経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 · MD&A
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおり であります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、輸出や生産の一部に弱さがみられるものの、政府による各種政策効果を背景に設備投資が増加し、雇用・所得環境も改善が続くなど、緩やかな景気回復が継続しています。一方、通商問題の動向が世界経済に与える影響や、海外経済の不確実性、金融資本市場の変動の影響など、先行きは不透明な状況となっております。 首都圏のマンション市場におきましては、建設コストや地価の高騰による物件価格上昇の影響により、当連結会計年度のマンションの新規供給戸数は前連結会計年度比0.5%減の3万6,651戸となりました。また、需要面につきましては、同期間の平均初月契約率が62.0%と好調の目安と言われる70%を下回るなど減速感が強まる中、共働き世帯の増加を背景に、利便性の高い都心部や駅近の高価格帯物件の成約数が増加するなど、立地条件による物件の二極化が強まっております。(数字は株式会社不動産経済研究所調べ) 当社グループの主要事業領域である資産運用型分譲マンション市場におきましては、単身者を中心とした首都圏の賃貸需要は底堅く、購入需要についても、安定した収益が期待できる運用商品として認知度が高まり、低金利にも後押しされ、堅調な状況が続いております。 このような経営環境のもと、当社グループは、首都圏において、資産運用としての多彩なメリットを提供する「ガーラマンションシリーズ」及びファミリー向けマンションの自社ブランド「ガーラ・レジデンスシリーズ」の開発・販売の拡大、顧客サポート体制の充実、ブランド力の強化を図ってまいりました。また、中古マンション売買の拡充にも積極的に取り組み、グループ企業価値の向上に全力を尽くしてまいりました。 こうした結果、当連結会計年度は、売上高815億16百万円(前連結会計年度比21.7%増)、営業利益100億93百万円(前連結会計年度比39.4%増)、経常利益100億87百万円(前連結会計年度比39.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益65億38百万円(前連結会計年度比39.4%増)となり、売上高・利益とも過去最高を更新しました。 セグメントの業績は、次のとおりであります。(不動産開発事業) 不動産開発事業におきましては、自社ブランド「ガーラマンションシリーズ」、「ガーラ・レジデンスシリーズ」を積極的に営業展開するとともに、中古マンション1,581戸を販売した結果、ワンルームマンション売上高523億9百万円(2,186戸)、ファミリー向けマンション売上高139億35百万円(276戸)、その他収入64億51百万円となり、不動産開発事業の合計売上高726億96百万円(前連結会計年度比22.0%増)、セグメント利益85億2百万円(前連結会計年度比43.7%増)となりました。 (不動産管理事業) 不動産管理事業は、管理物件の増加等により、売上高26億6百万円(前連結会計年度比11.6%増)、セグメント利益8億52百万円(前連結会計年度比0.8%減)となりました。 (建設事業) 建設事業は、外部受注が順調に推移し、売上高53億68百万円(前連結会計年度比26.3%増)、セグメント利益6億54百万円(前連結会計年度比69.4%増)となりました。 (旅館事業) 旅館事業については、宿泊者数が概ね順調に推移し、売上高8億45百万円(前連結会計年度比0.6%減)、セグメント利益35百万円(前連結会計年度比30.5%減)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ9億26百万円減少し、127億54百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動により支出した資金は5億99百万円(前連結会計年度は23億4百万円の支出)となりました。主な収入は、税金等調整前当期純利益100億87百万円であり、主な支出は、たな卸資産の増加額97億53百万円、法人税等の支払額25億4百万円であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動により支出した資金は96百万円(前連結会計年度は2億57百万円の収入)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動により支出した資金は2億29百万円(前連結会計年度は8億34百万円の収入)となりました。主な収入は、事業用地の購入資金対応のための長期借入れによる収入92億30百万円、短期借入金の純増加額3億32百万円であり、主な支出は、プロジェクトの完了等に伴う長期借入金の返済による支出88億70百万円、配当金の支払額9億15百万円であります。③生産、受注及び販売の実績 (生産実績) 該当事項はありません。(契約実績) 当連結会計年度における不動産開発事業の契約実績は次のとおりであります。区分前連結会計年度自 2017年4月1日至 2018年3月31日当連結会計年度自 2018年4月1日至 2019年3月31日戸数(戸) 金額(百万円) 戸数(戸) 金額(百万円) 前年同期比(%)前年同期比(%)前年同期比(%)前年同期比(%)ワンルームマンション2,032105.645,675107.52,249110.754,824120.0ファミリーマンション290140.113,292158.827795.513,06898.3その他不動産--26587.9--15