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経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 · MD&A
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、緩やかな回復基調で推移してきましたが、年度の後半には新型コロナウイルス感染症の影響により足元で大幅に下押しされ、景気の先行きは不透明な状況にあります。 当情報サービス業界においては、働き方改革への取り組みなどを背景に、企業の生産性向上や業務効率化を目的としたシステムの更新投資需要は引き続き高い状態にあるものの、先行き不透明な景況感の中で投資判断には慎重さが見られました。企業のニーズは「効率的でコストパフォーマンスの高い情報システム」にあり、さらなる顧客目線でのシステム提案が求められております。 当社は、このような状況の中、自社開発・直接販売にこだわり続け、顧客企業の経営効果を実現するため、製販一体体制のもと顧客満足度を高めるべく努めてまいりました。当社の主力である統合業務ソフトウェア「OBIC7シリーズ」は、会計を中心に統合的に情報を管理するERPシステムとして、様々な業界・業種の企業に幅広く求められました。主な傾向として、大企業向けのシステム構築が引き続き順調に推移しております。業種・業務別のソリューションに関しても、製造業向け、流通業向け、サービス業向け、金融業向け等、業種を問わずシステム構築の引き合いが強まりました。システムの早期稼働につながりやすく、グループ全体の最適化やビジネス環境の変化にもスピーディに対応できるクラウドサービスのニーズにも、自社運営のクラウドセンターで提供し対応しております。また、かねてより建設していたオービック御堂筋ビル(大阪市中央区平野町)につきましても、1月に竣工し、2月に大阪本社が移転後、営業を開始いたしました。創業の地大阪に新たな活動拠点を得て、最新設備の活用や利便性の向上により、さらなるビジネス強化に寄与していくものと考えております。 この結果、当連結会計年度の連結業績は、売上高804億88百万円(前年同期比8.5%増)、営業利益432億38百万円(同14.0%増)、経常利益は460億12百万円(同9.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は350億96百万円(同8.9%増)となりました。 新型コロナウイルス感染症の蔓延に伴い、先行きは依然として不透明な状況が続くものと見込まれますが、今後も当社は、顧客第一主義のもと、よりコストパフォーマンスの高いシステム提案ビジネスに注力し業績の向上に努めてまいる所存であります。 セグメントの業績は次の通りであります。 (A)システムインテグレーション事業 主力の統合業務ソフトウェア「OBIC7シリーズ」は、統合的に情報を管理するERPシステムとして、様々な業界・業種の企業に求められました。主な傾向として、大企業向けのシステム構築が引き続き順調に推移しております。 この結果、外部顧客に対する売上高は394億65百万円(前年同期比3.8%増)、営業利益は205億12百万円(同7.8%増)となりました。 (B)システムサポート事業 主力のクラウドソリューションを中心に、ソフトウェア及びハードウェアの「運用支援・保守サービス」が好調に推移いたしました。 この結果、外部顧客に対する売上高は313億38百万円(前年同期比15.8%増)、営業利益は210億35百万円(同21.1%増)となりました。 (C)オフィスオートメーション事業 主力の業務用パッケージソフトの販売に加え、印刷サプライやオフィス家具等の販売も堅調に推移いたしました。 この結果、外部顧客に対する売上高は96億85百万円(前年同期比6.4%増)、営業利益は16億90百万円(同9.0%増)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は1,296億12百万円となり、前連結会計年度末に比べ、96億40百万円増加いたしました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果増加した資金は、319億99百万円(前年同期比7.2%増)であります。これは主に税金等調整前当期純利益が479億5百万円計上されたほか、利息及び配当金の受取額が19億32百万円計上された一方で、持分法による投資利益が34億55百万円計上されたこと及び法人税等の支払額が127億86百万円発生したことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果減少した資金は、92億38百万円(前年同期は82億9百万円の減少)であります。これは主に償却債権の回収による収入が24億98百万円発生した一方で、有形固定資産の取得による支出が124億90百万円発生したことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果減少した資金は、131億20百万円(前年同期は111億19百万円の減少)であります。これは主に配当金の支払額が131億20百万円発生したことによるものであります。 なお、今後とも資金を企業の業績伸長のため有効に使用しつつ、「効率経営」に努力をしてまいる所存であります。 ③受注及び販売の実績(A)受注実績セグメントの名称当連結会計年度(自 2019年4月1日至 2020年3月31日)前年同期比(%)システムインテグレーション事業(百万円)39,191111.2システムサポート事業(百万円)36,443117.3オフィスオートメーション事業(百万円)9,609107.2合計(百万円)85,245113.2(注)1.金額は販売価額によっております。2.上記の金額には、消費税等は含まれておりませ