経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 · MD&A
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1) 経営成績等の状況の概要当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況当事業年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続くなか、引き続き緩やかに回復してきました。しかしながら、通商問題を巡る緊張等の海外経済の不確実性や地政学上のリスクに加え、新型コロナウイルス感染症の拡大が世界経済に大きな影響を与え、景気の先行きは不透明さを増していくことになりました。当社を取り巻く情報サービス産業においては、デジタルトランスフォーメーションに代表される新たなデジタルビジネスの創造や革新の流れの中で、AIやIOTといった最新テクノロジー分野への対応やセキュリティ対策の重要性が高まっております。また、新技術の高度化、多様化に対応するための技術者不足も課題となるなか、情報サービス産業に対する需要はますます拡大しております。このような中、当社はソフトウェア開発事業として、従来からの"Traditional IT Business"の維持・拡大を図りつつ、これからの"Digital Business"への参入を推し進め、これら二つを両立させる「バイモーダルなデジタルビジネスカンパニー」を目指す新中期経営計画「+transform」を揚げてスタートし、これを達成すべく、各重点課題に取り組んでおります。この結果、当事業年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a. 財政状態当事業年度末の資産合計は、前事業年度に比べ346百万円増加し、6,492百万円となりました。当事業年度末の負債合計は、前事業年度に比べ123百万円増加し、3,052百万円となりました。当事業年度末の純資産合計は、前事業年度に比べ223百万円増加し、3,440百万円となりました。 b. 経営成績当事業年度の経営成績は、売上高6,193百万円(前期比0.3%減)、営業利益500百万円(前期比4.9%増)、経常利益509百万円(前期比4.9%増)、当期純利益343百万円(前期比5.8%増)となりました。 なお当事業年度におけるセグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。当事業年度より、従来の「BPOエントリー事業」から「BPO事業」へとセグメントの名称を変更しております。なお、当該セグメントの名称変更によるセグメント情報に与える影響はありません。 (a) ソフトウエア開発事業ソフトウエア開発事業は、市場動向を鑑みビジネスの選択と資源の集中を徹底した結果、売上高6,051百万円(前期比0.5%減)、売上総利益938百万円(前期比0.4%減)となりました。 (b) BPO事業BPO事業は、案件獲得が増加したことにより売上、利益面ともに前期を上回った結果、売上高142百万円(前期比10.2%増)、売上総利益10百万円(前期は売上総利益0百万円)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ299百万円増加し、当事業年度末には2,860百万円となりました。当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動の結果獲得した資金は424百万円(前年同期は410百万円の獲得)となりました。収入の主な要因は税引前当期純利益510百万円、退職給付引当金の増加89百万円、未払消費税等の増加35百万円であり、支出の主な要因は未払金の減少57百万円、法人税等の支払172百万円であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動の結果使用した資金は17百万円(前年同期は2百万円の使用)となりました。主な要因は有形及び無形固定資産の取得による支出13百万円及び差入保証金の差入による支出5百万円であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動の結果使用した資金は106百万円(前年同期は105百万円の使用)となりました。これは配当金の支払によるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績当事業年度より、従来の「BPOエントリー事業」から「BPO事業」へとセグメントの名称を変更しております。なお、セグメント名称変更によるセグメント情報に与える影響はありません。a. 生産実績当事業年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称金額(千円)前期比(%)ソフトウエア開発事業6,051,27499.5BPO事業142,035110.2合計6,193,30999.7(注)1.金額は販売価格で表示しております。2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 b. 受注実績当事業年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称受注高(千円)前期比(%)受注残高(千円)前期比(%)ソフトウエア開発事業6,007,01499.01,320,63596.8BPO事業142,171100.922,688100.6合計6,149,18699.11,343,32396.8(注)1.金額は販売価格で表示しております。2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 c. 販売実績当事業年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称金額(千円)前期比(%)ソフトウエア開発事業6,051,27499.5BPO事業142,035110.2合計6,193,30999.7(注)最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとお