払法人税等が26百万円、その他流動負債が90百万円減少したことによるものです。固定負債は10億74百万円となり、前事業年度末に比べ60百万円減少いたしました。これは主に長期借入金が60百万円減少し、長期未払金が2百万円減少したこと等によるものです。 この結果、負債合計は15億72百万円となり、前事業年度末に比べ2億19百万円減少いたしました。(純資産) 当第2四半期会計期間末における純資産合計は25億76百万円となり、前事業年度末に比べ93百万円減少いたしました。これは主に四半期純損失の計上および配当金の支払いによる利益剰余金の減少94百万円によるものであります。 この結果、自己資本比率は62.1%(前事業年度末は59.8%)となりました。 (2)キャッシュ・フローの状況 当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末と比較して1億33百万円減少し、31億17百万円となりました。 当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は次のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動の結果得られた資金は、13百万円(前年同期比84.2%減)となりました。これは主に売上債権の減少による収入2億50百万円、たな卸資産の増加による支出54百万円、仕入債務の減少による支出44百万円、税引前四半期純損失63百万円によるものです。(投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用された資金は、57百万円(前年同期比234.4%増)となりました。これは主に業務提携先の転換社債型新株予約権付社債