経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 · MD&A
2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。 当社グループは、第1四半期連結会計期間よりIFRS第16号「リース」(以下「IFRS第16号」)を適用しております。IFRS第16号の適用による影響については、「第4 経理の状況 1 要約四半期連結財務諸表 要約四半期連結財務諸表注記 3.重要な会計方針」に記載しております。 (1) 経営成績等の状況の概要① 経営成績の状況 当連結会計年度より、「営業利益」から「減損損失」及び「その他の収益・費用」を除いた経常的な収益力を示す指標として「事業利益」を採用しております。 また、前第2四半期連結会計期間において行われたリコーメディカル Inc.の企業結合に係る暫定的な会計処理、及び前第3四半期連結会計期間において行われたビステラ Inc.の企業結合に係る暫定的な会計処理が前連結会計年度末に確定しており、前第3四半期連結累計期間について、暫定的な会計処理の確定による取得原価の当初配分額の見直しが反映された後の遡及修正後の数値を用いて比較を行っております。(単位:百万円) 前第3四半期連結累計期間当第3四半期連結累計期間増減額増減率売上収益948,0741,028,75880,6838.5%研究開発費投資前事業利益237,117310,26573,14830.8%事業利益100,825156,32655,50055.0%営業利益96,984155,83058,84560.7%税引前四半期利益98,945151,57452,62853.2%四半期利益80,577114,89234,31542.6%親会社の所有者に帰属する四半期利益78,104111,51933,41542.8% 研究開発費136,291153,93917,64712.9%減損損失25,288400△24,887△98.4% 当第3四半期連結累計期間における売上収益は、医療関連事業におけるグローバル4製品(「エビリファイメンテナ」、「レキサルティ」、「サムスカ/ジンアーク」、「ロンサーフ」)等の売上収益の増加が貢献し1,028,758百万円(前年同四半期比8.5%増)となり、研究開発費投資前事業利益は310,265百万円(同30.8%増)となりました。また、AVP-786、超音波腎デナベーション治療デバイス、センタナファジン、「レキサルティ」、TAS-120、ビステラ社開発品による開発費が増加したことから研究開発費は153,939百万円(同12.9%増)となり、その結果、事業利益は156,326百万円(同55.0%増)となりました。 営業利益につきましては155,830百万円(同60.7%増)、四半期利益は114,892百万円(同42.6%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は111,519百万円(同42.8%増)となりました。 なお、当第3四半期連結累計期間における減損損失は、400百万円(同98.4%減)でした。 セグメントの業績は次のとおりです。(単位:百万円) 医療関連事業ニュートラシューティカルズ関連事業消費者関連事業その他の事業調整額連結売上収益672,679253,23325,763106,523△29,4411,028,758事業利益132,58936,8808,0268,386△29,556156,326 (参考-前年同一期間)(単位:百万円) 医療関連事業ニュートラシューティカルズ関連事業消費者関連事業その他の事業調整額連結売上収益590,292256,64226,197104,866△29,923948,074事業利益76,31136,3578,6577,985△28,486100,825 (医療関連事業) 当第3四半期連結累計期間における売上収益672,679百万円(前年同四半期比14.0%増)、事業利益は132,589百万円(同73.7%増)となりました。 <主要製品の状況>●グローバル4製品 当社がグローバル4製品と位置付ける持続性抗精神病薬「エビリファイメンテナ」(「Abilify Maintena/エビリファイ持続性水懸筋注用」)、抗精神病薬「レキサルティ」、V2-受容体拮抗剤「サムスカ/ジンアーク」、抗悪性腫瘍剤「ロンサーフ」の売上収益の合計は、前年同四半期比37.5%増の271,046百万円となりました。 ・持続性抗精神病薬「Abilify Maintena/エビリファイ持続性水懸筋注用」 グローバルでの統合失調症治療薬としての有効性の訴求と製剤の利便性に対する認知向上に加え、2017年に米国において効能追加となった双極性障害治療薬としての処方拡大が引き続き貢献し、売上収益は前年同四半期比18.0%増の74,849百万円となりました。 ・抗精神病薬「レキサルティ」 大うつ病補助療法及び統合失調症治療薬として販売する米国では、両疾患における新たな治療選択肢として有効性と安全性に対する高い評価を受け、売上収益は順調に増加しています。統合失調症治療薬として販売する日本では、2019年5月より処方日数制限が解除され、処方数が大きく伸長しています。欧州においても、2019年4月から順次販売を開始しました。これらの結果、売上収益は前年同四半期比31.6%増の64,174百万円と大幅な増収となりました。 ・V2-受容体拮抗剤「サムスカ」 日本において、各種ガイドラインにおける高い推奨を受け心性浮腫・肝性浮腫治療薬としての処方拡大に貢献しました。また、腎臓の難病である常染色体優性多発性のう胞腎(ADPKD)治療薬としても、診療ガイドラインに基づいた適正使用の推進や疾患啓発活